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定例幹部職員会議 部局長報告事項 |
令和3年12月24日 |

〜視点をかえる 発想をひらく〜 アーツカウンシルしずおかの活動
創造性に輝く地域社会を目指して

スポーツ・文化観光部文化局文化政策課

1 要 旨
文化プログラムの実績をレガシーとし、オリンピック・パラリンピック以降も、県民の創造的な活動(アートプロジェクト)を活性化するため、文化プログラム推進委員会事務局を母体に、令和3年1月(公財)静岡県文化財団内に「アーツカウンシルしずおか」を設置した。
2 概 要
(1) アーツカウンシルとは
・人口減少、空き家問題、多様性、地場産業のブランド化など、地域・社会の課題の解決を目指す住民主体の取組を、アートマネジメントの専門家が、文化芸術の力で支援する組織
・文化を担う人材や団体の育成に向けて、様々な分野における地域活性化の事例などを紹介するセミナーや、企業とのネットワークづくり、企画から財務まで幅広い相談対応等を実施
(2) 主な事業
ア 文化芸術による地域振興プログラム
地域資源の活用や、地域の課題に対応する先駆的な取組(アートプロジェクト)を支援
<令和3年度採択プロジェクト例>
熱海怪獣映画祭 | 映画館の無い熱海市において、熱海に移住したクリエイターと地元住民が連携し、「怪獣の聖地・熱海」のブランド化を図る。 |
無人駅の芸術祭/大井川 | 大井川鐡道沿線地域にアーティストが滞在し、住民と共に作品を制作。「無人」というマイナスイメージを逆手に取り、地域の魅力の再発見や、住民の誇りの醸成に寄与する。 |
かけがわ茶エンナーレ | 「茶」と「アート」を融合させたまちづくり芸術祭。地域資源の可能性を広げて価値を高め、観光・産業・シティプロモーションにつなげる。 |
住民とアーティストが出会うきっかけをつくり、地域の魅力発信や、関係人口の増加、新たなアートプロジェクトの創出を目的に、アーティストのワーケーションを促進する。
・令和3年度実施期間:令和3年11月15日〜令和4年3月15日
 | 受入団体(ホスト) | アーティスト(旅人) |
対 象 | 県内に拠点を置く様々な団体 | アーティストやクリエイター、ディレクター等 |
応募数 | 18団体 | 223人(26都府県) |
決定数 | 16団体 | 64人(14都府県) |
ウ 各種相談実績
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