本会議会議録
質問文書
令和6年9月定例会建設委員会 質疑・質問
![]() | 質疑・質問者: | 植田 徹 議員 |
![]() | 質疑・質問日: | 10/03/2024 |
![]() | 会派名: | 自民改革会議 |
○植田委員
質問の前に6番委員が発言しました富士山に関連しまして、今定例会の9月30日の一般質問で質問させていただきましたが、今こそ山梨県のアドバイザーをされた鈴木知事の出番ではないかとお話しました。富士山に関し山梨県と静岡県の対応が違うと大変なことが起きてしまう。富士登山における死者も山梨県に比べて倍の人数を数えている静岡県であります。ぜひ鈴木知事の力で山梨県と調整を取っていただきたいという思いで質問させていただきました。富士山の後世継承あるいは富士山の保全に関わることですが、富士山頂に行くには道路なくして行けないわけです。そこで富士山に関わることは、ぜひ静岡県庁の全部署で対応していただきたい。とりわけこの交通基盤部は道路局を持っている部署ですから、要だと私は思っておりますので、十分に心して関わっていただきたい。そのことを再度申し上げておきます。
それでは質問に入ります。
一問一答方式でお願いします。
9月半ば頃に、静岡新聞にAIいわゆる自動運転が導入されるという記事が出ました。富士市は新幹線があって在来線とつながっていない唯一の地域です。1988年から長年にわたる課題として、DMV――デュアルモードビークルやLRTなどあらゆる可能性を検討してきましたが、地域の皆さんは、身延線の引込線を利用しての富士駅と新富士駅の連結を夢見てきました。しかしこれには多大な費用がかかるということで、暗礁に乗り上げたままになっております。
そこでこの電子頭脳を活用した実験が始まり、やっと富士市の番が回ってきたなという思いで見ております。この自動運転Show CASEプロジェクトは4、5年前から始まっているとのことで、松崎町、袋井市、富士市で実験をやられるようですけれども、特に私としてはこの富士市での実験に期待している。ただ実験だけで終わってしまうのではなく、なんとか実装につなげてもらいたいと思いますので、交通基盤部の本気度をお伺いします。
○増田政策管理局技監兼未来まちづくり室長
Show CASEプロジェクトは、自動運転を進めていくプロジェクトになりますけれども、令和元年度から下田市、松崎町、沼津市、それから掛川市と進めてきたところでございます。様々な実証実験を行ってきて、ここで取りあえずやめましょうとなった下田市のような市町もありますし、もっとこれからどんどん続けていきましょうという松崎町のような市町もあり、基礎自治体と足並みをそろえながら今まで進めてきたところでございます。
地域実装を目指して行っているわけですけれども、具体的な地域実装としては、沼津市が今年度から市の単独事業として実験していくと伺っております。
今後も市町と足並みをそろえながら実験を進めていった上で、その後に市の事業として橋渡ししていくのが我々の役目なのかなと感じています。
○植田委員
ありがとうございます。
まさしく私が希望するのはそういったことで、松崎町や袋井市、富士市などの各市町に手を差し伸べて、県のきめ細やかな援助をしていただきたいという思いでいっぱいです。どうかこれが実り大きい実験でありますように期待して質問を終わります。
このページに関するお問い合わせ
静岡県議会事務局議事課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3482
ファクス番号:054-221-3179
gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp