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委員会会議録

委員会補足文書

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令和5年12月定例会危機管理くらし環境委員会
議案説明及び所管事項等の報告 【 当局側説明 】 発言日: 12/14/2023 会派名:


○高畑くらし・環境部長
 今議会に提出しております、くらし・環境部関係の議案及び所管事項につきまして御説明を申し上げます。
 初めに、議案関係についてであります。
 危機管理くらし環境委員会説明資料の4ページを御覧ください。
 タブレットの場合は、くらし・環境部のフォルダ内にある資料番号01の4ページを御覧ください。
 第134号議案「令和5年度静岡県一般会計補正予算」であります。
 くらし・環境部に関する令和5年度一般会計12月補正予算額は、職員の給与改定に伴う補正として3176万1000円を増額するものであります。補正後の現計額は120億1060万8000円となっております。
 5ページを御覧ください。
 第135号議案「令和5年度静岡県県営住宅事業特別会計補正予算」であります。
 補正予算の内容は、特別会計に係る職員の給与改定に伴う補正であり、職員給与費を265万7000円増額し、予備費の同額を減額するものであります。
 6ページを御覧ください。
 第148号議案「静岡県県営住宅条例の一部を改正する条例」は、住宅に困窮する低額所得者に対して的確に県営住宅を供給するため、入居基準等について所要の改正を行うものであります。
 7ページを御覧ください。
 第149号議案「浜松市の区の再編に伴う関係条例の整備に関する条例」は、浜松市における区の再編に伴い、関係する条例について所要の改正を行うものであります。
 8ページを御覧ください。
 第150号議案「静岡県事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例」は、市町が処理することとしている事務の削除等を行うものであります。
 9ページを御覧ください。
 第162号議案「建築工事の請負契約の一部変更について(県営住宅南平団地)」は、A棟建築工事の請負契約を一部変更するため議決を求めるものであります。
 10ページを御覧ください。
 第165号議案「特定事業契約の一部変更について(県営住宅麻機羽高団地建替整備事業)」は、労務単価の上昇等に伴い、特定事業契約の一部変更の議決を求めるものであります。
 11ページを御覧ください。
 第170号議案「県営住宅家賃の支払に関する和解について」は、県営住宅家賃の長期滞納者を相手方として家賃の支払いに関し和解を申し立てることについて議決を求めるものであります。
 続きまして、所管事項のうち主要なものについて御説明いたします。
 12ページを御覧ください。
 移住・定住の促進であります。
 今年度上半期の移住相談件数は6,861件、移住者数は1,033人で、相談件数は前年度同期を上回っておりますが移住者数は145人の減となっております。
 全県規模の移住相談会を来年2月に開催するなど、今後さらなる移住・定住の促進に取り組んでまいります。
 また、地域おこし協力隊についてOB、OGネットワークを形成し、隊員の活動をサポートしてまいります。
 13ページを御覧ください。
 NPO活動支援の取組であります。
 NPOにおいて資金不足や人手不足が課題となっている現状を踏まえ、NPOの広域ネットワーク化や新たな担い手の確保等、NPO活動の活性化や体制強化の支援に取り組んでおります。
 14ページを御覧ください。
 交通安全対策の推進であります。
 今年の10月末までの県内の交通事故発生件数は、前年同期に比べて件数、死者数及び負傷者数のいずれも減少しております。
 今月15日から31日まで、歩行者と自転車の安全確保等を重点に年末の交通安全県民運動を推進してまいります。
 15ページを御覧ください。
 男女共同参画の視点からの防災対策の推進であります。
 地域防災活動への女性の参画を推進するため、危機管理部と連携した研修や女性防災リーダー育成等を行っております。
 16ページを御覧ください。
 マンションの適正な管理の推進であります。
 今後、築40年を超えるマンションの急増が想定される中、修繕積立金不足等の課題が顕在化するおそれがあります。市によるマンション管理適正化推進計画の策定を進めるなど、マンションの適正な管理を推進してまいります。
 17ページを御覧ください。
 県営住宅の入居基準等の見直しであります。
 少子高齢化、単身世帯の増加など世代の変化が進む中で、県営住宅が住宅セーフティーネットとしての役割を的確に果たすことができるよう、県営住宅の入居基準等の見直しを行ってまいります。
 18ページを御覧ください。
 環境教育・環境学習の推進であります。
 若者世代の環境問題に対する理解と実践を促進するため、高校生や中学生への環境教育・環境学習の機会を創出してまいります。
 19ページを御覧ください。
 森林サービス産業の推進であります。
 森林所有者と事業者のマッチングや、事業化に向けたアドバイザー派遣などによる支援を行い、森林サービス産業の取組を推進してまいります。
 20ページを御覧ください。
 ニホンジカ捕獲対策の推進であります。
 生態系への影響や農林業被害を及ぼしているニホンジカは、推定生息頭数が減少傾向にありますが依然として生息密度が高いことから引き続き管理捕獲を推進してまいります。
 21ページを御覧ください。
 ツキノワグマの出没対策であります。
 今年度は、全国的に熊の出没が増えており、本県においても熊の目撃件数は統計のある平成25年度以降最多となりました。
 市町や関係機関と連携し、県民の安全・安心の確保と熊の適切な保護の取組を進めてまいります。
 22ページを御覧ください。
 不法投棄撲滅に向けた取組であります。
 不法投棄された廃棄物に係る排出者の特定調査や行為者への指導、監視、パトロール等により、不法投棄の早期発見、拡大防止に取り組んでまいります。
 23ページを御覧ください。
 山猛建築の廃棄物不適正処理事案に係る行政代執行であります。
 ページ中段の3行政代執行の概要を御覧ください。
 先月27日に行政代執行宣言を行い、産業廃棄物の撤去作業を開始いたしました。来年3月末までに撤去を完了する予定であります。
 24ページを御覧ください。
 有機フッ素化合物(PFAS)の存在状況調査であります。
 今年10月以降、県が水質汚濁防止法に基づき調査を実施している環境基準点27河川、33地点で水質調査を実施したところ暫定目標値を超過する地点はありませんでした。
 今後も引き続き、公共用水域におけるPFASの調査を実施してまいります。
 25ページを御覧ください。
 水道広域化推進プランに基づく取組であります。
 本年の3月に策定した静岡県水道広域化推進プランに基づき、県及び市町等の水道事業者で組織する検討部会において、圏域ごとに具体的な連携方策の検討を進めております。
 26ページを御覧ください。
 静岡県水循環保全条例に基づく取組であります。
 2(1)を御覧ください。
 10月2日から届出制度の運用を開始し、12月8日までに土地取引14件、開発行為6件の届出がありました。届出情報を県と市町で共有し、土地の利用や開発行為に関し必要な指導を行ってまいります。
 (2)を御覧ください。
 今後、流域における健全な水循環の保全に関する施策を定める流域水循環計画を策定してまいります。
 27ページを御覧ください。
 盛土規制法による規制に向けた対応であります。
 2概要(1)を御覧ください。
 本県の盛土条例と本年5月に施行された盛土規制法の規定の違いの主なものは表のとおりです。 条例は災害の防止と生活環境の保全という2つの目的があり、法は災害の防止を目的としています。
 (2)を御覧ください。
 盛土規制法の運用開始を見据え、規制区域の指定とともに、盛土条例について生活環境保全上の規制の合理化など必要な見直しを進めてまいります。
 28ページを御覧ください。
 不適切盛土の是正であります。
 2概要の(1)を御覧ください。
 今年4月時点で163か所ありました不適切盛土ですが、そのうち12か所が是正されました。一方新たに9か所が加わり、11月末時点で160か所となっております。
 不適切盛土の是正に向けて、優先度の高い盛土から地質調査や安定性の解析を行い、必要に応じて応急対策工事を行ってまいります。
 次に、別冊資料の逢初川土石流災害に係る行政対応庁内検証委員会における検証の状況を御覧ください。
 タブレットの場合は、くらし・環境部のフォルダ内にある資料番号04を御覧ください。
 2検証の進捗状況のとおり、県では砂防法や森林法などの6法令に関し、特別委員会から提言された新たな論点について庁内検証委員会においてこれまで18回の会議と25人への聞き取りを実施し検証作業を進めております。
 現在は、検証の論点に対する考察と考察の結果を踏まえた再発防止策を検討しているところであります。今後取りまとめ次第、速やかに検証結果を県議会に御報告してまいります。
 続きまして、静岡県の新ビジョン評価書案について御説明いたします。
 別冊資料の静岡県の新ビジョン後期アクションプラン評価書案を御覧ください。
 タブレットの場合は、004新ビジョン評価書案フォルダ内の資料番号01静岡県の新ビジョン後期アクションプラン評価書案を御覧ください。
 2ページを御覧ください。
 新ビジョン評価書案、令和5年度評価の概要であります。
 3ページを御覧ください。
 後期アクションプランの評価についてです。
 4ページを御覧ください。
 令和4年3月に策定いたしました新ビジョン後期アクションプランにつきましては、5つの基本方向の下、12の政策を掲げ、多彩な主体や地域間の連携を図りながら総合的に政策を推進しております。
 5ページを御覧ください。
