本会議会議録


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令和6年12月人口減少社会課題対応特別委員会
委員間討議の開始、委員間討議の終了 【 討議 】 発言日: 12/10/2024 会派名:


○和田委員長
 これより調査報告書の作成に向けた委員間討議を行います。
 まず資料1の報告書案を御覧ください。
 前回までの委員会において、各委員の皆様や参考人から頂いた御意見を踏まえ、正副委員長で取りまとめた報告書案となります。
 そのうち、提言8の老朽化が進む県有施設の適正化については、前回の委員会終了後、正副委員長とふじのくに県民クラブの委員で再度内容を検討し、3つ――1つ目、長期的視野に立ったファシリティマネジメントの推進、2つ目、市町と連携したインフラ管理、3つ目、民間資源を活用したマネジメントの推進――にまとめましたので、ふじのくに県民クラブから説明をお願いいたします。

○杉山委員
 提言8について説明いたします。
 1つ目は、本県は公共施設等総合管理計画により総量適正化や長寿命化、有効活用等を図っているところですが、県有施設の老朽化率が高まる中、DXや脱炭素対応など新たな視点を追加した更なる総量適正化、長寿命化に対する取組を推進していただきたいと思います。
 2つ目は、県有施設の更新に当たっては、同規模の建て替えありきではなく、人口動態予測などに基づいた施設整備を検討していただきたいと思います。その上で国・市町と協議、調整し、福祉、文化、教育施設などとの共同設置や複合化も検討し、施設の集約化による機能強化を図っていただきたいと思います。
 3つ目は、県有施設のマネージメント方法として、民間公募による指定管理者制度の拡充や、PPPなど民間資源を活用した維持管理、運営などを行う仕組みを積極的に導入していただきたいと思います。
 以上、提言に関して説明させていただきました。
 お願いいたします。

○和田委員長
 それでは、これから当委員会の報告書に向けて、委員間討議を行います。
 まず、今説明を受けましたけれども、文章はこのようにまとめましたので、少しの間、文章を御確認いただきたいと思います。

○中沢委員
 今、意見を言ってもいいでしょうか。

○和田委員長
 いいですよ。

○中沢委員
 引っかかるのが1つだけあって、(3)で民間公募による指定管理者制度云々のところはもちろんやぶさかではないので、それは提言としてあるべきだと思いますが、その動機として、近年の人件費等の高騰、維持管理費の上昇、長寿命化対策の財源不足だから民間公募っていうのは、私は民間を下に見ているようなイメージがあって違和感を感じます。民間だって人件費は、必要なものをしっかりと渡さなければいけないし、公務員だけ人件費の高騰が起きているわけでもない。行政が大変だから民間にやらせましょうみたいなイメージになるのは違和感を感じるので、より合理性と効率化を求めるために民間公募により指定管理を導入するなら意味は分かりますけれども、公務員の人件費の高騰と維持管理費の上昇等で何で民間にやらせるんだ、民間を下に見ているのかと、この文章は誰がお考えになったのか分かりませんが、公務員は何で上に見なければいけないのかなという気はします。

○和田委員長
 ほかに御意見はございますか。
 今、2番委員から御意見がございましたので、このことについては再度検討し、最終的に1月の第7回委員会においてお示ししたいと思いますが、よろしいですか。
(「はい」と言う者あり)
 2番委員よろしいですか。

○中沢委員
 はい。

○和田委員長
 ただいま御発言がございましたけれども、全体的にこの件も含めて、補足等の御意見がございましたら、御発言をお願いいたします。
(「なし」と言う者あり)
 よろしいですか。
 それでは、御意見も出尽くしたようですので、この辺りで委員間討議を終了したいと思いますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは本委員会の提言内容につきましては、本日の議論を踏まえて、正副委員長、そして今の件についてはふじのくに県民クラブとももう一度検討して、次回の1月21日火曜日の第7回委員会においてお示しし、報告書の作成に向けた最終的な委員間討議を行いたいと考えますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 御異議もありませんので、これをもって委員間討議を終了いたします。
 私からは以上でありますが、委員の皆様から何かございますか。
(「なし」と言う者あり)
 よろしいですか。

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