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委員会会議録

委員会補足文書

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令和4年決算特別委員会文教警察分科会
決算等の説明 【 当局側説明 】 発言日: 10/31/2022 会派名:


○大原警察本部長
 私から、お手元に配付いたしました主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書に基づきまして、御説明いたします。
 初めに、令和3年度の予算の執行実績についてであります。
 歳入の決算状況につきましては、説明資料の53ページから55ページに記載のとおりであります。
 55ページの合計欄を御覧ください。
 令和3年度の歳入は、予算現額24億8000万円余に対しまして収入済額は23億9300万円余で8600万円余の減となっております。
 次に、歳出の決算状況でありますが、説明資料56ページから59ページに記載のとおりであります。
 59ページの合計欄を御覧ください。
 令和3年度の歳出は、予算現額791億3300万円余に対しまして支出済額は782億7800万円余であり、翌年度繰越額は6800万円余であります。
 不用額の7億8600万円余のうち5億5000万円余は、56ページの職員給与費で給料及び諸手当などが見込みを下回ったことによるものであります。
 続きまして、令和3年度の主要な施策の成果につきまして御説明いたします。
 説明資料の1ページを御覧ください。
 令和3年の県警察の運営指針につきましては「県民の期待と信頼に応える警察〜正・強・仁〜」と定めた上、7つの重点目標を掲げ各種施策を推進しました。その結果、令和3年中の刑法犯認知件数は平成15年以降19年連続で減少し、交通事故につきましても、人身事故の発生件数、死者数、負傷者数はいずれも前年より減少し特に死者数は89人と統計を取り始めた昭和28年以降最少を記録しました。
 次に、各部ごとの主要施策について御説明いたします。
 5ページを御覧ください。
 初めに、総務部及び警務部の警察力を最大限に発揮するための警察運営に向けた取組の推進であります。
 その1は(1)警察組織機構の整備であります。
 県警察では、県民の期待と信頼に応える警察の確立に向けまして組織体制の強化を図りました。主なものといたしまして、暴力団を主体として組織的に敢行される特殊詐欺グループの検挙対策を強力に推進するため特殊詐欺事件捜査室を捜査第二課から捜査第四課へ移管するとともに、新たな手口に対応するため生活安全企画課に特殊詐欺分析係を新設しました。
 9ページ中段を御覧ください。
 その2は(12)大仁警察署庁舎等建設事業であります。
 庁舎の老朽化及び狭隘化に伴い、伊豆の国市三福地先に移転整備する大仁警察署につきましては、建設工事に着手し整備を進めているところであります。
 次に、14ページを御覧ください。
 生活安全部の人の生命身体の安全を脅かす事案への迅速的確な対応と、特殊詐欺被害防止対策の推進であります。
 主な施策は、(1)地域安全活動の推進であります。
 県警察では、地域の犯罪情勢に即した犯罪抑止対策を推進しております。その結果、刑法犯認知件数及び本部指定抑止対象の身近な犯罪の認知件数は、ともに前年と比べ6.1%減少しました。一方で依然として被害が後を絶たない特殊詐欺対策としてしずおか関所作戦を推進したほか、ATM出金制限を実施する協力金融機関の拡大を図りました。
 次に、29ページを御覧ください。
 刑事部の凶悪な犯罪や暴力団などによる組織的な犯罪の徹底検挙であります。
 31ページを御覧ください。
 その1は(5)重要犯罪捜査の推進であります。
 殺人、強盗などの重要犯罪の発生時には最大限の捜査力を投入して迅速的確な初動捜査を行い、被疑者の早期検挙や客観証拠の収集に取り組むことで検挙率が前年比4.9%向上しました。
 35ページを御覧ください。
 その2は(13)特殊詐欺事件捜査の推進であります。
 特殊詐欺の撲滅に向け、不審者に対する職務質間やだまされたふり作戦を積極的に推進し被疑者の現場検挙を図るとともに、検挙被疑者への突き上げ捜査により55人を検挙するなど、暴力団などの犯行グループを壊滅させるための活動を推進しました。
 次に、38ページを御覧ください。
 交通部の高齢者と子供の交通事故防止対策の推進であります。
 その1は(3)交通安全活動の推進であります。
 県警察では、交通事故発生実態の分析を踏まえたPDCAサイクルに基づく交通指導取締りを初めとする各種取組を組み合わせ、総合的な交通事故防止対策を推進しました。
 特に、高齢者と子供をはじめとする歩行者の交通事故防止対策としてしずおか・安全横断3つの柱の定着・実践に向けた取組を実施し、交通安全意識の高揚に努めた結果、交通人身事故の発生件数、死者数、負傷者数はいずれも前年と比べ減少しました。
 44ページを御覧ください。
 その2は(5)交通安全施設の整備による交通の安全確保と、快適な交通環境の確立であります。
 通学路、生活道路の安全確保に向け、歩行者等の安全通行を確保することを目的としたゾーン30プラスなどの整備を推進したほか、視認性に優れ二酸化炭素の排出削減効果が高いLED信号機を430か所整備するなど、安全で快適な交通環境の構築を推進しております。
 次に、49ページを御覧ください。
 警備部の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催に向けたテロ対策の推進及び大規模災害などの緊急事態対策の推進であります。
 その1は(1)災害警備活動であります。
 県警察では令和3年度中、災害警備本部などを28回設置し被害情報の収集などに従事しました。
 特に令和3年7月、熱海市伊豆山における土石流災害においては警視庁ほか26道府県警察から特別派遣を受け被害情報の収集、救出救助、交通対策、身元確認などを行いました。本災害では死者27人、行方不明者1人の被害が発生したところですが、残る1人の行方不明者の早期発見に向け、現在も捜索活動を継続しております。
 50ページ中段を御覧ください。
 その2は(6)オリンピック・パラリンピック対策の推進であります。
 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会については、新型コロナウイルス感染症対策を徹底した警備計画に基づき警戒警備を完遂いたしました。
 以上、主要な施策の概要について申し上げました。御審査のほどよろしくお願いいたします。

○江間委員長
 以上で当局側の説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、10月27日に決算特別委員会における審査についての資料が配付され審査対象における主なポイントが記載してありましたが、決算案件のみを審査するため、いわゆる所管事務調査の質問は審査の対象外ですので避けるようにお願いします。
 また、審査の過程で委員の皆さんから出された意見については、新年度予算編成に生かすため分科会意見として集約、整理して決算特別委員会委員長へ提出いたしますので積極的な発言をお願いします。
 では、発言願います。

お問い合わせ

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電話番号:054-221-3482

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