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委員会会議録

委員会補足文書

開催別議員別委員会別検索用


令和5年9月定例会文教警察委員会
議案説明及び所管事項等の報告 【 当局側説明 】 発言日: 10/04/2023 会派名:


○大原警察本部長
 ペーパーレスシステムの07文教警察委員会02公安委員会フォルダの中の公安委員会・所管事項等説明資料のファイルを御覧ください。
 本議会でお諮りします議案は、資料1にあります第104号の補正予算に関する議案及び資料2にあります第133号の専決処分の承認に関する議案の2件であります。
 提出議案につきましては後ほど関係部長から御説明いたしますので、私からは所管事項の主要な施策について申し上げます。
 第1は、犯罪の起きにくい社会づくりについてであります。
 資料3を御覧ください。
 特殊詐欺被害防止対策としては、引き続き固定電話機対策を中心とした被害防止対策を推進するとともに、防犯アプリ等を活用したタイムリーな情報発信と関係機関等と連携した防犯活動を推進してまいります。
 また、児童虐待防止対策としては、政令市を含む県下7か所の児童相談所に配置した警察官が初動対応と警察署との情報共有を迅速に行うことで被害児童の早期安全確保と被疑者の早期検挙に努めており、この取組を継続して推進いたします。
 第2は、夏期における山岳遭難及び水難事故への対応についてであります。
 資料4を御覧ください。
本年は、富士山をはじめとする県内の山への登山者の増加が見込まれたところ、7月1日から8月31日までの夏期期間中、富士山及び主要な海水浴場に臨時警備派出所を開設するなど山岳遭難と水難事故に対応してまいりました。
 期間中における山岳遭難は、前年同期と比べて増加しコロナ禍前以上となりました。
 本年の山岳遭難の特徴としましては、病気や疲労によるものが全体の約半数であることから、無理のない安全な登山についての情報発信を継続してまいります。
 一方、同期間における水難事故は前年同期と比べて減少しております。
本年の水難事故の特徴としましては、釣りや水遊びによるものが全体の約4割であることから、ライフジャケットの着用のほか、悪天候や体調不良時には水辺に近づかないことについての情報発信を継続するとともに、関係機関と連携した安全指導や警戒活動を推進してまいります。
 第3は、各種犯罪の取締りについてであります。
 資料5を御覧ください。
 その1は、重要犯罪と特殊詐欺の取締り状況であります。
 重要犯罪につきましては、沼津警察署管内において嬰児の焼損死体が発見されたことを端緒とした嬰児被害の殺人、死体損壊事件等を検挙しております。
 特殊詐欺につきましては、初動捜査や突き上げ捜査を徹底した結果、受け子などの末端被疑者のほか、指示役の暴力団構成員らを検挙しております。
 資料5−1を御覧ください。
 その2は、組織犯罪の取締り状況であります。
 暴力団の取締りにつきましては、静岡県暴力団排除条例で禁止された区域において暴力団事務所を開設したとして、六代目山口組系組長らを検挙するなど暴力団の資金源や組織運営に打撃を与えることに的を絞った取締りを推進しました。
 薬物事犯の取締りにつきましては、国際郵便による覚醒剤密輸入事件やSNSと宅配便を利用した覚醒剤密売事件、大麻所持事件等を多数検挙しております。
 第4は、総合的な交通事故防止対策についてであります。
 資料6を御覧ください。
 本年8月末の人身事故の発生状況は、件数、死者数、負傷者数のいずれも前年同期と比べて増加しており特に高齢者と子供が関係する事故や歩行者事故が増加しております。
 日没時間が急激に早まる秋口以降は、夕暮れ時から夜間にかけて歩行者が被害に遭う死亡事故が増加する傾向にあり、高齢者と子供をはじめとする歩行者に重点を置いた対策を講じる必要があります。
 夕暮れ時の歩行者保護に資する交通指導取締りやパトロールに加え、年齢に応じた交通安全教育や反射材の着用促進に向けた広報啓発を通じて運転者と歩行者双方の交通安全意識の向上を図るとともに、横断歩道をはじめとする交通安全施設の適切な整備を推進するなど総合的な交通事故防止対策を推進してまいります。
 第5は、テロ対策・大規模災害等緊急事態への対応についてであります。
 資料7を御覧ください。
 その1は、官民連携によるテロ対策の推進であります。
 本年8月静岡市内において歩行者天国に車両を故意に突入させる殺人未遂事件が発生しました。
 これを受け、緊急に県知事及び各市町の首長に対し各種イベント開催における警備員の適正配置の徹底などテロ等重大事案の発生防止に関する申入れを行いました。
 テロ等への備えとしては、公共交通機関や大規模集客施設管理者との合同訓練も行っており、今後も県民のテロ防止の意識を高める官民連携によるテロ対策を推進してまいります。
 資料7−1を御覧ください。
 その2は、台風をはじめとした緊急事態への対応であります。
 本年7月に発生した国道1号静清バイパスにおける橋桁の落下事故においては対策本部を速やかに立ち上げ、情報収集や交通規制に加え要救助者の有無を確認すべく災害救助犬の派遣等を実施しました。
 災害への対応としては、6月の台風第2号では関係機関と連携の上行方不明者の捜索と倒壊家屋からの救助活動を実施し、8月の台風第7号では竜巻被害現場において指揮支援班による情報収集活動等を実施しました。
 また、災害時に適切な対処が行えるよう南海トラフ巨大地震を想定した災害警備本部の運営訓練を行ったほか、浜松市及び湖西市の各会場において関係自治体をはじめ各防災機関と連携した救出救助訓練や遺体収容所運営訓練などを行いました。
 私からは以上であります。

