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委員会会議録

質問文書

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令和5年11月子どもの孤立対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:鈴木 啓嗣 議員
質疑・質問日:11/21/2023
会派名:自民改革会議


○鈴木(啓)委員
 1点だけよろしいですか。
 ありがとうございます。本当にすばらしい形というのは、やはり見つけ出してあげる、つなげてあげるということを、これで物すごく効率的にできるシステムではないかと思いますが、ただ1点、お伺いしたいのは、やはり様々な形で整えてあげても、ただ、それを受け取る側と言いますか、子供であったり、家庭であったり、そちらがどう受け取るか。また、周りがつなげてあげようと努力したときに、その子供など、家庭として、つながっていかないといいますか、そう選択してしまうという事例や、そういった課題など、もしかしたらあるのではないかという感覚があるのですが、そのあたりについてお伺いできればと思います。

○山野則子氏
 あくまでも、スクリーニングは入り口の支援に振り分ける作業ですので、これで完結ではないんです。例えば、それでうまくいかなかったら、次の策をもう1回、Aの7でうまくいかなかったから、Bの8にしようか。Bの8でもうまくいかなかったら、次はCの2にしようかと、Aの中にもいろいろあるのでというふうに、選択肢が見えるんですね。この選択肢が、先生方はやはり見えにくいですし、これはやはりソーシャルワークのスキルです。ソーシャルワーカーは、さっき言いました、子供の最善の利益のために、ノーと言われても、私ももともとソーシャルワーカーだった、児童相談の仕事をしていたので、例えば、100本矢を打って1本当たったらいいなぐらいです。もう難しいケースが前提なんです。だから、全然そんなことではへこたれない。駄目だったら、次これをやってみようか、これが駄目だったら次をやってみようかと、その次がないことがしんどいんです。次が見えることも、このツールのポイントです。学校でケース会議しました、方策はこれですって決まりました、その1個でうまくいかなかったとなったら、みんなでお手上げになってしまうのです。でも、こんな方法もある、こんな方法もあるって、前の例でこんなことがあったという過去も遡れますから。それがやはり強みかなと。ワーカーはそう思っているのですが、冒頭ありましたように、大阪でもそうですし、学校全校にワーカーが入っていませんから、ワーカーが各学校にいれば、ワーカーはそういう頭で動いてるのですが、ないのだったら見える化して、先生方に選択肢を見せて、これが駄目だったらこれで行こうかみたいな議論ができるように、子供のためには諦めないという姿勢です。
 それでも断る人はいらっしゃるから、さあどうしようと。そうなると、ケース会議など、次のランクに上がっていくことになると思います。児童相談所などのケースに上がっていくことにもなるかもしれません。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp