本会議会議録
質問文書
令和6年9月定例会産業委員会 質疑・質問
![]() | 質疑・質問者: | 山本 隆久 議員 |
![]() | 質疑・質問日: | 10/04/2024 |
![]() | 会派名: | 無所属 |
○山本(隆)委員
それでは、一問一答方式でお願いします。
まず、Kリリースについて質問します。これは職員の手作りでしょうか。
○岩井経営課長
職員の手作りです。
○山本(隆)委員
私もこういったデザインに以前携わっていたので、非常に読みやすく広報力もありすばらしいなと。やっぱり独立採算でやられているいわゆる企業としての経営観念を感じております。
そんな中で、まずこの配布先、発行部数等お知らせください。
○岩井経営課長
配布先は各受水市町、工業用水給水先のユーザー330社に配布しております。
○山本(隆)委員
本当に価値ある情報誌だと思っております。
上水道や節電などいろいろあるので、たまには拡大版で上水道の情報を県民に提供してもう少し広く触れるように伝えたほうがいいと思います。
Kリリース242号に、令和6年6月1日から先月まで節電の取組として企業局の施設全てにおいて街灯の間引きの点灯や空調温度の再設定などを行ったとありますが、これによる効果はどのぐらいあったかお聞かせください。
○小南水道企画課長
企業局では、消費電力量がピークとなる時間帯に、電力が逼迫しないように大量の電気を使う送水ポンプなどを停止することで電力の需給バランスに寄与し社会貢献を行っています。
具体的な数値としては、電力を最大使用する時間帯におきましてポンプなどを停止することでピーク時の約20%の電力を抑制しております。この取組につきましては、平成26年度から毎年実施しています。
○山本(隆)委員
それは2番の最大使用電力抑制の取組だと思うのですが、電力使用量の削減取組として6月1日から9月30日まで企業局施設全てで街灯の間引き点灯、空調温度の再設定によりこの3か月間でどのぐらい節電ができたかという質問です。
○小南水道企画課長
6番委員がおっしゃられました電力使用量については今計算途中で正確な数字が出ていません。
○山本(隆)委員
いずれにしても、間引き点灯等をすれば当然節電の効果はありますので、10月以降さらに続けていくのか、それとも取りあえず3か月間の状況を見て少し検討しながら今後考えていくのか、どう継続するのかお考えがありましたらお聞かせください。
○小南水道企画課長
企業局の場合には使用する電力が物すごく大きいものですから、ここに書いてある以外でも少しでも節電できる効果があれば今後もやっていこうと考えております。
○山本(隆)委員
大変大きな電力を使うから電力不足にならないために社会的な意味と経費を抑える両面で取り組まれていることは、全庁挙げて必要な感覚だと思っています。こういう成果が出たことをぜひ他部局にしっかりと説明して、全庁一丸となってどこの部局も競い合って節電することをアピールしていただきたいと思います。
いろいろ褒めさせていただいたのですが、次は少し批判的な質問をします。
企業局では維持コスト削減のために工業用水を官民でやっていくメリットとして、民間のノウハウを活用した運転維持管理に関わる諸経費の削減と計画的かつ長期的視野に立った新ポンプの設計等に絡み、Kリリース244号の2ページに最新のDX技術の活用による業務の効率化として4か所の監視所等のモニターによる一元管理など事業関連データをクラウド型プラットフォームに集約するとあります。
ただ、設備管理台帳、報告書類、マニュアル類の一元化も官民のノウハウによってやっていくとありますが、逆に言うと今までこれはできていなかったということでしょうか。
○小南水道企画課長
各浄水場、工業用水、水道それぞれの場所ごとに特性があり決まった様式がなく、今回民間が入ってデータ化することで今まで職員が手書きで対応していたところが省力化できると思います。
○山本(隆)委員
こういった細かい部分もアナログから脱皮できるとのことですので、民間のいい知恵をどんどん取り入れてますます効率化していただきたいと思います。
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