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委員会会議録

委員会補足文書

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令和5年12月定例会文化観光委員会
議案説明及び所管事項等の報告 【 当局側説明 】 発言日: 12/14/2023 会派名:


○村松スポーツ・文化観光部長
 おはようございます。スポーツ・文化観光部長の村松でございます。本日もよろしくお願いいたします。
 12月定例会に提出しておりますスポーツ・文化観光部関係の議案及び所管事項につきまして、文化観光委員会説明資料、議案及び議案説明書により御説明いたします。
 初めに、議案であります。
 今回提出している案件は、12日に追加で提出しました1件を含め4件であります。03文化観光委員会フォルダ内の資料番号01説明資料、001議案・議説・説明要旨フォルダ内の資料番号02議案、資料番号03議案説明書により御説明いたします。
 文化観光委員会説明資料3ページを御覧ください。
 第134号議案「令和5年度静岡県一般会計補正予算」であります。
 議案では11ページ、議案説明書では12ページになります。
 スポーツ・文化観光部関係の補正予算は、第6款スポーツ・文化観光費4017万8000円の増額であります。
 4ページを御覧ください。
 内容については、2に記載のとおり職員給与費2917万8000円は職員の給与改定に伴う補正であります。美術館跡地利活用計画策定等事業費1100万円は、旧ヴァンジ彫刻庭園美術館の土地及び建物等の寄附を受け入れ、地域の文化や観光振興に生かしていくための利活用計画の策定及び施設の維持管理に要する経費であります。
 なお、別冊資料として主要事業参考資料をお配りしましたので併せて御参照ください。
 続いて、3繰越明許費であります。
 議案では16ページ、議案説明書では24ページとなります。
 観光費9400万円は、観光施設整備事業において関係機関との調整、入札不調に伴う再調整に日時を要したことにより年度内に事業を完了することが困難と予測されるため計上するものであります。
 空港振興費6億2000万円は、空港施設整備事業において計画設計に関する諸条件の調整に日時を要したことにより年度内に事業を完了することが困難と予測されるため計上するものであります。
 4債務負担行為であります。
 議案では19ページ、議案説明書では28ページとなります。
 美術館跡地利活用計画策定業務委託契約、コンベンションぬまづの管理運営に係る協定の債務負担行為の設定について議決を求めるものであります。
 5ページを御覧ください。
 第157号議案「土木工事の請負契約の一部変更について(富士山静岡空港滑走路端安全区域)」についてであります。
 議案では145ページ、議案説明書では68ページとなります。
 昨年の12月定例会でお認め頂いた富士山静岡空港滑走路端安全区域整備工事(補強盛土工)の請負契約について、工事内容の一部変更に伴い契約金額を1億6423万円増額し、8億993万円で変更請負契約を締結するものであります。
 6ページを御覧ください。
 第167号議案「公の施設の指定管理者の指定について(コンベンションぬまづ)」についてであります。
 議案では160ページ、議案説明書では79ページとなります。
 コンベンションぬまづにつきましては、令和6年3月末で指定期間が終了することから、次期指定管理者の選定作業を進めてまいりました。
 2に記載の団体を含む4社から応募があり、10月25日に学識経験者等で構成する指定管理者選定委員会において候補者を選定し、本議会に指定管理者の指定についてお諮りするものであります。
 次に、所管事項について御説明いたします。
 7ページを御覧ください。
 東静岡駅南口県有地の活用に向けた取組についてであります。
 東静岡駅の南北が一体となった文化とスポーツの殿堂の形成を目指し、南口県有地のさらなる活用について検討を進めております。
 具体的には、2に記載のとおり若者を中心としたにぎわいを創出するため、グランシップや芝生広場で大学生による研究成果やサークル活動の発表等のイベントを開催しました。
 また、民間事業者の参入意向や新たな需要、事業の実施条件等を把握するため、市場調査を実施しました。今後、調査結果を取りまとめ活用策の検討を進めてまいります。
 8ページを御覧ください。
 パラスポーツの聖地づくりの取組についてであります。
 ふじのくにパラスポーツ推進コンソーシアムの会員数は、2に記載のとおり12月1日現在で214となっております。
 またワーキンググループでは、環境整備、アスリート強化、裾野拡大の3つの分野において取組を進めております。
 さらに、パラスポーツに関する相談機能の充実や情報発信等を行うため、県障害者スポーツ協会が先月30日、県総合社会福祉会館1階にふじのくにパラスポーツ情報センターを開設いたしました。現在は毎週火曜日と木曜日の午前9時から午後5時までとなっておりますが、来年度からは月曜日から金曜日に拡大いたします。
 引き続き、コンソーシアムをはじめ県障害者スポーツ協会など関係者と共にパラスポーツの聖地づくりの取組を進めてまいります。
 9ページを御覧ください。
 特別国民体育大会燃ゆる感動かごしま国体及び特別全国障害者スポーツ大会燃ゆる感動かごしま大会結果についてであります。
 国民体育大会としては最後となる特別国体が9月16日から鹿児島県で開催されました。本県の出場種目数は219種目で前回から8種目減となりましたが、昨年度出場できなかった軟式野球や弓道、ラグビーフットボールが本大会出場を果たすことができました。
 東海ブロック大会突破が県スポーツ推進計画の目標である毎年度出場231種目の継続的達成につながることから、引き続き競技力向上に努めてまいります。
 10ページを御覧ください。
 同じく鹿児島県で開催された特別全国障害者スポーツ大会には、本県からボッチャやフライングディスク、フットソフトボールなど8競技に参加し、メダル獲得数順位は47都道府県中11位でした。
 今後も県スポーツ協会や県障害者スポーツ協会、各競技団体等と連携し競技力の向上、障害者スポーツの振興に取り組んでまいります。
 11ページを御覧ください。
 東アジア文化都市2023静岡県記念シンポジウム「文化の首都静岡県から武道を世界へ」の開催についてであります。
 先月22日、小山町の富士スピードウェイホテルで文化の首都静岡県から武道を世界へと題し、武道をテーマにしたシンポジウムを開催いたしました。
 シンポジウムでは、武士道研究の第一人者である歴史学者笠谷和比古先生の御講演のほか、元横綱の日馬富士公平氏、武道学者のアレキサンダー・ベネット氏、柔道金メダリストの井上康生氏など各武道を代表する方々に武道、武士道精神の人材育成への生かし方や子供たちへのメッセージをテーマにお話し頂きました。
 今後、武道精神の教育や人材育成への活用を検討するとともに、武道ツーリズムなどを通じた交流人口の拡大を図ってまいります。
 12ページを御覧ください。
 東アジア文化都市2023静岡県のフィナーレに向けてについてであります。
 今月3日に、2(1)に記載のとおり浜松市で東アジア文化都市2023静岡県の最後の公式式典であるふじの式典を開催しました。
 各都市の挨拶や次期開催県である石川県への引継式を行ったほか、式典に引き続きアクトシティ浜松において、SPACの宮城聡芸術総監督が演出した「歓喜に至れ!」を上演いたしました。
 また、今月23日には2(2)に記載のとおり、東アジア文化都市シンポジウムをグランシップで開催し、東アジア文化都市2023静岡県の実績や評価を国内外に向けて発信してまいります。
 13ページを御覧ください。
 今月末の閉幕まで事業を切れ目なく展開することとしており、3に記載のとおり県主催、共催の2つの駅伝大会や書道フェスティバル、ふじのくにデジタルアートコンテスト表彰式などを実施してまいります。
 事業成果につきましては、4に記載のとおり11月16日現在の集計値で、事業数目標500本に対して実績は947本、来場者数目標360万人に対し870万人と、いずれも目標値を上回る実績を達成しております。事業数の内訳は民間団体や市町関連の割合が7割を超えており、県民総がかりの取組により国内外に本県の文化力をアピールできたと考えております。
 14ページを御覧ください。
 東部・伊豆地域文化ゾーンの推進(ヴァンジ彫刻庭園美術館跡地の利活用について)であります。
 東部・伊豆地域の特色ある文化をつないだ東部・伊豆地域文化ゾーンを構築し、県、市町、民間施設、経済界などが連携する文化振興のネットワーク、東部・伊豆地域アートフォーラム――仮称――を来年度立ち上げてまいります。
 フォーラムの活動の場として旧ヴァンジ彫刻庭園美術館を寄附受納し、具体的な利活用計画を策定するほか、施設の維持管理を行ってまいります。
 本議会にお諮りしている12月補正予算の概要は、2に記載のとおり有識者による計画策定委員会の開催や活用コンセプトの明確化、施設の検討、事業手法の比較、分析、官民連携導入可能性調査などを含む利活用計画の策定費のほか、寄附受納後の令和6年2月から3月までの維持管理費、土地境界確定のための測量費を計上しております。
 スケジュールについては、予定ではありますが令和6年1月に寄附受納を受けて利活用計画を策定し、令和6年度に東部・伊豆地域アートフォーラム――仮称――の設立、施設を活用したモデル事業の実施や施設改修等を行い、令和7年度以降施設を本格的に運営開始することを考えております。
 15ページを御覧ください。
 文化財を巡る観光モデルコースを紹介(静岡県の文化財の魅力発信の取組)についてであります。
 このほど県内文化財に関する情報を一元的に発信する文化財ポータルサイト「レガシズ」を立ち上げ、新たに文化財を巡る観光モデルコースを掲載しました。
 モデルコースは、幕末に日本外交の中心地となった下田を巡る黒船の時代やしずおか遺産を巡るコースなど全15のコースで、観光への活用を推進してまいります。
 また、10月から11月にかけて市町等と連携し、県内各地で文化財の魅力を伝える86件の文化財イベントをふじのくに文化財オータムフェアとして展開しました。
 県主催事業としては、3に記載のとおり文化財クローズアップやふじのくに民俗芸能フェスティバルを実施し、多くの県民の皆様に御参加頂きました。
 16ページを御覧ください。
 富士登山の課題に関する取組状況についてであります。
 本県の富士登山に関わる関係者の情報を共有し、課題解決に向けた具体的な取組の検討を行うことを目的に、先月9日に静岡県安全快適な富士登山推進会議を立ち上げました。テーマごと分科会を随時開催し、来年に向けた短期的対策と中長期的な方針の両面から議論を深め、本県側の対応を検討してまいります。
 富士宮口5合目来訪者施設につきましては、建設場所の変更も含め計画の見直しを進めております。現在早期整備のための暫定的な対応の検討や建設候補地の安全性の再評価等を実施しており、今後は地元関係者や有識者等の御意見を伺いながら5合目の在り方、建設場所、施設の機能などについて検討を進めてまいります。
 17ページを御覧ください。
 静岡県総合教育会議の開催についてであります。
 県では、地域自立のための「人づくり・学校づくり」実践委員会における有識者の意見を踏まえ、静岡県総合教育会議において知事と教育委員会が本県教育の課題等について協議しております。
 今年度は4回の開催を予定しており、10月12日の第2回会議では、個々の能力や個性を生かす教育の推進について協議が行われ、3に記載のとおり多様な才能、能力を伸ばす教育の推進方策や特別な支援が必要な児童生徒への教育の在り方について様々な意見が出されました。
 今後、教育委員会と十分に意思疎通を図り、関係部局と連携しながら具体的な取組につなげてまいります。
 18ページを御覧ください。
 ガストロノミーツーリズムの推進についてであります。
 推進体制を構築するため、9月に料理人、生産者、事業者など多様な関係者を構成員とする無料の会員制ネットワーク組織ガストロノミーツーリズムフォーラムを設立いたしました。会員同士が連携して地域ならではの食材と自然や景観、歴史文化などの観光資源を結びつけ、地域の特色ある質の高い食体験ができる場を創出してまいります。
 19ページを御覧ください。
 観光DXの推進についてであります。
 本県の観光分野におけるDXの推進のため、観光デジタル情報プラットフォームの活用を進めており、本年度は3に記載のとおり、旅行データカルテを作成する研修会を全市町を対象に3回開催しました。また、市町のデータ活用伴走支援として希望があった9市町に対して専門家がヒアリングを行い、データ活用の取組に関する具体的な施策を提言するなど支援しております。令和6年2月には地域のデータ活用に関する取組を共有する報告会も予定しております。
 20ページを御覧ください。
 観光人材の確保についてであります。
 コロナ禍によって大きな打撃を受けた観光業の復調の動きが本格化し、回復しつつある旅行需要を確実に取り込むため、深刻な人手不足に陥っている宿泊事業者における人材の確保に取り組んでおります。
 宿泊業新規雇用支援事業では、2に記載のとおり社会人求職者等を対象に宿泊業務実習等を実施して宿泊事業者と求職者の適切なマッチングを進めております。また繁忙期の人材確保策として、民間マッチングサイト「おてつたび」を活用して宿泊事業者と地域の宿泊事業に興味を持つ人材を結びつける事業にも取り組んでおります。
 21ページを御覧ください。
 黄金KAIDO、歴史文化資源を活用した誘客促進についてであります。
 現在、高速道路の定額乗り放題プランや御朱印等を収集する葵の御紋巡礼の旅、インスタグラムで投稿するフォトコンテストなどを実施し、黄金KAIDOエリアの魅力を広く発信するとともに、域内交流や域外からの誘客に取り組んでおります。
 また、歴史文化資源を活用した観光誘客については、2に記載のとおり本県出身の著名人を起用した誘客プロモーションや周遊イベント、観光パンフレットの配布により集中的に情報発信を行っております。
 22ページを御覧ください。
 駿河湾フェリーの経営改善戦略の改定案についてであります。
 経営改善戦略に定められた新型コロナウイルス感染症の影響が想定される期間が今年度までのため、経営計画の進捗状況を確認し、取組や経営計画の見直しを行うものであります。
 輸送人員は、2の表に記載のとおりコロナ禍から回復基調にあるものの目標値には届かず、今年度は約10万3000人を見込んでおります。
 こうした状況から、戦略に掲げた経営目標の達成は困難な状況でありますが、地域に大きな経済効果をもたらす重要な社会資本である駿河湾フェリーの運航を継続させるため戦略を改定し、一般社団法人ふじさん駿河湾フェリーの経営安定化を図ってまいります。
 具体的には、3の表のとおりまずは法人が輸送人員拡大策や業務、経費の見直しなど、経営改善に一層注力してまいります。こうした取組により、4の表のとおり、令和9年度には負担金の通常分1億200万円を含めた収支均衡を達成する見通しでありますが、令和6年度から令和8年度までは資金残高の不足が見込まれます。このため、県と環駿河湾地域の3市3町が一体となって引き続き経営を支えていくことが重要であり、今後の対応として、6に記載のとおりまずは改定する経営改善戦略に基づく取組を法人や3市3町と一体となって着実に推進してまいります。
 また、フェリーの安定的な運航を図るため、令和6年度以降の県と3市3町の負担額や負担方法等については関係者と詳細を協議してまいります。
 24ページを御覧ください。
 富士山静岡空港の利用状況についてであります。
 令和5年10月の搭乗者数については、全体で5万863人、前年同月比62.2%の増加となり、令和3年11月から24か月連続で前年同月を上回っております。
 平成21年以降の利用状況の推移については25ページに記載しておりますが、令和元年度の74万人の回復には国際線の早期復便が鍵となります。
 26ページを御覧ください。
 富士山静岡空港における国際チャーター便の運航についてであります。
 令和2年3月以降欠航が続いていた台湾路線につきましては、航空会社や旅行会社に対する働きかけが実を結び、令和6年1月から3月まで台湾高雄からのインバウンドチャーター便が運航されます。
 また、東南アジアとの新規路線開設に向け、運営権者である富士山静岡空港株式会社とも取り組んでいる中、令和6年3月にベトナムとのチャーター便の運航が決定いたしました。
