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委員会会議録

委員会補足文書

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令和5年10月地域公共交通対策特別委員会
委員間討議の開始、委員間討議の終了 【 討議 】 発言日: 10/10/2023 会派名:


○宮沢委員長
 休憩前に引き続き、委員会を再開します。
 それでは、ここからは、当委員会の提言報告書作成に向けての委員間討議を行います。
 これまで執行部等の質疑、県外視察、参考人からの意見聴取を進めてきたわけですが、今回と次回の委員間討議での意見を踏まえて提言内容を固めていきたいと考えております。
 まず資料2、提言項目骨子案がお手元にいっているかと思いますので御覧ください。
 第2回委員会での執行部からの説明と質疑応答、それから県外視察調査の中から提言項目につながる内容を一応整理してみました。
 なお、参考までにA3の資料3を御覧いただきたいと思いますが、提言内容検討経緯も配付しております。
 こちらは、調査の観点ごとに、現状・課題、県の施策、委員からの意見、県外視察の調査の各内容から、提言項目につながる経緯を示した表でございます。
 それでは、これから各委員から提言に向けた御意見を聴取してまいりたいと思います。
 資料2のほか、本日の参考人からの意見聴取も踏まえた御意見をお願いします。
 
○西原委員
 資料2でまとめていただいたことで、修正というか、付け加えというか、お願いしたいと思ったのですが、提言1のコンパクトなまちづくりの推進でありますけれども、かなり前は、コンパクトなまちづくりって言っていたのですが、今、それが無理だということが、行政側もみんな気がついて、コンパクトアンドネットワークという表現をしていて、最終的には、コンパクトがいいんでしょうけれども、今、推進しているのは、コンパクトアンドネットワーク、各地区の拠点とつないでいくという作り込みをしているかと思うので、そこを文言として、コンパクトだけだと、ちょっと前のことになってしまうのかなって思いました。
あと提言2の2のところに、デマンド型タクシーと2行目に書いてあるのですが、タクシー自体がもうデマンドなので、デマンド型乗合タクシーという表現が正しいんではないかと思ったので、意見させていただきたいと思いました。
 あと、提言2の2の2つ目のところの文章が、よく読めば分かるんですが、非常に分かりにくい。新たな移動サービスの運行には地域のタクシー事業者を利用するとともに、利用者が目的に向かう際には、云云かんぬん、また、新たな移動サービスを利用しということで、これすごく言い回しが難しくなっているので、もう少し簡単にしたいなと思いますので、意見だけさせていただきます。

○宮沢委員長
 ありがとうございます。
 今の6番委員からの御意見に対して、何かありますか。

○阿部委員
 先ほどの電脳交通さんの資料の中で、そのコンパクトシティだけではないねと言っていたのがちょうど出ていて、アフターコロナに向けた公共交通のリデザイン有識者検討会というところにあった、葉の交通、葉っぱの葉の交通、地域のコミュニティで支える葉の交通。だから、幹があって、枝があって、葉っぱというような表現は、今言うコンパクトな部分と、地域のその集落を結ぶっていう考え方なので、この辺も参考にして、文章を作り込めばどうかなと思いました。

○宮沢委員長
 今この時点で、こうしようということにはならないかもしれませんが、またこれは次回検討しますけれども、それで趣旨としては了解ということでよろしいでしょうか。また、その部分を少し考えてみましょうということで。また、6番委員からもいい言葉があったら。

○西原委員
 資料3の県の施策の中に、1ページの交通基盤の2つ目のポツのところに、立地適正化計画を策定し、コンパクトプラスネットワークの施策を進めていると書いてあるので、文言としては、コンパクトプラスネットワークという文言でいいかと思います。

○宮沢委員長
 今、このことについて、枝の葉っぱはいいですか。

○阿部委員
 いいです。プラスネットワークという表現になっているならそれでいいと思います。

○宮沢委員長
 県の施策でもそういう説明をいただいているということで、ここは、コンパクトプラスネットワークということに改めるということでよろしいですか。
(「はい」と言う者あり)
 では、そのようにさせていただきます。
 それから、御指摘をいただいたデマンド型タクシーですが、乗り合い、資料2の2の一つ目のところ。