○河合総務部長
 私からは、補正予算、専決処分事件の承認及び報告について御説明いたします。
 ペーパーレスシステムの00_1議案・議説・説明要旨フォルダの中にあります03議案説明書のファイルを御覧ください。
 初めに、第104号議案「令和5年度静岡県一般会計補正予算」についてであります。
 議案説明書の17ページを御覧ください。
 公安委員会・所管事項等説明資料は資料1に記載がございます。
 第10款警察費の補正予算額は、3億1400万円の減額で補正後の予算現計額は805億9065万6000円となります。
 補正する事業は、第1項警察管理費第4目交通安全対策費の交通安全施設等整備事業費及び第5目警察施設費の警察庁舎整備事業費の2事業であります。
 現在施工中の交通管制センター庁舎等建設工事につきましては、地中障害物の影響により杭工事の工法変更を余儀なくされたため工期を延長することとなりました。これに伴い交通安全施設等整備事業費のうち、本年度予定していた中央表示板等の整備工事及び交通管制システムのリース更新を来年度へ移行するため、本年度の事業費を2億4100万円減額するものであります。
 次の警察庁舎整備事業費につきましては、先ほどの工期延長に伴い本年度予定していた交通管制機器移設工事を来年度へ移行するため、本年度の事業費を7300万円減額するものであります。
 次に、債務負担行為の変更及び追加についてであります。
 議案説明書の26ページ及び27ページを御覧ください。
 公安委員会・所管事項等説明資料は資料1の3(1)に記載がございます。
 下田警察署庁舎等建設事業に係る改修工事契約及び交番・駐在所建築工事契約につきましては、建築工事共通費積算基準の改定に伴い来年度以降工事費の増額が必要となるため債務負担行為の変更を行うものであります。
 議案説明書の33ページを御覧ください。
 公安委員会・所管事項等説明資料は資料1の3(2)に記載がございます。
 交通管制センター庁舎等建設工事の工期変更に伴い、来年度以降の事業費として4件の契約について新たに債務負担行為を設定するものであります。
 次に、第133号議案「専決処分事件の承認について(損害賠償請求事件の和解)」であります。
 議案説明書の70ページを御覧ください。
 公安委員会・所管事項等説明資料は資料2に記載がございます。
 信号機滅灯中の交差点において発生した交通事故に伴う損害賠償請求事件の和解について、このほど専決処分したので承認を求めるものであります。
 次に、議案説明書の85ページ及び86ページを御覧ください。
 報告第36号及び報告第37号は専決処分事件の報告についてであります。
 警察職員が運転する車両による交通事故及び初心運転者講習通知書の誤送付事案に係る損害賠償額の決定及び和解について、それぞれ専決処分したので御報告するものであります。
 以上でございます。御審査のほどよろしくお願いいたします。

○木内委員長
 以上で当局側の説明が終わりました。
 これより公安委員会関係の質疑等に入ります。
 なお、所管事務調査も併せて行います。
 では、発言願います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

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