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委員会会議録

委員会補足文書

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令和5年決算特別委員会
木内文教警察分科会委員長 【 分科会委員長報告 】 発言日: 10/27/2023 会派名:


○落合委員長
 次は、文教警察分科会委員長 木内 満君。

○木内文教警察分科会委員長
 文教警察分科会における審査の概要と結果について御報告いたします。
 今回、当分科会で審査した決算は「令和4年度静岡県一般会計歳入歳出決算」のうち教育委員会及び公安委員会関係であります。
 最初に、教育委員会関係から申し上げます。
 まず委員から、県立学校等長寿命化事業費の不用残の具体的な内容と今後の見通しについてただしたところ、当局から老朽化した高校の改築や解体に係る設計委託契約について想定していた前払金の請求及び契約変更が行われなかったため不用残として計上した、また世界的な鋼材の出荷停滞等により工事の進捗が遅れ8億6000万円余の繰越しが発生した、今後も不安定な世界情勢に伴う資材の高騰、納期の遅延等に注視しながら着実に老朽化対策を進めていくとの答弁がありました。
 これに対し委員から、精緻な発注見込みによる予算計上を行うとともに、校舎の環境は高校生にとって暮らしの中で大きな魅力の1つであることを踏まえ、引き続き滞りなく老朽化対策を進められたいとの意見がありました。
 次に、教育奨学金返還金の収入未済回収に向けた取組についてただしたところ、令和4年度から長期間の未納に対する弁護士法人等への回収業務委託を長期契約とし、債務者に対するきめ細かな対応や柔軟な納付計画の指導を行ったことなどにより回収率が向上したとの答弁がありました。
 これに対し、収入未済の原因の多くが貧困であると考えられるため、経済状況を考慮の上引き続き返済計画についてきめ細かく相談に乗る必要があるとの意見がありました。
 このほか、新県立中央図書館整備事業費の繰越理由、GIGAスクールサポート充実事業費の不用額の内容などについても質疑がありました。
 次に、公安委員会関係について申し上げます。
 警察本部企画調整費の支出内訳と主な効果についてただしたところ、就活カフェ及び新たな採用説明会の活用に関する調査研究に50万円余、しずおか・安全横断3つの柱に係る路面表示シールの設置効果の検証に210万円余、3DCG動画の交通事故捜査等への活用に関する調査研究に50万円余、防犯カメラ映像等の精査の効率化に関する調査研究に180万円余などを支出した、企業に関する資料コーナーや就職相談サービスを学生が無料で利用できる就活カフェや就活カフェの運営会社が開催する座談会やグループディスカッションなどを取り入れた新たな採用説明会を利用することにより、学生の就職に関する価値観を把握することができた、また令和5年の1月から3月までに就活カフェを利用した大学3年生39名のうち14名が警察官採用試験に申し込むなど大変効果があったと考えているとの答弁がありました。
 これに対し、警察本部企画調整費の活用は警察官の採用活動や捜査の時間短縮等に非常に有効である。今後も時代の変化に対応する必要があるため予算を活用し調査研究をしっかりと進められたいとの意見がありました。
 このほか、熱海市伊豆山の土石流災害の教訓を踏まえた災害救助服等の整備状況、特殊詐欺被害防止優良店及びマイスターの認定状況や導入効果などについても質疑がありました。
 以上が当分科会における審査の概要でありますが、結果といたしましては、審査を行った「令和4年度静岡県一般会計歳入歳出決算」の所管部局分の決算につきましては、全員一致をもって、認定すべきものと決定いたしました。
 以上で分科会委員長報告を終わります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp