• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和5年11月地域公共交通対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:阿部 卓也 議員
質疑・質問日:11/21/2023
会派名:ふじのくに県民クラブ


○阿部委員
 ありがとうございます。先ほどの3番委員からあったように、この部分は非常に衝撃的なまとめをバス協会さんがされたと感じたんですが、お求めになっておられるのは、例えばヨーロッパのオーストリアが税金の道路予算、日本で言ういわゆる道路予算の3分の1は鉄道や公共交通に使っているという仕組みをしているので、きちんと健全にやれていると認識をしているんですけれども、今後、やはり現場から見ると、そういう予算立てにしていって、この松本市みたいな形で、いわゆる公共交通サービスを購入するという、これ言い得て妙だと思うんですが、そういう形の税金で、この公共交通を維持していくしかないと、今も何度もほかの言い方もされてますけど、その辺りを今後、日本全体でもそういう提言をされていかれるのかどうなのか、方向性をぜひ聞きたいと思います。

○堀内参考人
 ちょっと私の考え的には先に走りすぎているかもしれませんが、バス事業者そのものは、先ほども申し上げましたが、やはり何とか現状で維持しようと努力はしております。でも、実際には、やはり日本バス協会全体としても、現状のままではもう維持はできないと話を進めておりますので、将来的な方向性としては、いわゆる地域公共交通は税金で維持していくという方法になるだろうと思っております。
 それ以外の方法というよりも、今現在もうそこまで行っているという認識でいます。既にもうどこの市町も、自主運行バスを皆さんやっていますので、自主運行バスというのは、補助金ではないものですから、いわゆる一つの請負契約ですから利益が出ます。ですから、そういった形でやるべき方向になって、それが今、単発で、この地域、この路線などとやっているものを、一つのパッケージにしてやっていくというのが一つの方向性かと思っています。

○阿部委員
 ありがとうございます。それでは、それを少し掘り下げてお聞きするんですが、この松本市のエリア一括協定の財源は、松本市単独なんでしょうか。それで、もし、5年間でどのぐらいを見越して、松本市が予算立てされたか御存じなら教えていただきたいし、その財源が、国が例えば、社会実装で一部出しているとか、県が出しているとか、そこら辺をもし御存じであれば教えていただきたいと思います。

○堀内参考人
 詳しいところは私は承知していませんが、このエリア一括協定運行事業の利便増進実施計画に係るものについては、国の補助が出ます。ですから、国が支援をしています。国が支援すると、静岡県の場合ですと、大体県も補助していただいていますし、当然、市も補助しているものと思っております。

○阿部委員
 もう少しお伺いするのですが、これは国交省のいわゆるもうこれだけの特定事業なのか、モデル事業なのか、それとも一般事業化していくつもりなのか。国交省御出身とおっしゃったので、その国交省の方針もぜひお聞きしたいと思います。

○堀内参考人
 14ページのところに、国交省の地域公共交通確保維持改善事業というものがございます。この地域公共交通確保維持改善事業については、いわゆる先ほど申し上げました、市町間をまたぐ長い路線ですね。広域幹線系統と言うんですが、そういう幹線系統に対する補助もしていますし、その広域幹線系統につながるフィーダー補助というのもあります。それはもうここの地域公共交通確保維持改善事業の補助制度の中に、そういったバス路線を維持するための補助制度ができています。その補助制度をうまく活用して、このエリア一括にすると、複数年、その補助、保証を担保しますという制度になっておりますので、いわゆる地域公共交通確保維持改善事業については毎年度、国土交通省が予算化しているものですので、これはずっと今後も補助をしていくということだと思います。

○阿部委員
 分かりました。ありがとうございます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp