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ホーム > 組織別情報 > 知事戦略局 > 秘書課 > H31 定例幹部職員会議資料 > 令和1年12月23日 (月) 会議提出事項 > 定例幹部職員会議 部局の取組紹介

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定例幹部職員会議資料

定例幹部職員会議 部局の取組紹介

令和1年12月23日

青色LED光でミカンの腐敗を減らす貯蔵技術の開発


経済産業部農林技術研究所果樹研究センター

(件名)

青色LED光でミカンの腐敗を減らす貯蔵技術の開発経済産業部(農林技術研究所果樹研究センター)

 (要 旨)
 農林技術研究所果樹研究センターは、本県の特産である温州みかんの青色LED光を用いた腐敗軽減技術を開発した。今後、本技術の導入により長期貯蔵が可能となり、カンキツ産地の収益向上とブランド力強化が期待される。

(概 要)
1 研究の背景
(1)温州みかんは静岡県の主要品目
  ・静岡県は温州みかんを収穫後、一定期間貯蔵してから出荷する「貯蔵みかん」の産地
  ・主力品種である青島温州、寿太郎温州の収穫後の貯蔵期間は1〜3か月程度
(2)果実生産、貯蔵における課題
  ・温暖化による収穫、出荷期の前進
  ・浮皮果の発生や貯蔵時、流通時の腐敗増加

2 新たな腐敗軽減技術を開発
(1)貯蔵中に青色LED光を庫内に照射することで果実腐敗を軽減
(2)冷風貯蔵との組合せにより4月までの長期貯蔵が可能

3 技術開発による成果
 県内で現地実証を重ね、貯蔵用LEDカートラックを県内企業と共同開発、製品化

4 期待される効果
(1)市場が要求する品薄時期に有利販売でき、生産者の収益向上と経営改善
(2)新貯蔵技術による付加価値(市場評価)の向上
(3)県内光産業分野との更なる連携研究の推進

5 その他
この技術を開発した果樹研究センター果樹生産技術科の山家一哲上席研究員が、令和元年度農林水産省若手農林水産研究者表彰において、農林水産技術会議会長賞を受賞

【添付資料】

青色LED光でみかんの腐敗を減らす貯蔵技術の開発(781KB)


お問い合わせ

知事戦略局秘書課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-2202

メール:hisho@pref.shizuoka.lg.jp