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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和5年9月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:中沢 公彦 議員
質疑・質問日:10/04/2023
会派名:自民改革会議


○中沢委員
 知事、物すごい形相になってますから、もう少しリラックスされたほうがいいですよ。
 分割質問方式です。
 時間が相当たっている話でありますが、結果的にその間議会も、またマスコミも当局の皆さんもこの件について触れることもなく過ごしたことは、それぞれの立場が不徳の致すところだと思っています。
 それを踏まえて、その間はその話がなかったわけですから返上するとか減額するとかは知りませんが、しなくて済んだ、払わなくて済んだことに対してはどんな思いがしましたか。

○川勝知事
 特段の思いはありません。ただ、令和3年12月議会で厳しく指弾を受けた以降もそれが続いたことについては、これはどうしたものか、どうして打開するかとの思いは一貫してございました。

○中沢委員
 返さなくてよかったな、得したとは思わなかったということですね。
 今回の問題の根幹は何か分析しました。私は政務と公務の問題が根幹として非常にあるのではなかろうかと思っています。特に川勝知事の場合は知事就任後、私に政務は存在しません、公務でやるのが私の仕事ですと言いながらやってきたわけでありますが、私は当時から思っていたことがあります。本来政治家たる者、政務がない政治家は存在しないと。
 つまり我々が活動をする上では、公職選挙法にのっとって政治団体を届け出て、その政治団体の下に様々な活動をしています。政党に入っていようがいまいが、政治家になった人は政治団体の届出をした上で、それを根拠に活動しています。
 川勝知事は政治団体への届出はされてないと思いますので、すごく深堀りして厳密にいったときに何の根拠で政務をこなしたのか、これは公職選挙法違反ではなかろうかと。細かいことを言えば政務で活動したときの交通費、移動費、そのとき誰かにおごってもらったのか自分で払ったのかは分かりませんが、食事もしくは宿泊等あらゆることに発生する金銭は、我々が政務として行った場合は政治団体を基にしかるべき適正なところから費用を出しております。
 こうしたことを追求すると切りがないので、訳の分からんへ理屈で公務しかやりませんという政治家はこの世に存在し得ないと思っているわけです。ところがその訳の分からんへ理屈をこいた結果今回失敗したのだと思いますから、元をただせば政務もある政治家だったら、こんなことになってないんじゃないかなと思うことが多分にあります。
 そこでお聞きしたいことがあります。
 選挙の応援は政務であるがペナルティーは公務として、公人として公務員を使ってこの手続をされていることに対してどう思ってますかと話がありましたが、公人ということではなくて、聞いているのは公務と政務に対するすみ分けにおける公務員の使い方を聞いているわけです。
 改めて伺いますが、公務員の使い方として、今回の政務における失態の尻拭いをさせたことに対して適正かどうか見解を伺います。

○川勝知事
 私は公人として振る舞うと。ただし2番委員御指摘のとおり、政務なくして知事にはなれません。したがって政務のときは選挙のときと心得ておりますが、自分以外の選挙はしないことを実行してまいりました。しかし前回それを破ったことでは公人としてあるまじきことだと言われ、公人として自らにペナルティーを科すことで公務員の皆様方の知恵もお借りして今回の条例の提出に至ったことでございます。

○中沢委員
 いずれにしても政務をやらないといっても行動の中では政務と判断されることは今後もあるはずです。その辺をこのままへ理屈をこいて突っ張るのか、それとも政治団体を設立した上でそれに取り組むのかよくよく考えられたほうがいいと思います。
 それを踏まえて聞きたいのが先般私が祝賀会を開催させていただきました。そのときなぜ参加したんですか。公務ですか政務ですか、そして会費はどこから出たのか伺います。

○川勝知事
 議長の祝賀会に行くのは行政のトップとして義務であるという認識を持っております。そしてなぜ参加したかといえば、そういう理由で今までお招きがあったとき、あるいはお誘いがあったときに公務等に支障がない場合に参加しなかったことは一度もありません。
 一度だけ、南アルプスの山小屋が閉まる前にどうしても入らなくちゃいけないときに行けなかったことがあります。しかしながらその日は中止になりましたので驚き、別の日に祝賀会があったときに招かれざる客としてお祝いに駆けつけたことがございました。
 今回も案内状がありましたので参ったと。そして政治団体、政治資金規正法に基づく祝賀会でしたので私の自らのポケットマネーで行ったというところでございます。
 なぜ行ったのかは先ほど申したとおりで、一応御答弁したつもりでおります。

○西原委員長
 知事、答弁が漏れています。公務か政務かの質問に対する答弁が漏れています。

○川勝知事
 これは公務だと私は認識しておりました。

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