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委員会会議録

質問文書

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令和5年11月子どもの孤立対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:伴 卓 議員
質疑・質問日:11/21/2023
会派名:ふじのくに県民クラブ


○伴委員
 今日はありがとうございました、宮崎さん。
 国の法整備みたいな動きをどういうふうにウオッチしているか、御所見があれば聞きたいと思います。国が、児童福祉法だったり、福祉法を改正して、ヤングケアラーのまず実態把握に努める。さらにそれをどうやって基礎自治体と連携して、支援していくかみたいな、各党がいろいろな意味で素案をつくっていて、多分、今年度から来年度ぐらいにいろいろ動きが出てくると思うのですが、何かそういう動きを、まずウオッチされているかどうか、聞いてもいいですか。

○宮崎成悟氏
 正直あまり、その法制化に向けた動きは追えていないというのが、正直なところですが、以前、公明党の伊藤孝江さん、あと同じ名前の、国民民主党の伊藤孝恵さんが法制化に向けて頑張っていたのは知っているのですが、そこから先は、すみません、あまり把握してないです。

○伴委員
 僕は、愛知の伊藤孝恵さんと結構親しくて、いろいろその提出用の素案なども教えていただいて、ただやはり、実際先ほど来お話しされるように、最後は自治体がどう動くかじゃないですか。プラットフォームをつくったり、隣の愛知県は、愛知モデルといって、豊橋市と春日井市と大府市、私この大府市の出身なので、市議さんにもよく話を聞きに行ったりしたんですけれども、やはりその重層的な支援の在り方だとか、それ1つとっても法整備ですよね。法整備ばかり偏りすぎちゃうと頭でっかちになってしまって、それで進まない、なかなか現場が動かないみたいになってもいけないと思うのですが、行政とおつき合いされていて、先ほどもイギリスとオーストラリアの違いもありましたけれども、言い方が失礼かもしれないですけれども、当事者から見て、法整備があるかないかという差は、やっぱり大きい、小さいと感じることがふだんありますか。お仕事をされていて。

○宮崎成悟氏
 めちゃくちゃありますね。
 現場にいる中で、やはり要保護児童対策地域協議会の仕組みはすごい定着していると思いまして、いい意味でも悪い意味でも。なので、やはり虐待ネグレクト以外の子たちは、なかなか支援しようという思いがケースワーカーさんの中にないのです。そこはやらなくていい領域と思ってしまって、御年配の経験豊富な方だと、特にです。やはりそこは何か根拠となる法律であってとかではないと、やはり温度差がすごい、いろいろある状態なので、そこは本当にあったら全然違うだろうと思います。

○伴委員
 はい、ありがとうございます。
 感想ですけれども、僕らはどうしても、条例以下のものしか当然つくれないので、上位法に反する形は制定できないですけれども、何か少しでも動きがあれば、御助言いただきたいというのが1点と、あとは首長によって、温度感はめちゃめちゃ差が出ると思うのです。もういいか悪いか、明石のああいう、泉さんみたいな人もいれば、本当にマニュアル的な首長さんもいらっしゃると思う中で、最後に、基礎自治体、何々市町村レベルで、重複しますが、ここの市の取組は結構面白いとか、めっちゃいいことをやっているところが2、3あったら教えていただければと思います。

○宮崎成悟氏
 区も基礎自治体なりますか。
 23区内ですと、品川区は、当然進んでいて、ヤングケアラーコーディネーターの配置もして、LINE相談、居場所づくりなどもして、あまり言っていいのか分からないですが、来年度、配食事業や、学習支援や、キャリア支援みたいなところも、今やろうとしていますので、大分進んでいるかと思います。
 あとは江戸川区さんです。江戸川区さんもヤングケアラーコーディネーターもいて、いろいろやっているのですが、ヤングケアラーを把握するために、中学校が全員面談を実施して、そこでアンケートの回収をしたとか、本当に教育委員会と、すごい連携をしながらやっているという印象があって、全員面談はすごい大事だと思うので、そこら辺はすばらしいなと思います。
 あとは、世田谷区さんは、あまり具体的に区として、何か大きな施策をやっているわけではないのですが、学校と行政の連携がすごいできているなというのを感じています。結構スクールソーシャルワーカーが、主体性を持って学校の中で動けているという話を聞きまして、校長や教頭の指令がなくても、困った子たちがいたら関わっていけるような体制があるみたいな話を聞いています。もしそこにコーディネーターがいたとしたら、本当に学校としっかりと連携しながらやっていける下地があって、SCさんもすごいヤングケアラーに思いがあって、要保護児童対策地域協議会メンバー、その警察の担当の方や、子供家庭支援センターの所長なども、みんなすごいヤングケアラーに対して熱意があって、なんかもう、あとは施策があれば、完全に連携できるのが世田谷区さんで、それもすごいなと思っています。

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