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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和5年12月定例会文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:加藤 祐喜 議員
質疑・質問日:12/14/2023
会派名:自民改革会議


○加藤委員
 一問一答方式で伺います。
 文化観光委員会説明資料5ページの第157号議案「土木工事の請負契約の一部変更について」です。27ページにも関連します。
 富士山静岡空港滑走路端安全区域整備工事に係る変更理由は書かれていて分かるので、変更内容及び変更に伴う今後のスケジュール等への影響について伺います。

○瀧口空港管理課長
 滑走路端安全区域下部の補強盛土工事において隣接するのり面の掘削を行ったところ、当初の想定よりも地質が脆弱で多量の湧水も発生し、のり面崩壊が懸念されました。
 そこで、施工中及び完成後の安全を考慮して、のり面対策工等を実施するよう設計変更し請負金額を増額するものです。
 全体事業費については、下部工の工事費が増額となりますが、今後契約を予定している上部工の盛土工で土砂の無償提供を受けるなど大幅なコスト縮減が見込まれることから、現時点で変更は発生しておりません。
 スケジュールについては、今回の設計変更に伴い年度内の工事完了が困難になったことから予算の繰越を行う予定です。
 なお、下部工が終わった後に執行する上部工の盛土工で大井川からの土砂の運搬等を先行実施することにより、工事全体のスケジュールに変更が出ないように考えております。

○加藤委員
 影響は出ないと分かりました。
 次の質問に移ります。
 説明資料7ページの東静岡駅南口県有地の活用に向けた取組についてです。
 本事業では県有地の早期利活用が求められています。今民間事業者への市場調査が終わったところで結果を集約中だとは思いますが、どのような意見や提案が寄せられたのか伺います。

○平形企画政策課長
 事業者への調査は、10月中旬から12月にかけて行い現在結果を取りまとめているところです。
 建築費の高騰や人手不足から事業性が厳しい案件が増えているといった意見、南口県有地の利活用に関する文化・スポーツ関連施設、教育関連施設、その他飲食店や宿泊施設などの提案がございました。

○加藤委員
 昨今の景気状況を見るといろいろ大変なことがあるとは思いますが、本事業を早期に進めて県有地の利活用を図ってほしいと思います。
 今後のスケジュールについて教えてください。

○平形企画政策課長
 先行して整備されます新県立中央図書館や静岡市が進めております駅北口のアリーナ構想の状況を踏まえて先進事例の調査も行いながら、慎重に活用策の検討を進めていきます。

○加藤委員
 まだ具体的にという感じではないですね。分かりました。

 次の質問に移ります。
 説明資料の19ページの観光DXの推進についてです。
 市町へのデータ活用伴走支援として熱海市など9市町が対象となっていますが、今後どのように展開していくのか伺います。

○山田観光政策課長
 現在実施している9市町への伴走支援の成果内容を来年2月を目途として全市町に報告してまいります。その上で伴走支援の希望があった市町には順次対応してまいりたいと考えています。

○加藤委員
 対象市町については希望を取っていると思います。9市町以外で希望しているところはあったのでしょうか。

○山田観光政策課長
 全35市町に呼びかけて希望があった9市町に対応しています。

○加藤委員
 分かりました。
 次に、第176号議案「令和5年度一般会計補正予算」のうち、こどもの安心・安全対策支援事業費助成についてです。
 補助対象が幼稚園、特別支援学校となっていますが、他の校種への支援があるか、及び補正予算額の積算方法について伺います。

○渡邉私学振興課長
 まず、この事業は先月決定しました国の令和5年度補正予算に対応するもので、弱い立場にある子供が性被害に遭う事案が全国的に後を絶たない状況を踏まえて私立幼稚園及び特別支援学校に対しパーティション、簡易更衣室、記録用のカメラの設置に係る経費を補助するものでございます。
 小中高校などでは、ソフト事業の命の安全教育として性教育を行う教職員に対する研修を実施する、またスクールカウンセラーを配置する、相談窓口を設置するなどがなされているほか、男女別の更衣室なども完備されており、対策が進んでいます。
 一方、特に被害を認識しづらい小さい子供や障害のある子供が多い幼稚園、特別支援学校については、小中高校のような対策やハード整備が進んでない現状があるので、今回施設整備や物品購入、ハード整備などに係る補助制度を創出するものです。
 また、補正予算の積算方法につきましては、国が補正予算内容を示した後、県から県内全ての私立の幼稚園、特別支援学校に所要額調査を行い、補助金の利用希望があるとした25施設分の必要経費を計上しています。

○加藤委員
 次に、12月補正予算のうち、空港受入体制確保・強化事業費助成についてです。
 国の経済対策に呼応してやっていると思いますが、空港機能が持続可能な形での維持発展を図るため、空港の受入れ体制の確保、強化を支援することが事業目的とのことです。具体的にどのような事業内容になっていますか。

○瀧口空港管理課長
 航空機の誘導、カウンター業務といったグランドハンドリングや航空保安業務につきましては、従前から人材不足が非常に懸念されておりました。加えてコロナの影響で航空需要が激減したことから脆弱な業界というイメージが定着し、離職者の増加、採用強化力の低下、新規就職者の減少が生じ、人材不足に直面しております。
 今回の事業は、国の補正予算を活用しまして富士山静岡空港においてグランドハンドリングや保安業務を行う事業者に対して、国際線の新規就航や復便の際に安定的な業務を遂行できるよう必要な経費を支援するものです。
 具体的には、国際線の新規就航、再開に伴い、人材不足が発生した場合に他の空港から応援派遣を受け入れる経費や一部業務を外部に委託する経費に対する支援です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp