

定例幹部職員会議 部局の取組紹介 |
令和5年12月25日 |

共生社会の実現を目指して 〜『共生・共育』の推進〜

教育委員会特別支援教育課

1 要 旨
共生社会の実現のため、障害のある幼児児童生徒も障害のない幼児児童生徒も、居住
する地域社会の中で、共に支え合い育つとともに、個の教育的ニーズに応じた適切な教
育「共生・共育」を推進する。
2 特別支援教育の現状
義務教育就学全児童生徒数が減少しているのにもかかわらず、特別支援教育対象児童
生徒は増加している。
3 特別支援教育総合推進体制について
以下の体制により、『共生・共育』を推進するための課題への対応策や関係機関との連
携の在り方の検討を行う。
検討会(担当者会議) | 課題への対応策及び実態調査等の検討、取組推進方策の検討 |
推進会議(課長級会議) | 特別支援教育に関する施策の決定、関係機関との連携推進 |
静岡県自立支援協議会
学齢部会(有識者会議) | 学識経験者、医療、保健・福祉、労働、保護者等、有識者から、課題の把握と施策等に対して意見をいただく。 |
4 『共生・共育』の実践(例)
共に支え合い育つ | ・居住地域の小中学校と特別支援学校との交流及び共同学習
・肢体不自由障害の生徒が、高等学校へ通学。
・特別支援学校の生徒が、地域で共に学ぶ。 |
個の教育的ニーズに応じた適切な教育 | ・通級指導教室の実施(小中学校、高等学校)
・病気療養中の生徒への指導(高等学校)
・看護師を配置して医療的ケアを実施(小中学校、特別支援学校) |
5 今後の展開
本県の特別支援教育の方針「静岡県における共生社会の構築を推進するための特別支
援教育の在り方について」の改訂を予定している(令和7年4月改訂予定)。
令和5年度から、特別支援教育検討会のワーキンググループを開催し、『共生・共育』のさらなる推進に向け、課題と対応策について協議している。

【添付資料】

共生社会の実現を目指して 〜『共生・共育』の推進〜(1,828KB)
|