 引き続き、運営権者や関係団体等と連携して、航空会社等への働きかけを一層強化し、国際線の早期の路線回復、新規就航を目指してまいります。
 27ページを御覧ください。
 富士山静岡空港滑走路端安全区域(RESA)の整備状況についてであります。
 本年度はRESA本体の下部工事を実施しておりますが、現地の地質が想定よりも悪くのり面崩壊が懸念されたことから、安全を考慮しのり面対策工等を追加で実施しております。この設計変更に伴い、工事契約金額を増額するとともに、工期を翌年度まで延長する予定であります。
 RESA本体の上部工事につきましては、今年度内の契約に向け、現在入札手続を進めているところであり、国が示す令和8年度末の期限までに確実に整備を進めてまいります。
 次に、12日に追加で配付いたしました議案1件について、タブレット03文化観光委員会フォルダ内の資料番号03説明資料(追加配付)、001議案・議説・説明要旨フォルダ内の資料番号05追加議案、資料番号06追加議案説明書により御説明いたします。
 説明資料(追加配付)の2ページを御覧ください。
 議案第176号、令和5年度静岡県一般会計補正予算(国補正予算分)についてであります。
 追加議案では9ページ及び11ページ、追加議案説明書では4ページ及び19ページから20ページとなります。
 スポーツ・文化観光部関係の補正予算は、第6款スポーツ・文化観光費2000万円、第11款教育費8480万円、合計1億480万円の増額であります。
 3ページを御覧ください。
 私立学校物価高騰対策支援事業費7750万円が物価高騰の影響を受けている私立学校の経営の健全性と良好な教育環境を確保するため、支援金を支給するものであります。
 私立幼稚園等教育支援体制整備事業費助成530万円は、幼児教育の質の向上に向け、教育に係る資料の電子化に必要なICT環境の整備を行う私立幼稚園等に対して助成を行うものであります。
 こどもの安心・安全対策支援事業費助成200万円は、施設内における性被害防止対策のための設備整備等を行う私立幼稚園等に対して助成を行うものであります。
 空港受入体制確保・強化事業費助成2000万円は、グランドハンドリングなど航空機の運航に不可欠な空港受入れ体制の確保、強化を支援するものであります。
 事業内容につきましては、別冊資料の主要事業参考資料国補正予算分を併せて御参照ください。
 次に、繰越明許費でございます。
 追加議案では13ページ、追加議案説明書では21ページとなります。
 空港振興費が国の補正予算に係る空港受入体制確保・強化事業費助成において、年度内に事業を完了することが困難と予測されるため、6億2000万円から6億4000万円に変更するものであります。
 続きまして、静岡県の新ビジョン評価書案について、タブレットの004新ビジョン評価書案フォルダ内の資料番号01静岡県の新ビジョン後期アクションプラン評価書案により御説明いたします。
 3ページを御覧ください。
 後期アクションプランの評価についてであります。
 4ページを御覧ください。
 昨年3月に策定いたしました新ビジョン後期アクションプランにつきましては、5つの基本方向の下12の政策を掲げ、多様な主体や地域間の連携を図りながら総合的に政策を推進しております。
 5ページを御覧ください。
 新ビジョンではPDCAを徹底することとしており、図の右側にありますとおり自己評価等に加え、県議会の審査を経て次年度の施策展開に反映してまいります。
 6ページを御覧ください。
 スケジュールにつきましては、今定例会での審査を踏まえて来年1月に“ふじのくに”づくり白書として評価結果を公表いたします。
 7ページを御覧ください。
 令和5年度の評価方針でございますが、指標の進捗状況の評価を行い、課題解決に向けた今後の取組方針を明示するとともに、指標の見直しを行います。
 8ページを御覧ください。
 指標の評価結果でございます。
 成果指標では62.2%、活動指標では77%がそれぞれおおむね順調であることを示すB評価以上、白丸評価以上となりました。コロナ禍が現状値に影響を与えた指標を除きますと、それぞれ67.7%、79.6%がおおむね計画どおり進捗しております。
 9ページを御覧ください。
 9ページから14ページまでは、基本方向ごとの主な今後の取組方針を記載してあります。
 15ページを御覧ください。
 指標の見直しであります。
 国の目標見直しや最新の実績値が目標値以上となった指標について見直しを行いました。
 なお、評価書案の所管部局につきましては、1ページの所管委員会一覧にお示ししておりますので御参照ください。
 続きまして、スポーツ・文化観光部の所管事項のうち、主な取組について評価書案により御説明いたします。
 76ページを御覧ください。
 6−2次代を担うグローバル人材の育成についてであります。
 77ページに記載しております評価・課題の県内高等教育機関から海外への留学生数をコロナ禍前の水準に回復させるためには、留学に向けた財政的支援や最新の留学情報の発信を強化し、留学の機運を再び醸成することが必要です。
 このため、今後の取組方針の上から1つ目に記載のとおり国の方針を踏まえ、学生が留学しやすい環境整備やふじのくに地域・大学コンソーシアムの留学支援事業等への支援を通じて学生の留学意欲の醸成を図り、留学生数の増加を目指してまいります。
 108ページを御覧ください。
 10−2世界に開かれた玄関口の機能強化についてであります。
 109ページに記載しております評価・課題の富士山静岡空港の利用者数は、行動制限の緩和等により前年度の実績を上回り35.2万人となりましたが、国内線の一部路線の期間運航及び中国・台湾路線の欠航、一時運休が続いており、今後路線の安定運航や早期再開の取組を一層進める必要があります。
 このため、今後の取組方針の下段に記載のとおり、運営権者や富士山静岡空港利用促進協議会と連携して、航空会社への運航支援の働きかけに併せて、航空需要の拡大に向けた利用促進等を一層強化します。
 111ページを御覧ください。
 11−1スポーツの聖地づくりについてであります。
 112ページに記載しております評価・課題の成人の週1回以上のスポーツ実施率の割合は、新型コロナウイルス感染症の影響などにより53.1%と目標値を下回りました。特に働き盛りの世代の実施率が伸び悩み、その理由として仕事や家事が忙しくスポーツに時間を割くことが難しいことが調査の結果明らかになったことから、今後の取組方針の上から1つ目に記載のとおり、気軽にスポーツに親しむ機会や環境の整備を通じてスポーツを習慣づくりとして取り組めるよう支援してまいります。
 113ページを御覧ください。
 11−2文化・芸術の振興についてであります。
 114ページに記載しております評価・課題の1年間に文化芸術の鑑賞または活動を行った人の割合は新型コロナウイルス感染症の影響により49.7%と進捗が遅れており、県民により一層の働きかけが必要です。
 このため、今後の取組方針の1つ目に記載のとおり、東アジア文化都市2023で培った地域の文化資源の活用や芸術イベントなどを継続的に実施するとともに、スポーツ、観光、産業等の発展に寄与する仕組みの構築を図ってまいります。
 118ページを御覧ください。
 12−1世界クラスの資源を生かした観光交流の拡大についてであります。
 119ページの評価・課題の下段に記載のとおり、外国人宿泊客数は国の水際対策の緩和により、2022年には17万人と回復傾向にあります。今後は急速に回復しつつあるインバウンド需要を本県に取り込むため、積極的な誘客活動を進める必要があります。
 このため、今後の取組方針の下から2つ目に記載のとおり、コロナ禍前に本県の外国人宿泊客数の7割以上を占めていた中国等の東アジア地域を中心に、静岡空港の国際定期路線の復便を見据え、SNSや動画を活用し各国のニーズに沿った情報や関心の高いテーマに関する情報発信を強化してまいります。
 私からの説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。

○鈴木(啓)委員長
 以上で当局側の説明が終わりました。
 これより質疑等に入ります。
 なお所管事務調査も併せて行います。
 では、発言願います。

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