• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 委員会補足文書

ここから本文です。

委員会会議録

委員会補足文書

開催別議員別委員会別検索用


令和5年決算特別委員会
大石(哲)危機管理くらし環境分科会委員長 【 分科会委員長報告 】 発言日: 11/07/2023 会派名:


○落合委員長
 次は、危機管理くらし環境分科会委員長 大石哲司君。

○大石危機管理くらし環境分科会委員長
 危機管理くらし環境分科会における審査の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当分科会で審査した決算は「令和4年度静岡県一般会計歳入歳出決算」のうち危機管理部及びくらし・環境部関係並びに「令和4年度静岡県県営住宅事業特別会計歳入歳出決算」であります。
 最初に、危機管理部関係から申し上げます。
 まず委員から、地震・津波対策等減災交付金に関し、当初予算額30億円に対して決算額は18億円余と乖離があった理由についてただしたところ、当局から県予算額は市町の担当課に要望額を調査しその積み上げをベースに計上しているが、令和4年度は各市町における予算編成において新型コロナウイルス感染症対策への予算配分が重点的に行われたことなどにより思うように減災交付金事業の予算が獲得できなかったと聞いている、また市町における契約差金による不用残もあったとの答弁がありました。
 これに対し委員から、執行率が低くとどまる原因をしっかりと検証し、当該交付金が有効活用され各市町における減災対策が加速されるよう市町との連携を一層強化されたいとの意見がありました。
 次に、地震防災センターのデジタル化の経費と狙い、利用状況についてただしたところ、経費は疑似見学ツアーに約250万円、災害体験VR映像に約950万円である、また遠方に住む方などの来館困難者への防災情報の提供や学校・地域での防災啓発ツールとしての活用、地震防災センターの認知度向上による来館者の増加を図ることなどを狙いとしており、運用開始から令和4年度末までの1か月半で館内疑似見学ツアーへのアクセスが2,914回、災害体験VRへは2万5114回のアクセスがあったとの答弁がありました。
 これに対し、デジタル化によりセンターで放映している動画がインターネットでも視聴できることは大変有意義である一方、小さな画面の中で疑似見学には限界もあるため、来館のきっかけづくりになるようデジタル地震防災センターの活用を進めてほしいとの意見がありました。
 このほか、消防団員の確保対策、女性防災リーダーの育成促進対策などについても質疑がありました。
 次に、くらし・環境部関係について申し上げます。
 空き家等の活用と適正管理に関し、ワンストップ相談会における相談状況及び空き家状態が解消した件数とその評価についてただしたところ、令和4年度の相談者数は115組であり相談会を始めた平成28年度からの累計で325件の空き家状態が解消した、空き家の全体数を考えると多くはないが、固定資産税に係る法改正の周知等も行いながら1件でも多く利活用につなげ特定空家にならないよう努めていくとの答弁がありました。
 これに対し、県内には利用目的のない空き家が8万戸以上ある、地道な取組で利活用を促すことも必要だが空き家の除却等より実効性がある新たな取組も検討されたいとの意見がありました。
 このほか、ふじのくに移住・就業支援事業費の不用額が大きくなった理由、浄化槽法定検査受検率が低い状況にあることへの所見などについても質疑がありました。
 以上が当分科会における審査の概要でありますが、結果といたしましては、審査を行った「令和4年度静岡県一般会計歳入歳出決算」の所管部局分外1件の決算につきましては、全員一致をもって、いずれも認定すべきものと決定いたしました。
 以上で分科会委員長報告を終わります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp