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質疑・質問者: | 西原 明美 議員 | |
質疑・質問日: | 02/20/2020 | |
会派名: | 自民改革会議 |
一問一答方式でお願いいたします。
ふじのくにバーチャルメディカルカレッジ運営事業費の減額補正について伺いたいと思います。
補正の概要としては、貸し付け見込み者数が439人から385人に減っているわけですけれども、新規と継続の内訳を教えていただきたいと思います。
○井原医療人材室長
新規はゼロ、継続が54名の状況です。
○西原委員
新規ゼロを見越している中、継続が54人減ったのはどのようなことか伺います。
○井原医療人材室長
当初全員が継続を見込み予算計上させていただいております。個々の事情について全て把握できているわけではございませんけれども、例えば経済的な状況が改善したなど
で、貸与継続を希望しないなどの理由を聞いています。
○西原委員
この事業は医師確保、医師の偏在解消のために平成26年から行っていると思いますけれども、継続を希望しない個人が裕福になったのはいいことであるとは思います。減っ
た人数分が勤めていただく期間が減ったと解釈していると思いますが、現段階においてどのように判断していますか。
○井原医療人材室長
貸与を継続しないことに伴って、医師の勤務期間が短くなる点は危惧しています。
ただ、初年度でやめてしまうばかりでなく、何年か継続してやめている方もいらっしゃいます。貸与した年数の1.5倍の期間は県内での勤務の義務が残っておりますので、そ
れに対応していただきたいと考えています。
加えまして、令和2年度の貸与に関しては6年間貸与の原則への制度改正をお諮りして、来年度から施行しますので今後の制度の医師の確保を図ってまいりたいと考えています。
○西原委員
わかりました。この事業は医師の確保に向けて必要な事業だと思いますので、ぜひお願いいたします。
次に医療施設等スプリンクラー等整備事業費助成について、これだけ大きく箇所数が減った理由を伺っておきたいと思います。
○秋山地域医療課長
本事業は平成25年10月に福岡県の有床診療所で発生した火事でたくさんの方が亡くなったことを受けて国が創設した事業で、平成26年から開始されております。対象施設と
しては診療所、病院、助産施設となります。当初見込みは9施設だったんですけれども、最終的に3施設になりました。1施設が取り下げ、2施設が国の内示が得られず、結
果的に3施設になりました。
○西原委員
当初9施設で、1施設取り下げ、2施設認められなかったとなると6じゃないですか。
○秋山地域医療課長
失礼しました。9施設を見込んでいたところ6施設が手を挙げたということになります。
○西原委員
その6施設中1施設が取り下げた理由と、2施設が認められなかったとすれば、その施設はそのままの状態でよろしいですか。
○秋山地域医療課長
内示が得られなかった2施設は診療所になっておりますが、内訳は把握しておりません。
やらなくて大丈夫かについては、対象となっている施設は消防法でスプリンクラーの設置義務があるところとないところが混在しています。その詳細も把握しておりません
ので、確認して、委員長と御相談して後ほど説明させていただきます。
取り下げの理由もまた確認してお答えいたします。
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