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委員会会議録

質問文書

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令和5年10月子どもの孤立対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:佐地 茂人 議員
質疑・質問日:10/10/2023
会派名:自民改革会議


○佐地委員
 先生は、今回いじめと不登校ですが、子供が抱えている問題の中では、当然貧困の話であったり、ヤングケアラーの話であったり、虐待や、性的な問題等も出てくると思いますが、そうしたものをまとめてアンケートするという形、ITを活用したりなどは、可能ですか。

○太田正義氏
 可能だとは思いますが、恐らく量が膨大になってしまうので、ある程度、分けて行う必要があるのかなとは思います。質問項目が多分、かなりの量になってしまう。

○佐地委員
 複数に分けると、やはり面倒くさくなるというか、管轄もできれば大きくまとまってという形になると、本当はいいなとは思っているのですが、私はやはり先ほど先生が言ったように、いじめの軽度、重度があるので、いじめはなくならないので、今やっていることは、潜在的なものが出てきた形と理解しているので、そんなに変わらないと思っているのですが、大事なのはやはり重度なところだと思います。アンケート調査をしていく中で、重度のところをやはり守りたいですね。命を守りたいです。という意味合いで、そこから読み取るなどという形で、発見していく、物を対処していくことは可能ですか。

○太田正義氏
 そうですね。この研究成果自体は、例えばいじめのアプリなどに今、使われるようになってきていて、どういう要件がそろうとリスクが高まるのか。例えばいじめの研究上は、暴力被害よりも人間関係を切りにいくような被害のほうが、やはり抑鬱がはね上がっちゃう。だから無視とか、仲間外れのほうが、精神的ダメージはかなり大きいなどです。あとは先生との関係が悪いほうが被害に遭いやすい。要するに捕捉しにくいというふうに、分かっていることを組み合わせて、アプリに実装して、アンケートを取って、そこでリスク、ここはもう深刻だから即介入というような、アラートが出る仕組みが載っているアプリもあります。研究としてできることとしては、そういうアプリを実装してもらって、答えた瞬間にアラートがついて、先生方が対応できるみたいな形までは、今持ってこれてはいるので、またそういうことを進めていけたらいいかなと考えています。

○佐地委員
 僕はやはり命を大事にしたいと思っていて、それを大事にするのが、気づきで発見だと思う、それしかないと思っているのですが、先生の心理教育という形の中で、気づきとか発見という意味合いの中で、本人から出てくるアンケートではなくて、家族であったり、先生というような形で、何か子供たちを守るという意味合いのプログラムというような、何かいい手だてがあったら教えてください。

○太田正義氏
 いじめに関しては、結構いろいろな方がいろいろなプログラムをやってますので、今行われているものは、どれも、やらないよりはやったほうが絶対いいかなとは思います。ただ、私がいじめの研究をやって思ったのは、例えば、親も気づかない、学校の先生も気づかないことはよくあって、我々もぎりぎりまでごまかそうとしたり、ぎりぎりまで弱音を吐かないことはあると思うんですよね。だから、こちら側の気づきだけではない部分で、何とかその捕捉、捕まえることを、その大変な子たちを捕まえたいという視点も必要ではないかと思って、今、一生懸命やっています。学校の先生は一生懸命やってますし、保護者の方も一生懸命子育てしてくださっているのですが、それでも気づかない事例がたくさんあるものですから、そうなってくると、その個人の力量を超えてる問題として考えてみる必要があるのかと思っております。

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