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委員会会議録

質問文書

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令和5年12月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:和田 篤夫 議員
質疑・質問日:12/14/2023
会派名:自民改革会議


○和田委員
 分割質問方式で2点伺います。
 1つは大規模イベントにおける警備対策についてでございます。
 3年ほど続いたコロナがようやく下火になり、いろいろなところでいろいろなイベントがどんどん再開されてきているのが現状だと思います。特に施設ではない会場にたくさんの人が入るところについては、手荷物検査等はなかなか実態としては難しく、そういう状況の中で警察の皆さんはトラブルが発生しないように御苦労されていると思います。
 当然そういうところには警備関係の業界の人たちもおられるわけですので、今までも、これからも警察と警備業協会がいろいろな連携を続けると思いますけれども、どういう役割区分にしているかなどの個別具体的なことは別としても、全体的な考え方があれば教えていただきたいと思います。

○竹田警備課長
 まずイベントは大、中、小各種、それから会場物、箱物、広場といったいろいろなものがある状況の中で、原則としてイベントの警備対策に関しましては、まずは主催者が自主警備を行うことが基本となっております。
 このような中、我々県警察では、まずはいろいろなテロ等を防止するために市町や県にテロ等を未然防止できるものの対策の申入れをします。加えて県や市町は警備業協会のいわゆる警備会社に委託している現状がありますので、警備会社と連携しなくてはならない。
 そこで、警備会社に対して手荷物検査の方法の訓練をしております。例えばバッグの中に刃物を入れた訓練や入れない訓練といったところまで連携しています。夏には七間町で車が突入し、今では何が起こるか分からないため、車を止める方法や具体的な資機材の使い方を協議させてもらったり、一緒に訓練するなど連携してやっている状況であります。
 具体的個別な内容については、警備上支障がありますのでお答えは控えさせていただきます。

○和田委員
 よく分かりました。いろいろな訓練や連携をしているということですね。そうなると警備会社は民間会社ですのでそれなりに教育も訓練もやるんでしょう。警察は警察として当然それを主任務にするわけですので、警備会社とは違う内容の訓練をやるんでしょう。

 それはそれでいいとして、実態として日頃の連携は、例えばイベントがあるから要請をかけて、警備会社の皆さんと警察とは個別にやるのが一般的なのか、あるいは警備会社は県下にたくさんあって、その業界の皆さんと定期的に情報交換的なことはやっておられるのかお伺いします。

○橋警備部長
 警備会社との日頃からの連携ですけれども、これまでは定期的にやっていることはございませんでした。ただ今回の七間町の車両突入事故を踏まえて初めて警備業協会と訓練を通じた連携をしたところでございます。

○和田委員
 今回ハロウィンや大道芸ワールドカップに警察の皆さんも出たんでしょうけども、3年ぶりに人を集めたことから、今回の警備をやった結果として、何か浮かび上がった課題等があればお聞かせ願いたいと思います。

○竹田警備課長
 まずは大道芸などいわゆる主催者が存在する大規模イベントにつきましては、先ほど申しましたとおり警備業界、いろいろな関係機関等との協力、情報共有等諸対策を総合的にやることが必要なものと認識し、さらには主催者に対する自主警備の意識の啓発も重要だと認識しました。
 ハロウィンのようないわゆる主催者がいない群衆事象といったものに関しましては、警備会社もそうですがやはり自治体、県といったところと事前の協議、事前の対策が極めて重要で連携強化がより求められるものと認識したところです。

○和田委員
 いずれにしても、社会の成り立ち、動きが非常に昔と変わってきていると思いますので、いろんな意味でけが人、ましてや死亡するような事案がないように警察の皆さんは御苦労ですけれども引き続き頑張っていただきたいと思います。

 次の質問に入ります。
 緊急交通安全対策事業の道路標示についてです。
 車がどんどんよくなりドライブレコーダーは当たり前みたいな感じになってきています。この前乗った車は外車だったんですけど、いろんなカメラ、センサーをつけて道路でももう手を離してもいいぐらい運転を補助する時代になってきました。
 そうすると、道路標識あるいは道路標示の整備が非常に大事だと思いました。黄色線、白線あるいは横断歩道、ゼブラ標示といろいろな標示があるんですけども、特に警察で整備している黄色実線に関する塗り直しの進捗状況についてお伺いします。

○石川交通規制課長
 県交通基盤部から再配分を受けている緊急交通安全対策事業費で、警察が整備した黄色実線の道路中央線は、昨年度は205区間168キロメートルで全体の約7%、本年度10月末時点で142区間112キロメートルで全体の約4.6%を施工しております。

○和田委員
 進捗状況は分かりました。いずれにしても年々古いものは消えていくため、しっかりとやっていただきたいと思います。

 信号機のない横断歩道なんかは当然止まらなくちゃならない。そういうところも含めて標識の維持管理が大事なんでしょうけども、黄色実線以外の道路の標示や標識の整備の進捗状況はどうなっているのかお伺いします。

○石川交通規制課長
 道路標示につきましては、交通量等によりますが耐用年数を1年から5年と想定し、磨耗が進行した場所から順次塗り替えを行っております。
 本年度10月末時点で横断歩道約1,700か所全体の4.1%、一時停止約1,100か所全体の1.3%の塗り直しを実施しました。
 また、標識については保守管理業者からの連絡や標識ボックスへの通報等により把握した破損や老朽化したものについて、本年度10月末時点で更新すべき標識柱と標識板合わせて約8,200か所のところ、標識柱約2,500本、標識板約6,000枚の更新を実施しております。なお年度内で整備できなかったものについては翌年度優先的に更新を実施しております。

○和田委員
 いずれにしても、車がどんどんよくなって自動運転になっていくこれからの時代、交通事故を防ぐためには先ほど言ったように道路標識や標示をしっかりと維持管理していくのは大事かなと思います。
 予算がなかったから整備が遅れて、結果としてそこで事故が起こってしまっては本末転倒ですので、私らも一生懸命頑張りますので必要な予算についてはどんどん意見を言っていただければと要望して質問を終わります。

○木内委員長
 ここでしばらく休憩します。
 再開は13時15分とします。

( 休 憩 )

○木内委員長
 休憩前に引き続いて委員会を再開します。
 質疑等を継続します。
 では、発言願います。

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