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委員会会議録

質問文書

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令和5年11月子どもの孤立対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:沢田 智文 議員
質疑・質問日:11/21/2023
会派名:ふじのくに県民クラブ


○沢田委員
 今日はありがとうございました。
 令和4年度、県内は小学校、中学校合わせて9,400人が不登校で、高校生は全日制、定時制合わせると1,100人ぐらいですかね。中学校の3年生が2,000人を超えたのですが、そのうちの1,500人ぐらいが定時制や通信制に進学をしたと、県教委から回答があったんです。
 県はどんな事業をやっているかというと、県内3校だけですけれども、県立校に即席カフェをつくって、子供たちがということで、多分Bの子だと思うんです。その定時制と通信制、多部制、そういったところを取っている高校に、今、一定入れているのですが、子供たちが空いている時間に、終わった後に話をしてということで、この前視察をさせてもらったときに、非常に子供たちは、いい顔をしてたのです。これを、小学校、中学校にも導入したらということを今、考えているのですが、やはり頑張ってくれている法人が、今2つ入ってくれているので、それを全部の小中学校、470何校には当然入れられないかなと思うと、先ほど山野さんが言ったように、地域資源をということで、今の60代、70代、80代は、いい意味でのおせっかいの人たちなので、そういう方たちに入ってもらうと。どうせ子供たちの数が減って、空き教室が多分出てくるので、校内にそういうのをやれるといいのかなと、Bの子たちは対象になると思うのです。Cの子に校内の支援センターって、前の永岡文部科学大臣が概算要求5億円とかと出しましたが、それよりもBの子たち、もしかしたらAの子たちもそうなると思うのですが、そういったところで、もし何かいい事例があったら教えていただければと思います。

○山野則子氏
 今日、私、学校プラットフォームを、初めのところに入れてなかったと思ったのですが、まさに今おっしゃられたことを、実は実践しているのです。学校に居場所があれば、一番ベストだと私も思っています。学校プラットフォームというのは、スクリーニングで振り分けられても、結局、居場所がないとなって、先生がつなぐところがないとか、どこかの場所でやっていても先生には見えないので、なかなかその場所がいいところなのか分からないという意見も多いのです。それで、大阪で、学校で居場所をつくるという形で、やっている実践があるのです。そうすると、もうどの子が就学援助の子供か分かる。今、子ども食堂はたくさん各地にありますが、どの子が就学援助の子とか貧困の子か分からないから、来た子にケアしているだけです。専門機関は誰もそこに送らないので、子供たちが自然に行くだけですから。私はすごいそれもミスマッチというか、あるのは大事だと思うのですが、もっと行ったほうがいい子がしっかりと行けたらいいと思っているのです。それをスクリーニングの仕組みでつなぐ。でも学校でない場所だったら、すっとつなげられないというので、学校プラットフォームと呼んで、貧困対策で呼んで、私は本も出しているのですが、学校の居場所で、子ども食堂をやっているところが何校か出てきています。大阪で。そうすると、就学援助を受けている子たちを全部誘い込むので、もうパーフェクトなんです。名簿が玄関に置いてあって、来るべき子は全部来ている。もう1つポイントは、さっき高校でカフェがあるけれども、スクリーニングをやってないと、カフェも行く子が行くだけなんです。だからもったいないです。私としては、スクリーニングをやっていたら、この子は必要だという子を、カフェにちょっと背中を押しましょうと決まる、それだけでいいんです。だから、私がさっき申し上げた、スクリーニングもやっていて居場所をやっているところは、もう100%しんどい子をつないでいる。でも、学校で勝手に居場所をやっているところは関わっていないので、子供が勝手に居場所に行っているだけなので、学校にせっかくあるのですが、だから、名簿も置いていない。でもこっちの学校はしっかりと名簿も置いていて、先生は負担ではないのかって、先生も見に来たりもしてるのです。あれだけ教師の働き方改革が言われたので、先生負担じゃないですかって言ったら、いや、来てるほうが、よっぽど今日朝御飯あるからおいでって言ったら、呼びやすいし、こんなことをやってくれているほうが、授業中集中するし、おっしゃったとおり、子供が生き生きするし、教師としても、教育的意義として、関わっているんだとおっしゃっていました。そうなったらもうパーフェクトだなと思って。近所のお医者さん、歯医者さんも、学校でやっているから、協力してくれるんですよ。毎朝開業前に来て、キリン堂さんは歯ブラシを寄附して、簡易水道を寄附した商店街の人もいて、みんなが寄附で集まって、歯医者さんがチェックして、頑張った子には歯磨きチューブをあげてみたいなことを、その学校でやれているのです。それが一番私の理想なので、すばらしい。そこにはスクリーニングがあると適切につなげるという意味です。

○鳥澤委員長
 引き続き、質問を発言願います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

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