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委員会会議録

委員会補足文書

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令和5年決算特別委員会
伊丹厚生分科会委員長 【 分科会委員長報告 】 発言日: 11/07/2023 会派名:


○落合委員長
 次は、厚生分科会委員長 伊丹雅治君。

○伊丹厚生分科会委員長
 厚生分科会における審査の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当分科会で審査した決算は「令和4年度静岡県一般会計歳入歳出決算」のうち健康福祉部関係及び「令和4年度静岡県母子父子寡婦福祉資金特別会計歳入歳出決算」外特別会計歳入歳出決算2件並びに「令和4年度静岡県立静岡がんセンター事業決算」であります。
 最初に、健康福祉部関係から申し上げます。
 まず委員から、新型コロナウイルス感染症対策事業費助成及び新型コロナワクチン接種体制確保事業費助成に関し、各事業の取組状況についてただしたところ、当局から令和3年度のデルタ株の感染拡大による病床の逼迫状況を踏まえ確保病床を150床程度増やした、また新型コロナ療養者支援センターを設置し感染者支援業務を外部委託することで保健所の業務効率化を図り、保健所は重症化リスクの高い患者の支援を重点的に行うことが可能となった、ワクチン接種については希望する方が速やかに接種できるよう大規模接種会場を、また安心して接種していただけるよう副反応相談窓口等を設置したとの答弁がありました。
 これに対し委員から、ふじのくに感染症管理センターの開設等により防疫先進県を目指すため、引き続き感染症への対応力強化に努められたいとの意見がありました。
 次に、児童措置費納付金の収入率が低い理由についてただしたところ、児童虐待を理由とした児童養護施設等への入所が増えており、保護者の意向に沿わず子供を保護し入所するケースでは入所経費の納付について保護者の理解を得ることが難しいこと、また経済的に納付が難しいことなどから収入率が低くなったとの答弁がありました。
 これに対し、福祉の分野ではやみくもに納付させることだけが適切でなく対応が難しいケースもあるが、少しでも収入率を向上するための工夫に取り組み徴収に努められたいとの意見がありました。
 このほか、障害のある方への差別解消に向けた取組状況、児童相談所の体制強化、医学修学研修資金貸付事業の取組状況などについても質疑がありました。
 次に、がんセンター局関係について申し上げます。
 収支改善に向けた取組についてただしたところ、病床管理の徹底による病床稼働率の向上、各種診療加算の獲得等による収入増に取り組み、薬品卸業者との薬価交渉による値引き額の確保、時間外縮減による人件費の削減等の支出減により収支改善に努めたとの答弁がありました。
 これに対し、物価高騰による病院経営への影響は続くと予想されるが、がん対策の中枢を担う病院として引き続き県民に高度医療を提供するためさらなる経営改善に努められたいとの意見がありました。
 このほか、患者数増と手術件数減の理由などについても質疑がありました。
 以上が当分科会における審査の概要でありますが、結果といたしましては、審査を行った「令和4年度静岡県一般会計歳入歳出決算」の所管部局分外4件の決算につきましては、全員一致をもって、いずれも認定すべきものと決定いたしました。
 以上で分科会委員長報告を終わります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp