( 資料提供 )
令和2年 春季賃上げ要求・妥結状況(最終報 6月26日現在)
〜妥結額5,446円、賃上げ率1.85%で前年(5,542円、1.91%)を下回る〜
1 概況(最終報 6月26日現在)
県内の調査対象民間労働組合500組合のうち、241組合から有効回答があり、そのうち、春季賃上げの要求を行った組合は223組合であった。
これら223組合の平均要求額は、加重平均で7,851円、賃上げ率で2.66%であった。
また、223組合のうち、6月26日までに妥結した218組合の平均妥結額は、加重平均で5,446円、賃上げ率で1.85%であった。
2 前年との比較(加重平均)
(1) 平均要求額
春季賃上げの要求を確認できた223組合の平均要求額を、前年(258組合、7,579円、2.61%)と比較すると、金額で272円、賃上げ率で0.05ポイント、ともに上回った。
(2) 平均妥結額
春季賃上げの要求を確認できた223組合のうち、6月26日までに妥結した218組合の平均妥結額を前年(252組合、5,542円、1.91%)と比較すると、金額で96円、賃上げ率で0.06ポイント、ともに下回った。
3 業種別妥結状況
回答数の多かった「製造業」と「運輸業、郵便業」の妥結状況をみると、「製造業」では平均妥結額が5,535円(1.82%)で、前年(5,809円、1.93%)と比べて下回った。
また、「運輸業、郵便業」についても、平均妥結額が2,730円(1.05%)で、前年(3,849円、1.55%)と比べて下回った。
4 企業規模別妥結状況
従業員規模別に妥結状況をみると、「300人以上」では5,578円 (1.88%)、「299人以下」では4,059円 (1.58%)であった。
5 令和2年春季賃上げ妥結状況の特徴
妥結状況をみると、従業員5,000人以上の企業では平均妥結額が前年を上回ったが、それ以外の企業では下回った。また、「300人以上」と「299人以下」の企業の、平均妥
結額の差が1,519円となり(前年は1,412円)、大手・中小企業の差は昨年より大きくなった
提供日 |
2020年7月7日 |
担 当 |
経済産業部 就業支援局労働雇用政策課 |
連絡先 |
労働政策班 TEL 054-221-2338
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