• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和5年9月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:遠藤 行洋 議員
質疑・質問日:10/04/2023
会派名:無所属


○遠藤委員
 4点、一問一答方式でお願いします。
 まず、グランシップ東側、公園側の喫煙所についてです。
 その公園では結構イベントが行われ、また子供たちが遊んでいますが、たばこの煙が漂ってくるとクレームが来ました。飲食を行うイベントもあるので、たばこを吸わせるのはやめさせてくれないかという意見がありました。
 そもそも、喫煙所はそこしかなかったのか、そういう住民の声を受けて喫煙所を移動させる予定があるのか伺います。

○小澤文化政策課長
 グランシップの喫煙所についてお答えします。
 平成16年にグランシップ屋内は禁煙とし、平成22年に屋外の喫煙所を2か所設けました。7番委員がおっしゃられた東側の部分ともう1か所東静岡駅に近い側の芝生公園の間の辺りにございました。
 平成27年8月に、グランシップの東側に池田東静岡公園が開園しました。その後駅側にあった喫煙所については、芝生公園等への煙が出ることと喫煙する方がグランシップを利用後に屋根のないところを通っていくので非常に利便性が悪いことから廃止となりました。
 東側の喫煙所の現状は法令等を遵守する形で運用しているところでございます。
 先ほど7番委員がおっしゃられたとおり、県や指定管理者の文化財団にクレームが来ています。特に大きいクレームは、例えば数千人規模のイベント等があるときに同じ時間に一遍に喫煙される方が多くなり、煙が非常に出るというものです。そういったことがないように注意喚起をする、大規模なイベントがあった折には特設の喫煙所を主催者の方に設けていただくことはしていますが、なかなか苦しい状況にございます。
 県といたしましては、早急に指定管理者と協議して、施設者、利用者のニーズも踏まえながら喫煙所の設置が必要なのか、また必要であればどこに設置するのが適当なのかを検討する場を設けてまいりたいと考えております。

○遠藤委員
 ぜひ改善の方向で話を進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 次に、ハヤテ223についてです。
 日本プロ野球機構は、Jリーグ機構と違って現存するプロ野球球団は12球団あって、今回新規参入するのはハヤテ223と新潟BCの2球団です。だから14チームでファーム・リーグを戦うんですが、ハヤテ223はウエスタンリーグ、新潟がイースタンリーグです。プロ野球は2軍といえども相当強い。チームによっては4軍までありますので、その2軍のチームと戦うわけですよね。しかもハヤテ223はまだチームの実態がないわけです。監督も決まっていない、選手もいない。既存のプロ野球2軍のチームと戦って勝負になるかは甚だ疑問です。
 今回県としてハヤテ223にどのように関わっていくのかを伺います。

○小林スポーツ政策課長
 プロ野球球団ハヤテ223に対する県の取組についてお答えいたします。
 県では、7月28日に県、静岡市、ハヤテ223株式会社と3者による協定を締結いたしました。この協定に基づき、新球団の県全域への展開を支援するほか、県有施設の利用などについて県内市町や民間団体等の調整を担っていく予定でございます。
 まずは、県内市町との連携に関する支援といたしまして、10月2日の市長会で協力依頼を実施しました。今後、明日開催予定の町村会でも協力依頼を実施し、また個別に各市町にハヤテ223への協力依頼に伺うことも考えております。
 経済界も同様に、経済4団体――県商工会議所連合会、県商工会連合会、県中小企業団体中央会、県経営者協会に対し協力を依頼していく予定であります。

○遠藤委員
 県は直接支援するんですか。お金を出すんですか。

○小林スポーツ政策課長
 直接的にお金を出すかは、ハヤテ223株式会社の意向を確認しながらその他の県のプロチームとのバランスを踏まえて検討していきたいと考えております。

○遠藤委員
 チームの実態がまだよく分からないので、しっかりとその辺も検討し対応していただきたいと思います。

 次に、パラスポーツについてです。
 一般質問で取り上げて御答弁頂きありがとうございました。知事からの答弁だったんですが、国の意向、全国の整備状況や関係者の意見など踏まえて障害者スポーツセンターの整備に取り組んでいくとのことでした。
 翌日の新聞には障害者スポーツセンターがいかにも静岡県にできるかのように書かれていましたが、今日の委員会資料を見るとトーンダウンした書き方になっています。現時点で構いませんので、障害者スポーツセンターについてどのようなイメージを持っているのか教えてください。

○大村スポーツ振興課長
 障害者スポーツセンターのイメージについてお答えいたします。
 今年6月にスポーツ庁のスポーツ審議会で出された中間まとめで障害者スポーツセンターに期待される機能として4つ示されております。医療関係者とのネットワーク機能、スポーツに関する情報拠点機能、地域人材の育成や医療関係者などの支援を行う人材育成関係者支援機能、安全に配慮した指導や活動相談などの指導相談機能の4つが示されております。
 また、整備の進め方といたしましては、施設、設備の整備は新設に限らず廃校なども含む既存施設の改修や複数のスポーツ施設のネットワーク化も含めて検討するよう提言されているところでございます。
 このため、センターの整備に当たりましては、東西に長く半島部や山間部もあります本県の実情を勘案した上で、7番委員も御視察頂きました横浜ラポールのような全ての機能を1か所に集める拠点型として整備するのか、各機能を持つ施設をネットワークで結ぶネットワーク型として整備していくのか、各施設についても新設にするのか、既存施設を改修して活用を図るのか、整備予算や資金につきましても民間の資金や民間の施設も含めどう活用していくかなど、様々な角度から検討してまいりたいと考えております。

○遠藤委員
 せっかくコンソーシアムが設立されたので、ぜひ静岡県の障害者スポーツセンターとして本当は新設して横浜ラポールなようなものができればいいと思うんですが、資金が必要なので。
 横浜ラポールとそれから東京にもあるみたいなので、ぜひ見て来ていただきたいと思います。村松スポーツ・文化観光部長、議場でも申し上げたのですがよかったら一緒に行きましょう。よろしくお願いします。

 最後に、スポーツの競技力向上についてです。
 一般質問でスポーツ王国しずおかの復活というテーマで質問させていただき、水口教育部長が答弁に立ったので私の質問もどうしても県立高校に偏った質問になってしまったんですけれども、高校には県立高校だけではなく私立高校もあります。現状から言うと、高校スポーツでは野球に限らずあらゆるスポーツで圧倒的に私立がメインになっています。
 いろんな事情があるので仕方ないと思うんです。本会議の答弁は県立高校のみの答弁でしたが私は別に県立高校であろうが私立高校であろうが競技力が向上して高校の部活動が活性化すればそれでいいと思っています。私立の高校、中学も含めて、スポーツの競技力向上に県としてどのような所見を持っているのか伺います。

○大村スポーツ振興課長
 私立学校を含めた本県スポーツの競技力向上についてお答えいたします。
 県では、本県スポーツの競技力向上のため各競技団体が行う選抜された選手などによる練習会、合宿、県外遠征をはじめ、競技用具の整備、昨今のコロナ禍を受けましてICTを活用したリモート指導や戦術分析ソフトの活用などの強化活動への支援を行っているところでございます。また国内外の優秀指導者の招聘による指導体制強化のほか、より上級レベルの指導者の育成や指導者の資質向上に向けた取組の支援も行っているところでございます。これらは各競技団体の活動に対する支援でございますので、対象となる選手の所属が公立、私立を問わず行っているところでございます。
 本県といたしましては、本県選手が全国や世界の大きな舞台で活躍してもらえるよう中学、高校といったジュニア世代の選手の競技力向上に努めているところでございます。

○遠藤委員
 ぜひよろしくお願いします。以上で私の質問を終わります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp