・サル痘は、サル痘ウイルス感染による感染症で、感染症法で4類感染症に位置付けられています。主にアフリカ中央部から西部にかけて発生が確認されましたが、2022年5月以降、海外渡航歴のないサル痘患者が欧米等を中心に世界各国で確認されています。
・潜伏期間は、7〜14日(最大5〜21日)とされており、潜伏期間の後、発熱、頭痛、リンパ節腫脹、筋肉痛などの症状が0〜5日程度続き、発熱1〜3日後に発疹が出現、発症から2〜4週間で治癒するとされています。
・主な感染経路は、感染している人や動物の皮膚の病変・体液・血液との接触(性的接触を含む。)により感染します。また、患者と近くで対面し飛沫に長時間さらされた場合や、患者が使用した寝具等に触れた場合も感染する可能性があります。患者の皮疹が全て痂皮(かさぶた)となってはがれ落ちて無くなるまでは、感染させる可能性があります。
・サル痘を疑う症状があり、医療機関を受診する時は、公共交通機関を避け、自家用車など他の人との接触をなるべく避けられる交通手段を用いるようにしてください。やむを得ず公共交通機関を利用する場合は、マスクを着用の上、衣服等で発疹のある皮膚を覆い、比較的空いている時間帯やスペースを選ぶなど、他の人との接触を避けるようにしてください。
・サル痘の流行地ではリスなどの齧歯類をはじめ、サルやウサギなどウイルスを保有する動物との接触を避け、感染が疑われる人の飛沫・体液等を避けるとともに、手指衛生等の基本的な感染対策を心がけてください。
■ 添付資料
サル痘患者の発生について: |
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国内のサル痘患者の発生事例一覧
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国内のサル痘患者の発生状況(年代別等) 230328
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提供日 |
2023年3月30日 |
担 当 |
健康福祉部 感染症対策局感染症対策課 |
連絡先 |
感染症対策班 TEL 054-221-2986
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