 新ビジョンでは、PDCAのサイクルを徹底することとしており、自己評価等に加え県議会の審査を経て次年度の施策展開に反映してまいります。
 6ページを御覧ください。
 スケジュールにつきましては、本定例会での御審査を踏まえまして、令和6年1月に“ふじのくに”づくり白書として評価結果を公表いたします。
 7ページを御覧ください。
 令和5年度の評価方針につきましては、指標の進捗状況の評価を行い、課題解決に向けた今後の取組方針を明示するとともに指標の見直しを行います。
 8ページを御覧ください。
 指標の評価結果についてです。
 成果指標では62.2%、活動指標では77%が、それぞれおおむね順調であることを示しますB評価以上あるいは白丸評価以上となりました。コロナ禍が現状値に影響を与えた指標を除きますと、それぞれ67.7%、79.6%がおおむね計画どおり進捗しております。
 9ページを御覧ください。
 9ページから14ページまでは、基本方向ごとの主な今後の取組方針を記載してあります。
 15ページを御覧ください。
 指標の見直しについてであります。
 2の活動指標にありますように、くらし・環境部ではふじのくにCOOLチャレンジ「クルポ」アクション数としずおか未来の森サポーター企業数の現状値が目標値以上となったため、上方修正いたしました。
 それでは、くらし・環境部の所管事項のうち、主な取組について評価書案により御説明いたします。
 なお、くらし・環境部の該当施策一覧を本日机上に配付いたしましたので御参照ください。
 評価書案の33ページを御覧ください。
 1−1危機管理体制の強化であります。
 34ページ、評価・課題の2つ目に記載のとおり、被災建築物応急危険度判定業務マニュアルの整備が完了した市町数は、期待値どおりに推移しております。
 このため、今後の取組方針の2つ目に記載のとおり、残る6町での整備完了に向け、整備済みの市町の事例を提供するなど支援等を行ってまいります。
 60ページを御覧ください。
 4−1脱炭素社会の構築であります。
 61ページ、評価・課題の1つ目に記載のとおり、県内の温室効果ガス排出量削減率及びエネルギー消費量削減率は、目標の達成に向け取組を進めているところであります。
 今後の取組方針の1つ目に記載のとおり、中小企業を中心とした事業者の脱炭素経営転換を図るため省エネ設備導入への支援や家庭における取組促進のため地球温暖化防止アプリ「クルポ」の普及を強化してまいります。
 64ページを御覧ください。
 4−3命の水と自然環境の保全であります。
 65ページ、評価・課題の2つ目に記載のとおり、水質が改善した河川数については、本年度4河川の水域類型を上位目標へと見直しました。
 今後の取組方針の2つ目に記載のとおり、引き続き立入検査による指導等を行うとともに、浄化槽管理者に対し法定検査等の義務の周知を図ってまいります。
 83ページを御覧ください。
 7−2誰もが理解し合える共生社会の実現であります。
 84ページ、評価・課題の一番下に記載のとおり、パートナーシップ制度の人口カバー率は、県全域を対象とした静岡県パートナーシップ宣誓制度を今年3月から開始し、目標値を達成いたしました。
 今後の取組方針の一番下に記載のとおり、宣誓制度の周知や市町等と連携したサービスの拡充等に取り組んでまいります。
 98ページを御覧ください。
 9−1魅力的な生活空間の創出であります。
 99ページ中段の評価・課題の2つ目に記載のとおり、長期優良住宅の累積認定戸数については、高性能住宅に関する研修会など普及啓発に取り組み、期待値どおりに推移しております。
 100ページ、今後の取組方針の2つ目に記載のとおり、研修会を開催するほか、省エネ性能の優れた住宅の新築や省エネ診断、改修工事の助成制度の活用を促してまいります。
 103ページを御覧ください。
 9−3人の流れの呼び込みであります。
 ページ下段の評価・課題の1つ目に記載のとおり、移住相談窓口等を利用した県外からの移住者数は、移住希望者のニーズに合わせた情報発信等を実施し、順調に推移しております。
 104ページ、今後の取組方針の1つ目に記載のとおり、市町等の関係機関と連携し多様な働き方を提案するなど本県の移住者の増加につながる取組を引き続きを行ってまいります。
 115ページを御覧ください。
 11−3美しい景観の創造と自然との共生であります。
 116ページ、評価・課題の1つ目に記載のとおり、県内の野生生物の絶滅種数は、目標値のゼロ種を維持しております。
 今後の取組方針の2つ目に記載のとおり、自然環境保全協定締結による保全対策の確実な履行を求め、希少種の保護、回復に取り組みます。
 私からの説明は以上でございます。御審査のほどよろしくお願いいたします。

○大石(哲)委員長
 以上で当局側の説明が終わりました。
 これよりくらし・環境部関係の質疑等に入ります。
 なお所管事務調査も併せて行います。
 では、発言願います。

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