• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和5年6月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:鈴木 唯記子 議員
質疑・質問日:06/23/2023
会派名:ふじのくに県民クラブ


○鈴木(唯)委員
 分割質問方式でお願いします。
 令和5年度6月補正予算主要事業概要の4ページになります。
 農業水利施設電力価格高騰対策関連事業についてですが、今回の補正予算において対象となる農業水利施設はどの程度を想定しているのでしょうか。また対象となる施設の数は市町ごとにばらつきがあるのか、これが1点。

 それと補助率は国支援が10分の7、県支援が10分の3となっていますが、これは国と県で合わせて10分の10を補助するという理解でよろしいのでしょうか。

 また、補助要件となっている省エネルギー化推進計画とはどのようなものなのか。

 それともう1点、対象期間についてですが、国支援のみ令和4年4月から令和5年3月も対象となっていますが、県も対象の期間を合わせる必要があるのではないかなと思うのですが、その点について御回答をお願いします。

○岩崎農地計画課長
 農業水利施設電力価格高騰対策のうち、対象施設、補助率、省エネルギー化推進計画についてお答えいたします。
 対象施設ですが、昨年度の支援実績から土地改良区や水利組合が管理する約500の施設を対象として想定しております。また対象施設の市町ごとのばらつきといいますか数ですが、農作物の種類と水利の条件により大きく異なります。特に県西部地域では比較的多く、浜松市では約200の施設が対象となっております。

 続きまして補助率でございますが、8番委員御指摘のとおり、国と県合わせて10分の10の補助となります。

 それから、省エネルギー化推進計画の内容ですが、再生可能エネルギー施設の導入や節水につながるきめ細やかな運転管理、そして水利用者への節水啓発活動、こういった活動を施設の実情に合わせて国が示す項目の中から選択して2つ以上3年間継続して行う計画を施設管理者が設定することとなっております。

○細野農地整備課長
 県支援の対象期間について御説明申し上げます。
 令和4年4月から令和5年3月の過年度分の県支援につきましては、令和4年度において支援済みでございます。

○鈴木(唯)委員
 最後のところですけれども、支援済みというのはどういうことですか。私は支援の対象期間を国と合わせたほうが申請しやすいという意味でお伺いしたのですけれども、支援済みとなると期間がまちまちになってしまうので、その点が懸念されるんですが、そういったところはいかがですか。

○細野農地整備課長
 県支援につきましては、昨年の12月補正において計上しておりまして昨年の段階で支援済みということでございます。

○鈴木(唯)委員
 ありがとうございました。
 事業者が大変なときに助成するということなので、申請することが大変になってしまうと本末転倒になってしまいます。ぜひ要件や申請期間も含め申請しやすくしていただくようにお願いしたいと思います。

 次に参ります。
 同じ説明資料の6ページで、先ほども出ました高度化資金貸付事務費について内容等はよく分かったのですが、選定について――法務省許可の業務といったものもあると思いますが――どのように選定されたか、選定の方法等詳細について教えてください。

○佐藤商工金融課長
 延滞金となった債権の選定でよろしいでしょうか。

○鈴木(唯)委員
 事業者の選定についてです。

○佐藤商工金融課長
 高度化資金貸付金というのは、同じ商工業局の経営支援課で貸付けを行っています。債権が延滞債権となったものだけ、こちらの商工金融課に引継がれております。
 現在、件数としましては3件あり、そのうちの1件について今回裁判所を介した債務整理の申出がありましたので、それを受けて今回6月補正に予算計上させていただきました。

○鈴木(唯)委員
 そういうものができるというところが既に絞られていて、その中から今回の1件という理解でよろしいですか。

○佐藤商工金融課長
 繰り返しになりますが、債権管理をしている事業者が幾つかあります。毎年新規貸付けもあり、そのうち延滞となった債権は3件あるのですが、今回のように裁判所を介した債務整理の申出があったのは1件ということです。対象を絞ったわけではなく、申出を受けてそれに対応するために今回予算を計上させていただきました。

○鈴木(唯)委員
 ありがとうございました。
 続いて、同じ説明資料の7ページになります。
 浜松技術専門校本館外壁修繕工事ですが、工法の変更が必要になったため令和5年度の事業費が補正で1億円減額となっています。
 令和6年度の債務負担行為が1億4900万円設定されており、事業期間が3か月延びて事業費も約1.5倍になっていますが、この工法についてどのような変更があったのか、また工法変更が必要になった理由も伺います。

○佐野職業能力開発課長
 浜松技術専門校の本館外壁修繕工事は、建物の老朽化に伴うタイルの剥落防止工事になります。
 変更した工法はカーボピンネット工法と呼ばれ、タイルがない部分も含め、外壁全体を一体的に補強する工法になります。当初予定していた工法はアクアバインド工法と呼ばれ、外壁のタイル部分のみの補強を行うものでした。しかし設計時の調査で、浜松技術専門校のタイルには特殊な加工がされており、この工法による施工ができないことが判明したため工法変更が必要になったものです。

○鈴木(唯)委員
 ありがとうございました。
 最後に意見になります。
 この説明資料の2ページの特別高圧電力価格高騰対策緊急支援事業費助成についてですが、先ほどの説明の中で、ショッピングモールの中のテナントも対象とのことだったんですが、申請を出してもらう形式ですので、やっぱり周知や告知をしっかりしていただいて、漏れのないようにしていただきたいなと思います。以上です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp