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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和5年6月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:加畑 毅 議員
質疑・質問日:06/23/2023
会派名:自民改革会議


○加畑委員
 一括質問方式で質問させていただきます。よろしくお願いします。
 会派で5月19日に行った物価高騰対策緊急要請で要望したLPガス利用者、特別高圧事業者に対する負担軽減、畜産農家・漁業者への支援が計上されています。以下4つの事業に対して質問させていただきます。
 最初の質問です。
 産業委員会提出案件の概要及び報告事項4ページのLPガス料金高騰対策緊急支援事業費助成についてです。
 補助対象が一般消費者ほかとなっていますが、具体的に誰を指すのか教えていただきたいです。一般家庭は対象になると思われますが、事業者も対象になるのかというところです。また今回の補正予算で恩恵を受ける一般家庭などの受益者はどのくらいの世帯数を想定しているのか教えてください。

 次に、値引き額の上限は月額500円とされていますが、その根拠を教えてください。また対象期間を4月から9月の6か月分としていますが、その理由も併せて伺います。

 2番目の質問です。
 同じく説明資料4ページ、特別高圧電力価格高騰対策緊急支援事業費助成についてです。
 補助対象として中小企業等となっていますが、その業者数はどう想定してるのか教えてください。また補助単価を4月から8月が3.5円キロワットアワー、9月が1.8円キロワットアワーとしていますがその根拠を伺います。

 3番目の質問です。
 同じく説明資料4ページ、家畜用飼料価格高騰対策緊急支援事業費についてです。
 本事業の対象となる家畜と飼料の種類について、具体的にどう考えているのかを教えてください。令和4年12月補正で予算措置した際は、食用の牛、豚、鶏ですけれども、乳牛も対象で配合飼料も対象にしたと思いますが、今回も同様に対象となっているという理解でよろしいか教えてください。

 また、隣の愛知県も今年度の補正予算で家畜用飼料に対する助成事業を計上していたと思いますが、今回の補正予算の制度設計は愛知県と比較して遜色のないものとなっているのかどうか伺います。

 4番目、最後の質問です。
 養殖用配合飼料価格高騰対策緊急支援事業費について、支給額が基準価格を超える飼料代かける2分の1以内となっており令和4年12月補正予算のときと同様の書き方ですが、養殖業者に対する支援としては同じ制度設計として理解してよいかお聞きします。

○横井エネルギー政策課長
 私のほうからはLPガス料金、それから特別高圧電力高騰対策の補助金についてお答えをさせていただきます。
 まず、LPガス料金高騰対策緊急支援事業費助成の値引き対象である一般消費者は具体的に誰を指すのかという御質問でございますが、液化石油ガス法の一般消費者等には、一般家庭とLPガスを冷暖房や飲食物の調理などに燃料として利用する事業者も含まれますので、そうした事業者が対象となります。
 それから、本事業の受益者がどのくらいの世帯になるのかという御質問ですが、約90万戸を想定しています。

 それから、値引き額の上限を500円とさせていただいている根拠についてですが、一般家庭の1か月のLPガス利用量は約10立米ですけれども、10立米当たりの料金が本年4月時点で前年同月比約527円上昇しております。この料金上昇の負担を軽減するということで、月当たり500円の値引きを販売事業者にしていただき、その原資を補助するということにしています。
 値引きの対象期間を4月から9月の6か月間とした根拠ですが、本補助金の原資となる交付金が拡充されたのが本年3月末であり、4月から開始して期間の終期には国の都市ガスへの支援制度と同様に9月までとしたものでございます。

 次に、特別高圧電力価格高騰対策の御質問ですが、対象となる中小企業等の業種や数の想定は、静岡県中小企業団体中央会などの企業団体の御協力も仰ぎまして個別の中小企業等に対して行った独自調査に基づき対象となる業種の特定や数の積み上げを行っております。
 業種としましては、県内では鋳物、鍍金、メッキ、製紙、輸送機械、鉄道などの業種、病院、特別高圧で受電している大型商業施設の中にテナントとして入っている中小企業、これらを対象とすることとしております。
 それから、補助単価を4月から8月利用分を3.5円、9月利用分を1.8円とした考え方ですが、国が実施しております高圧電力の利用者に対する支援制度の単価と整合したものでございます。国のほうでも最後の一月は半額の1.8円としており、こちらにそろえております。
 その趣旨としましては、脱炭素の流れに逆行しないよう、最終の月は激変緩和の幅を縮小し、並行して省エネや新エネの取組を進めてDXを加速していくという趣旨であると伺っております。

○手塚畜産振興課長
 家畜用飼料価格の支援につきまして御回答させていただきます。
 本事業の対象となる家畜の種類につきましては、昨年の支援同様牛、豚、鶏等を対象としております。
 飼料の種類につきましては、トウモロコシなどの栄養価の高い濃厚飼料を混合した牛、豚、鶏等全ての家畜が対象となる配合飼料と食物繊維が多く含まれる牛が主に食べる牧草やわらの粗飼料について支援するということで、配合飼料と粗飼料の2種類について昨年同様支援させていただきます。

 お隣の愛知県との比較でございますけれども、愛知県につきましても、今年度の家畜用の支援につきましては昨年度と同様に静岡県と同じ時期、4月から9月及び同じ家畜への支援とお聞きしております。
 規模につきましては、静岡県が15億8000万円、愛知県が26億6000万円と価格は違いますけれども、畜産の産出額1億円当たりの金額といたしましては300万円ということで、ほぼ同額となっております。

○山下水産振興課長
 養殖用配合飼料価格高騰対策緊急支援事業費につきましてお答えいたします。
 6番委員御指摘のとおり、迅速に支給するため令和4年の12月補正と同様の支援金方式とするなど、同様の制度設計としております。

○市川委員長
 乳牛が対象になっているかという質問がありましたが。

○手塚畜産振興課長
 申し訳ございません。
 乳牛につきましても、配合飼料と粗飼料について対象としております。

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