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委員会会議録

質問文書

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令和5年9月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:天野 多美子 議員
質疑・質問日:10/04/2023
会派名:自民改革会議


○天野(多)委員
 分割質問方式でお願いします。3問質問いたします。
 第104号議案について質問いたします。
 補正予算のうち、交通管制センター庁舎等建設工事の工期について、工期変更の概要と必要になった理由についてお伺いします。

○井出総務部参事官
 交通管制センター庁舎建設における杭工事において、予期せぬ地中障害物、具体的には大きな石があり、その影響により当初計画していたくい打設機ではくいが打てず、より大きなくい打設機に変更する必要が生じました。この新たなくい打設機の手配などに日数を要し工期の延長が必要となったものです。

○天野(多)委員
 よく分かりました。
 最近では物価の高騰が見られますが、今回の工期変更に伴って物価高騰の影響があったのかも併せて教えてください。

○井出総務部参事官
 物価高騰の影響についてお答えします。
 今回の工期変更に伴う工事契約につきましては、大型のくい打設機への変更のリース料等を含め最新の見積りを徴収して積算したものであり、物価高騰の影響を反映した契約となっております。

○天野(多)委員
 物価高騰の影響をきちんと反映した契約がなされているということですね。分かりました。
 工期が延長されることに伴って、近隣の方々への御配慮なども必要と思われますが、そのあたりはいかがでしょうか。

○井出総務部参事官
 工期延長に伴う事前説明と近隣住民に対する配慮状況についてお答えいたします。
 近隣住民の皆様には、各戸に訪問して面接の上説明を行ったり、お知らせと称するチラシを回覧し工期延長の関係について御理解を頂いているところです。また大型車両の通行時には、交差点に交通整理員を配置するなど事故防止の徹底を図ってきたところであります。

○天野(多)委員
 最後に、新たな交通管制センターは令和6年度中に完成するとのことですが、工期が延長されることでその管制機能や交通安全に影響はないか質問します。

○石川交通規制課長
 工期の延長による管制機能等への影響についてお答えします。
 現管制センターの機能は新庁舎への移転まで維持しておりますので、管制機能等への影響はございません。

○天野(多)委員
 分かりました。ありがとうございます。
 次に、特殊詐欺対策について御質問します。
 公安委員会・所管事項等説明資料の資料3の中で特殊詐欺について触れられているところでありますが、特殊詐欺の現状についてどのような状況かお伺いいたします。

○佐野生活安全企画課長
 令和5年8月末の被害件数が249件、被害額が約4億8600万円であり、前年同期に比べ25件、約3500万円といずれも減少しております。

○天野(多)委員
 去年よりは減っているということですね。ありがとうございます。

 資料には特殊詐欺の被害を減らすために固定電話機対策を推進すると記載されていますが、知らない電話には出ないという対策を講じている様子を目にしたことがありますが、固定電話機対策をなぜ進めているのかと、その重要性についてお伺いします。

○佐野生活安全企画課長
 特殊詐欺被害全体の入り口の約8割は自宅の固定電話への入電であり、サギ電話に出て犯人と会話をしてしまうと、たとえ詐欺に対して注意していても、犯人のこうかつなかたり口調によりだまされてしまう可能性が高くなります。
 したがいまして、固定電話機に対策を講じ犯人と会話しないようにすることが被害を防ぐための重要な防衛策となります。そこで県警察では緊急対策プランを策定し、各種電話機対策の普及促進に努めているところであります。

○天野(多)委員
 緊急対策プランをやっているとのことですが、特に御年配の方は固定電話をよく利用されている方が多く、私も前に営業の仕事をしていましたが、固定電話に出てくださる方は大概お年寄りの方が多かったです。ぜひ対策を進めていただきたいと思います。

 また、民生委員と協力し合うため県警察が協力依頼書を交付という報道がありましたが、その新たな取組の狙いについてお伺いします。

○佐野生活安全企画課長
 県内各地で高齢者の実態把握や相談支援等の社会福祉活動を行う民生委員の協力を得て啓発活動を行うことにより、地域社会との関係が希薄で孤立した高齢世帯を含めた全ての高齢者に漏れなく対策の浸透を図ることに狙いがあります。

○天野(多)委員
 民生委員の方は、確かに地域の方々とつながっているので大変有効な協力のパートナーだと思いますので、ぜひ協力されて減っていくことを願っております。

 次に、インターネットバンキングを利用した不正送金事案の対策についてお聞きします。
 金融機関や宅配業者を装った電子メールやSMSなどが届くことがかなり増えているなと私も感じております。このような電子メールやSMSには金融機関や宅配業者、また楽天とかアマゾンなどのポータルサイトの偽サイトへのリンクが貼られており、結果的にIDやパスワードなどの情報を入力してしまい不正送金事案につながっているものと承知しております。
 インターネットバンキングを利用した不正送金事案の発生状況についてお伺いします。

○戸塚サイバー犯罪対策課長
 本年上半期全国でも急増しており、県内においても被害件数47件、前年同期比プラス42件、被害額約1億385万円、前年同期比プラス約9836万円と急増しております。

○天野(多)委員
 件数から考えるとすごい金額ですね。そういった大きな詐欺があったんでしょうか。

 発生が増加していることは分かりました。県民のためにぜひ対策を進めてもらいたいと思いますが、こういったインターネットバンキングを利用した不正送金事案の増加に対して県警察ではどのような対策を取っているのか伺います。

○戸塚サイバー犯罪対策課長
 インターネットバンキングを利用した不正送金事案の対策についてお答えします。
 不正アクセスによる不正送金事案は、フィッシングによって詐取された情報を利用しているものがほとんどであることから、県民や企業に対しまして、講話やX――旧ツイッターや新聞コラムへの掲載などあらゆる機会を通じ、電子メールやSMSのリンクはクリックしない、公式アプリや正規のサイトからアクセスするなどといったことを広く呼びかけているところであります。

○天野(多)委員
 そういったリンクはクリックしないということを私もよく見かけるんですが、検索してそのサイトにつながっていても、そのサイトが本物かどうかという不安も既に出てきているところもあります。県警察ではぜひ対策を今後も一層講じていただきたいと思います。ありがとうございました。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp