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委員会会議録
委員会補足文書
令和５年決算特別委員会
| 鈴木（啓）文化観光分科会委員長 【 分科会委員長報告 】 発言日： 11/07/2023 会派名： |
○落合委員長
次は、文化観光分科会委員長 鈴木啓嗣君。
○鈴木（啓）文化観光分科会委員長
文化観光分科会における審査の概要と結果について御報告いたします。
今回、当分科会で審査した決算は「令和４年度静岡県一般会計歳入歳出決算」のうちスポーツ・文化観光部関係であります。
まず委員から、競技力向上対策事業費の実施状況及び成果についてただしたところ、当局から各競技団体が行う強化合宿・県外遠征等、用具整備、ＩＣＴ整備に支援を行った、このうち強化合宿・県外遠征等では優秀指導者の招聘も含め41団体で合宿145回、遠征207回、日帰り練習614回が実施され令和３年度と同程度または上回る実績となっている、用具整備では７団体にボート、ホッケーゴールなどの高額競技用具の購入支援を行い、ＩＣＴ整備では15団体にリモート指導や戦術分析等を行うためのタブレット端末やパソコンなどの情報通信機器の整備支援を行った、成果については、県スポーツ推進計画では国民体育大会出場231種目を目標としており、令和４年度の栃木国体では227種目で目標には若干届かなかったものの、過去５大会の平均221種目を上回ったことから一定程度の効果があったものと考えているとの答弁がありました。
これに対し委員から、スポーツの競技力向上には指導者が重要であることから優秀な指導者の積極的な招聘に尽力されたいとの意見がありました。
次に、国際線運航再開促進強化事業費助成の予算繰越しの理由をただしたところ、令和２年３月以降静岡空港で欠航、運休が続いていた国際線について旅行会社や航空会社への誘客支援強化に取り組んだ結果、令和５年２月以降の韓国やベトナムとのチャーター便運航を皮切りに３月にはチェジュ航空のソウル線が運航再開されるに至ったが、その他の国際線ではコロナの影響が色濃く残り運航再開の見通しが立たないため予算を令和５年度に繰り越すこととなった、繰越予算は本年度欠航、運休が続いている路線の就航先で行う地下鉄の広告、現地の旅行会社の販売支援などの誘客プロモーション強化に活用していくとの答弁がありました。
これに対し、台湾や東南アジア諸国からの新規需要を取り込むための積極的な売り込みを展開するなど、さらなる国際線の就航にも取り組まれたいとの意見がありました。
このほか、東静岡南口県有地の活用に向け静岡県立大学と実証実験を行った目的、サイクルモード東京2022及び台北サイクル2023への出展に関し出展費用と本県ブースへ来場した方の反応、富士山利用者負担制度の見直しに係る検討状況と明確になった課題の内容、コロナ禍で学生の学びを継続するために県内大学等が行った支援への助成の内容などについても質疑がありました。
以上が当分科会における審査の概要でありますが、結果といたしましては、審査を行った「令和４年度静岡県一般会計歳入歳出決算」の所管部局分の決算につきましては、全員一致をもって、認定すべきものと決定いたしました。
以上で分科会委員長報告を終わります。
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