○杉本委員
 タクシーって限定じゃないと思ったので、デマンド型交通システムの導入促進というのはいかがでしょうか。

○宮沢委員長
 デマンド型交通システム。

○杉本委員
 どうかなというだけなんですが。

○宮沢委員長
 その辺どうですか、御意見ありますか。

○阿部委員
 午前中の河崎さんのお話の中に、県内の事例をいろいろ出していただいたのですが、それがやはり函南町のように自治体丸ごとで車両をリースしているところがあるので、システムのほうが正しいかと。タクシーに限らず。

○宮沢委員長
 いろいろなものを幅広くということですか。

○阿部委員
 そうです。それがいいかと思います。

○宮沢委員長
 どうですか。6番委員、いいですか。

○西原委員
 いいと思います。
 ただ2つ目のポツの新たな移動サービスの運行には地域のタクシー事業者を利用するっていうことで、こちらはタクシーになっているんですよね。なので、多分広く捉えたデマンド型の交通手段と、2つ目のポツはタクシーを使えって言ってますから、そこの整合性だけ取ったほうがいいかなと思います。

○阿部委員
 これは事業者への配慮じゃないかね。

○西原委員
 多分、電脳交通さんがおっしゃってた。

○宮沢委員長
 そんな配慮は要らないんだけど、どっちがふさわしいか。

○西原委員
 もう先行して地域でやっているところもあるので、デマンド型のそういった交通体制って言うのですかね、システムというか、体制も作る必要があるし、もう1つとしては、タクシー事業者を使った、こういう乗り合い、デマンド乗合もあるっていうことで、2つ訴えておいておかないと、現存75カ所も動いているところがあるので、どっちか1つというわけにはいかないのかなと、だから両方ってまとめていったほうがいいかなと思いました。

○宮沢委員長
 ありがとうございます。
 それでは、結局、新たなものも古いものもあり、両方の意味に捉えられたほうがいいかなということを考えると、2番の地域のタクシーや新たな交通システムを利用するなどと入れますか、どうしますか。
 それとももう、新たな交通システムということにするか。

○相坂委員
 いいですか。
 既存の交通機関と新たな移動サービスの移動サービスの中には、もちろん乗合タクシーという事業者もあるんですが、先ほど言った互助会のようなものも登場してくるし、自治会だとか社協だとかでやっているようなことも出てくるので、タクシーという言葉を入れるなら入れるでいいですけれども、これだけではないということが分かれば、それでいいでしょうから、タクシー事業者をはじめ地域の様々なその主体の参加を促すとか、何かそんなような書き方でいいと思います。そこはまた検討してもらえばいいんじゃないですか。

○宮沢委員長
 それでは、そういう趣旨で、もう一度作り込むということでよろしいですか。
(「はい」と言う者あり)
 先ほど、文章がちょっと回りくどいといったお話もありましたので、そこも考えさせていただきます。
 それでは、最初の6番委員の意見については、そういうことで整理させていただくということで、それ以外に、何か全体を見て、御意見等ありましたら御指摘いただきたいと思います。

○藤曲委員
 これは、この中に入ってこないかもしれないし、トータル的に意見として今までも出ていたんですが、先ほど6番委員が質問の中で、県として何をやりますかというものがありました。やはり地域交通は、どれも1つのパターンではないというか、それぞれの地域性というものがあるので、県内の市町が結局中心になっていて、これからの地域交通の在り方に対して、県として、市町と連携をしっかりと取って、情報提供であるとか、今日の参考人の方々のような新しい取組に対してのアドバイザーの派遣とか、そういう取りまとめをやはりしていかないといけない。それぞれが、みんなどこの地域も苦労しながらやっているんですけれども、そこに対する県としてのリーダーシップをしっかりと取ることというのが必要じゃないかと。文言として、最後の取りまとめの文章の中でもいいんですけれども、必要かなと思います。

○宮沢委員長
 ありがとうございます。
 そこが1つ肝になるかなと思っていたんですけれども、例えば、やり方はいろいろあると思うんですが、今提言が3つあるんですが、提言4として、そういう県の責務というか、何かその辺を入れるのがいいか、それとも、今までのこの3つの中のどこかに落とし込むかという点はどうですか。

○相坂委員
 委員長がおっしゃるように、提言項目を増やすのは、まだこれからもう1回、11月にも参考人を呼ばれるでしょ。そのときに、バス会社の話なんかもこれから出てくるので、多分提言項目はもうちょっと増えて、柱が増えるでしょうから、今のこれを見る限りでいくと、県は何したらいいんだということはよく分からないので、やはり県の施策展開にこういうことを留意しましょうみたいなことは、おっしゃるとおり項目として一つ欲しいなと思います。

