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委員会会議録

質問文書

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令和5年10月子どもの孤立対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:沢田 智文 議員
質疑・質問日:10/10/2023
会派名:ふじのくに県民クラブ


○沢田委員
 まず、いじめの認知件数で頑張っているという宮崎県、山形県の具体的な取組を教えていただければと思います。

○太田正義氏
 宮崎県は、当時ばんと上げたときは、消しゴムを貸すのを断っただけ、要するに消しゴムの貸し借りなど、何か物の貸し借りを断っただけでも、その可能性として考えたほうがいいのではないか、そんなことも下ろしていたようです。あとは、山形県は、統一形式のアンケートを導入して、認知率を上げにいったという話は聞きました。何か具体を下ろすということも大事ですし、統一してやるものも1個導入する。現場にはそれぞれやり方も任されるのですが、1回何か統一してやっておくというのも方法なのかなという感じはしています。

○沢田委員
 私も元教員でして、このいじめの実態調査は、現場で何回もやったのですが、やはり学校間で、あとは教員同士で、そこの教員の集団で、認知件数というのは大きく変わると思っています。現在、その認知件数が増えたということで、増えて問題だという報道がされて、そこじゃないんだよなと思っていて、認知件数はあればあったほうが、子供のサポートにつながるとずっと思っていたので、現場では、少しでも嫌って相手が思ったことは、いじめとして認定しようというふうに、認知件数を増やそうと努力をしてきたのですが、ICT等、ツールを利用している市町があると先ほど紹介されたのですが、こういうものがいいよっていうものがもしあったら、紹介をしていただければと思います。

○太田正義氏
 先ほど言いましたように、自殺予防に関する通知が、文科省から出ていて、そこに、いろいろ紹介されているものがあります。令和5年7月10日の通知に幾つか紹介されておりますので、それを参考にしていただけると。浜松市さんは、試験的に今年導入して、今、増えている、増え過ぎていることについて、対応をどうしようかということを言っていましたが、文科省から、例えばこういうグーグルやマイクロソフトのものがあるとか、あとはこういう子供の発達科学研究所さん――浜松にある医大とコラボしてるところや、スタンドバイさん、浜松はスタンドバイさんを導入したかと思います。これは自殺予防に関連したものですけれども、文科省から通知が出ていまして、導入事例とかも紹介されていますので、こういったものを見ていただけると分かると思います。今年の7月に、自殺予防の関係で通知が出ています。

○沢田委員
 ありがとうございます。
 最後に、保護者と児童生徒に、心理教育の必要性をおっしゃっていただいたのですが、心理教育を進める上で、注意すべきこと、こうしたほうがいいよというところがありましたら、それを教えていただければと思います。

○太田正義氏
 我々がすごく、調査をやっていて思ったのは、心理教育というのは子供の心理に対して、いろいろ予防的に考えること、教えていくことなので、一番言わなければいけないと思ったのは、被害者が次の加害者に転じる可能性がある。それってなかなか理解されにくいメカニズムですけれども、物すごくリスクはやはり高いことなので、そういったことを丁寧に説明していく必要があると思いましたし、あとは、その子供同士だけで解決しようとするのは、悪いことではないですよね。発達的にいっても、大人の力を借りずに子供だけで解決したいというのは、悪いことではないけれども、大人の力を借りるべきこともあるということですよね。子供が主体的に自分たちで何か頑張ることは悪いことではないけれども、この問題についてはぜひ大人の力を借りてほしいということをしっかりとお願いしていくことが必要かと思います。

○鳥澤委員長
 では引き続き御発言、お願いします。

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静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

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