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令和7年2月定例会建設委員会
議案説明 【 当局側説明 】 発言日: 02/18/2025 会派名:


○森本交通基盤部長
 本議会に提出しております交通基盤関係の案件の概要と所管事項の状況につきまして、建設委員会説明資料(先議分)により御説明いたします。
 それでは、説明資料3ページを御覧ください。
 初めに、提出案件についてであります。
 今回提出しております交通基盤部関係の案件は、令和7年度関係が予算議案3件、別号議案3件の計6件、令和6年度関係が予算議案6件、別号議案12件及び報告2件の計20件でありますが、本日の委員会におきましては、令和6年度関係のうち第49号議案「令和6年度静岡県一般会計補正予算」、第58号議案「令和6年度静岡県清水港等港湾整備事業特別会計補正予算」及び第65号議案「令和6年度静岡県流域下水道事業会計補正予算」について先議をお願いするものであります。
 5ページを御覧ください。
 補正予算額は上段の予算総括表の一般会計、2月補正C欄の上段に先議分として記載しました259億360万7000円を増額するものであり、これは国の補正予算に対応するための経費を補正するものであります。
 7ページを御覧ください。
 次に、(2)繰越明許費であります。
 今回の補正予算が年度後半の補正予算のため、工期が年度をまたぐことになることから併せて繰越明許費を設定するものであり、ア変更の表に記載のとおり道路橋りょう新設改良費ほか6事業を変更するとともに、イ追加の表のとおり交通基盤企画費ほか3事業を追加するものであります。補正後の交通基盤部の繰越明許費の合計は、変更、追加の計AとBを合計しました342億9800万円であります。
 8ページを御覧ください。
 第58号議案「令和6年度静岡県清水港等港湾整備事業特別会計補正予算」であります。
 国の補正予算に対応し、特別高圧電気使用料への物価高騰支援に伴い港湾管理費を補正するための経費120万7000円を増額するものであります。
 9ページを御覧ください。
 第65号議案「令和6年度静岡県流域下水道事業会計補正予算」であります。
 国の補正予算に呼応し、狩野川西部処理区において施設の老朽化対策を実施するための経費であり、(3)資本的収支の9000万円を増額するものであります。
 10ページを御覧ください。
 これは国の補正予算に伴う今回の補正事業を一覧表にしたものであります。
 合計額は下に記載のとおり、一般会計で259億360万7000円、清水港等港湾整備事業特別会計で120万7000円、流域下水道事業会計で9000万円であります。
 12ページを御覧ください。
 これは10ページで御覧頂きました一般会計の補正予算のうち、一般公共事業について国補正項目で整理した一覧表であります。
 県といたしましても、国に呼応して必要な補正予算を計上させていただきましたので、防災・減災、国土強靱化の強力な推進に向け道路新設・改築や河川改良、津波対策施設の整備等を行い、県民が安全で安心して暮らせる生活基盤を確立してまいります。
 なお、13ページから27ページにかけて、国補正関係一般公共事業及びインフラ包括管理推進事業費ほかの事業概要を掲載してございます。
 以上、2月補正予算について御説明申し上げましたが、議案の詳細につきましては柴政策管理局長から御説明申し上げます。

○柴政策管理局長
 提出案件の詳細につきまして、議案説明書(令和6年度関係)により私から一括して説明いたします。
 21ページを御覧ください。
 第49号議案「令和6年度静岡県一般会計補正予算」についてであります。
 第9款交通基盤費第1項交通基盤管理費のうち第2目交通基盤企画費3000万円の増額は、(1)インフラ包括管理推進事業費の国の補正予算に伴う補正であり、市町と連携し社会インフラを包括的に管理する体制の構築に向けた調査を行うものであります。
 第4項道路費のうち第2目道路橋りょう新設改良費44億5100万円の増額は、(1)道路関係国庫補助事業費、(2)社会資本整備総合交付金事業費(道路)及び22ページ(3)半島防災推進事業費(道路)の国の補正予算に伴う補正であり、国の補助金及び交付金を活用して道路の新設等を行うものであります。
 第3目国直轄事業費負担金8億7500万円の増額は、(1)国直轄道路事業費負担金の国の補正予算に伴う補正であり、国が直轄で行う道路の改築に要する経費の一部を負担するものであります。
 23ページを御覧ください。
 第5項河川砂防費のうち第1目河川砂防管理費620万円の増額は、(1)半島防災推進事業費(河川)の国の補正予算に伴う補正であり、災害時の通信手段を確保するため衛星回線によるインターネット環境を整備するものであります。
 第2目河川改良費97億1100万円の増額は、(1)河川関係国庫補助事業費、(2)社会資本整備総合交付金事業費(河川)及び(3)河川管理権限移譲費助成の国の補正予算等に伴う補正であり、国の補助金及び交付金を活用して河川等の改修等を行うものであります。
 第3目海岸費7億2400万円の増額は、24ページ(1)海岸関係国庫補助事業費及び(2)社会資本整備総合交付金事業費(海岸)の国の補正予算に伴う補正であり、国の補助金及び交付金を活用して堤防の改良等を行うものであります。
 第4目砂防費44億4400万円の増額は、(1)砂防関係国庫補助事業費及び(2)社会資本整備総合交付金事業費(砂防)の国の補正予算に伴う補正であり、国の補助金及び交付金を活用して砂防設備の整備等を行うものであります。
 25ページを御覧ください。
 第5目農林地すべり対策費3億4600万円の増額は、(1)農地地すべり対策事業費及び(2)治山地すべり防止事業費の国の補正予算に伴う補正であり、国の補助金及び交付金を活用し農地地すべり防止施設等の整備を行うものであります。
 第6目国直轄事業費負担金16億4100万円の増額は、(1)国直轄河川事業費負担金、(2)国直轄海岸事業費負担金及び(3)国直轄砂防事業費負担金の国の補正予算に伴う補正であり、国が直轄で行う河川及び海岸の改修並びに砂防設備等の整備に要する経費の一部を負担するものであります。
 26ページを御覧ください。
 第6項港湾費のうち第1目港湾管理費120万7000円の増額は、(1)清水港等港湾整備事業特別会計繰出金の国の補正予算に伴う補正であり、物価高騰の影響を受けている清水港等港湾整備事業特別会計への繰出金の補正であります。
 第2目港湾建設費12億1100万円の増額は、(1)港湾海岸関係国庫補助事業費及び(2)社会資本整備総合交付金事業費(港湾)の国の補正予算に伴う補正であり、国の補助金及び交付金を活用して港湾海岸及び港湾の改修等を行うものであります。
 第3目漁港整備費9億8000万円の増額は、(1)県営漁港等整備費の国の補正予算に伴う補正であり、国の補助金を活用して漁港施設等の整備を行うものであります。
 第4目国直轄事業費負担金5億7200万円の増額は、27ページの(1)国直轄港湾事業費負担金の国の補正予算に伴う補正であり、国が直轄で行う港湾の改修に要する経費の一部を負担するものであります。
 第7項都市費のうち第2目地域交通費7億8120万円の増額は、(1)公共交通対策費の国の補正予算に伴う補正であり、物価高騰の影響を受けている公共交通機関及びトラック事業者に対して支援金を支給するもの並びに持続可能な交通手段の維持確保のため地域の事業者等が保有する車両、人材等の活用の可能性について調査を行うものであります。
 第3目市街地整備費1億3000万円の増額は、(1)東部拠点第二地区区画整理事業費助成及び(2)社会資本整備総合交付金事業費(街路)の国の補正予算等に伴う補正であり、国の交付金を活用して街路整備等を行うものであります。
 35ページを御覧ください。
 繰越明許費についてであります。
 最初に1変更でありますが、交通基盤部関係は下段の道路橋りょう新設改良費から36ページ下段の市街地整備費までの7事業について記載のとおり金額を変更するものであります。
 次に2追加でありますが、38ページ下段の交通基盤企画費から39ページ中段の地域交通費までの4事業について記載のとおり繰越明許費を計上するものであります。
 一般会計2月補正予算の概要は以上であります。
 次に、第58号議案「令和6年度静岡県清水港等港湾整備事業特別会計補正予算」についてであります。
 206ページを御覧ください。
 第1款港湾事業費第1項港湾管理費第1目清水港港湾管理費120万7000円の増額は、光熱費高騰の影響を踏まえた事業計画の見直しに伴う電気料の補正であります。
 247ページを御覧ください。
 第65号議案「令和6年度静岡県流域下水道事業会計補正予算」についてであります。
 248ページを御覧ください。
 資本的収入及び支出(第3条)の支出であります。
 第1款資本的支出第1項建設改良費第1目建設改良費9000万円の増額は、国の補正予算に伴う補正であり、国の補助金を活用して流域下水道施設の整備等を行うものであります。
 説明は以上であります。よろしく御審査のほどお願いいたします。

○沢田委員長
 以上で当局側の説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 では、発言願います。

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