○宮沢委員長
 3番委員の御意見に対しては、また次回の参考人からの意見も聞きながら、ある程度県の役割というか、責務を明らかにしたほうがいいということになれば、提言を一つ増やしてということも視野に入れながら検討するということで、よろしいですか。
(「はい」と言う者あり)
 とりあえず現時点では、そのように整理させていただきます。
 そのほか、全体に対して、御意見は。

○西原委員
 もう一つすみません、追加で。忘れてしまうといけないので、この場で言っておきたいのですが、県の施策の中に、持続可能なシステムというか、そういったものを、今この文章の中だとないので、持続可能である施策を考えるというか、それがどこか、何かうまい形で文言として入るといいかなと思いました。

○宮沢委員長
 例えば、今言ったように、提言4としてまとめるとしたら、そういう中でもよろしいということですか。

○西原委員
 はい。

○宮沢委員長
 それは、持続可能という1つのキーワードがこれから大事になるかと思うので、提言の中に落とし込むということで、そこだけは今日確認させていただきます。

○杉本委員
 ちょっと細かいのですが、提言2の1のところの地域住民や企業を巻き込んだ支援体制の構築って分かるんですが、これ企業でいいのかどうか、企業、事業者とか。

○宮沢委員長
 民間事業者。

○杉本委員
 そうです、民間とか、企業、事業者とか、どうなのかなと思って。
 3番目にも企業という言葉が出てきているのですけれども。

○宮沢委員長
 3の2、企業という意味。

○杉本委員
 企業等とか、事業者、企業限定なのかな、どうかなと少し思ったものですから、教えてほしいというか。

○宮沢委員長
 そこはどうでしょう。

○牧野委員
 事業者にすると、今日来たような方も事業者って取れるので、ここは企業、民間企業とかでいいかなと思います。

○宮沢委員長
 はい、そのとこに絞って。

○相坂委員
 恐らくこれは企業という表現でいいと思います。ここで想定してる企業は、恐らく広告媒体を出してくれる企業や、お客さんを誘致するために支援金を出してくれる企業など、恐らくそういうことを想定しての企業ということだと思うので、この書き方が少し淡白すぎて、何のために地域住民や企業を巻き込むのかっていう、その目的みたいなものを少し入れながら、分かりやすく文章を入れてもらえればいいかなと思います。またこれまだ半年あるから、そんな中で変えていきましょう。

○宮沢委員長
 7番委員、いいですか。
 それでは、何らかの検討をするということで。

○相坂委員
 唐突なんですよ、これね。

○杉本委員
 はい、もんでいただければ。

○宮沢委員長
 ありがとうございます。
 それも1つの課題ということで。
 それ以外の点で。

○牧野委員
 先ほどから、第4の項目として、県の責務で持続可能なとかも出ていますけれども、これも次回もまだ委員会があるので、その先の話になると思いますが、地域公共交通で、地域の足を確保することだけの目的ではなくて、午前中に出た、それによって、健康長寿社会の実現とかという文言も、今ぼやっとしてますけれども、最終的に入れたほうがいいのではないかと、県の目指すところとして。

○宮沢委員長
 そうですね。

○阿部委員
 それは賛成。

○宮沢委員長
 8番委員の御意見よろしいですか。

○西原委員
 私もそう思ったんですが、この地域公共交通対策特別委員会って何だろうって思ったときに、高齢者支援とか、高齢者の云々にものが行ってしまうと、本来の地域公共交通っていうのと、ちょっとずれてくるのかなというのが自分の中にあって、本来であれば、今ある公共交通を残す方向の話もしなきゃいけない。今もう、代替の話になっていますが、それを使って、じゃあ観光振興をどうするとかという、ちょっとテーマが大き過ぎて、私たちずっと今受けているのが、高齢者の足がなくなった場合の手段とかっていうところに、ちょっと傾倒しすぎてると自分の中で危惧してるんですね。
 なので、必要な要素ではあるけれども、あまりそっちを重くしてしまうと、うちの委員会のこのタイトルが大きいのか、地域公共交通対策ってことになると、そこと少しずれてくるのかな、もしくはもう少し大きい柱を起動しないといけないのかなとも思ったのです。

○牧野委員
 おっしゃるとおりだと。今聞いていて、私も先ほど参考人の方がすごいいい話をしてくれて、高齢者だけではなくて子供の習い事とか、部活に使うなどという。僕らって、結構、バスが通っていないところで、子供が高校通うのにここにバスを走らせてほしいとか、高齢者だけじゃなくて、そういう声もいただいているので、確かにそういう点から考えると、やはり全体が得するような提言とすべきところを、大変すみません。

○相坂委員
 ちょっと話が飛んだらごめんなさい。同じ趣旨なんですが、6番委員がおっしゃるとおりで、高齢者とか障害者の方々の交通弱者対策というのは必要ですが、全体の公共交通をどうするかという議論で、やはりもっと大きくなければいけないと思うんですね。
 なので、これは、今我々直面しているのは、地域の方々がその高齢者になったからドライバーをやめて、免許返納して、足がなくなったらどうしようということも一方であるんですが、供給側の会社の疲弊状態とかもやはりあって、JALがでかくなりすぎて、飛行機飛ばせなくなってという時期があったんですが、あれをきっかけに世の中見直してLCCがかなり参入しやすくなって、世の中の飛行機の価格も下がったし、きめ細かく地方空港を飛ぶようにもなっていったはずなんですよね。
 なので、そういうふうなきっかけに、これもしていかなければ、していけるといいなという中で、バス会社とか、今の鉄道会社が抱えている赤字体質とか、大型のガスを撒き散らしてるようなバスをどうやってもっと小型化するかとか、今回も自動決済を入れるのに補助金を入れるとかっていうことも含めた、その設備の変革、時代に合わせた変革に対しての既存事業者への支援の在り方というのも、やはり盛り込んでいかなければいけないと思います。それが1点と、もう1つはちょっと話が飛び過ぎてたら申し訳ないですが、聞くだけ聞いていただければいいんですけれども、せっかく公共交通なので、リニアを早く通して、高速移動網の中に静岡県も位置づけて、リニアが通った暁には、静岡駅あるいは浜松駅が、高速移動網の中心になって代替していくんだということも載せてもらえるととてもうれしいと思います。言ってみただけです。

○宮沢委員長
 ありがとうございます。
 こうして、皆さんの意見を聞いてくと、やはりここにない提言4のとこが、非常に大事かなというか、いろんな議論、また意見も出てくる気もするので、ここは、また次回にしっかりと議論するということにさせていただきたいと思います。
 だから、またいろんなことについて、それぞれ意見を整理してきていただきたいと思います。
 そのほかどうですか。

○良知(駿)委員
 提言2の2の一つ目のAIを活用したデマンド、原文だとデマンド型タクシーとなってますけれども、これは一番最初の文の冒頭に、既存の公共交通機関まで歩くことができない高齢者、交通空白地の住人がってあるので、多分ここにあるのですが、内容的には提言3ではないかなと思っていますけれども、その辺はいかがでしょうか。

○阿部委員
 ICT活用か。どっちでもいいかな。

○良知(駿)委員
 その両方がかかってるので、僕もどっちがいいとは言い切れないんですが。

○阿部委員
 どっちでも大丈夫だと思う。

○宮沢委員長
 いかがでしょうか。
 提言2の一つ目のところのAIというのが、3番のICTのほうに入るんじゃないかという。

○相坂委員
 その点もそうなんですけど、でもこれは、やはり交通空白地の対策っていうのがメインにあって、そのためのツールで、AIをっていうことで、デマンド型のことをお話しているので、これはここでいいかなという気もします。

○良知(駿)委員
 私もどっちがいいか。

○宮沢委員長
 どうでしょう、よろしいですか。
 言葉としては、AIって書いてあるけれども、デマンド交通というところにポイントがあると考えれば、ここでもいいということですよね。

○阿部委員
 さっきの話聞いてるとセットですよね、もう。

○宮沢委員長
 みんな宿題にしちゃって、次が大変だけど。

○宮沢委員長
 まだ時間はたっぷりありますので、また気がついたら、次回にここは検討しますけれども、とりあえずはこういうことで収めておきます、ここは。
 ほかにいかがでしょうか。
(「なし」と言う者あり)
 まだバス会社とか、いろいろ御意見が出てくると、2番委員が言ったように、いろいろと視点が変わる場合もあるので、とりあえず、今日のところはここにとどめておいて、いろいろ出た意見は整理して、案として落とし込んだ上で、次回の参考人からの意見聴取の後に検討するということにしたいと思います。
 それでは、意見等も出尽くしたようですので、この辺で委員間討議を終了したいと思いますが御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
 ありがとうございます。
 御異議もありませんので、これをもって委員間討議を終了いたします。

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