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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成21年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:大石 裕之 議員
質疑・質問日:11/11/2009
会派名:民主党・無所属クラブ


○大石(裕)委員
 では、私のほうから質問させていただきます。
 まず、企画部広報局の関係で何点かお聞きいたします。
 資料の15ページなんですが、この(オ)ですね、テレビ・ラジオでございます。これテーマが5つありまして、放送時期、テレビ放送回数、ラジオ放送回数とありますけれども、これの制作は多分広告代理店が入ってると思うんですけれども、それぞれこのCM等はそれぞれ放送することも含め、どこがつくっているのか。制作したところと放送の電波料と、全部パッケージで出している仕事なのか、そこら辺をちょっとお伺いいたします。

 そして17ページのほうなんですが、先ほども質問ありましたけれども、一番上の県政への関心のある県民の割合の部分なんですが、目標が66.0%ということになっておりますけれども、この66.0%の算定方法、設定のもととなったものですね、その説明をお聞かせ願いたいというふうに思います。

 それともう1点、ちょっと戻って恐縮ですが、13ページの一番上のデザイナーとかコピーライター、こういった方々に専門的なアドバイスをしてもらったということで、広報の支援という項目がございますが、このデザイナーとかコピーライターの方に教授いただいた。それに対して経費がかかっているのかどうなのか、そこをお聞かせいただきたいと思います。

 それと次に空港関係ですが、資料の4ページの(2)下段の開港記念行事の実施ということで、スカイ・レジャー・ジャパン&エアポートフェスタ2008in静岡を開港準備事業として、平成20年の11月8、9日と2日間行われましたけれども、これで相当混乱があったことは事実です。その中で、この教訓を生かして、次の富士山静岡空港開港記念地元感謝デーでは、円滑なイベント開催を行うことができたということになっておりますので、その教訓は一体何だったのか、どういう問題点があったのかということと、それをどう教訓として生かしたのかということをお聞かせいただきたいと思います。

 それと、あと11ページの3の主要事業の実績というところの(イ)利用促進広報ということで、私もこの富士山静岡空港の知名度を上げるという意味で大事なことだと思うんですが、このシンボルマーク及びロゴタイプについて、一定の条件を満たした他団体が行う広報にも利用を承認するというふうになっておりますが、一定の条件というものは何なのかということと、このマークを使うことでお金がかかるのか、かからないのかということと、あと実際これを使っている団体が今どれぐらいあるのか、その辺の御説明をいただきたいと思います。以上です。

○宇佐美広報室長
 それでは、広報室関係についてお答えします。
 まず第1点の15ページのスポットCMですけれども、これは制作と電波合わせまして、トータルで委託という形になっております。

 それと、2番目にお話ございました17ページの目標ですけれども、これにつきましては、過去の最高数値60.2%を確保ということで、それにさらに5%乗せまして66%という形で、世論調査の結果をもとにしております。

 それと、3点目の15ページのデザイナー、コピーライターの件ですけれども、デザイナー2名、コピーライター2名依頼しておりまして、経費については約400万円ぐらいかかっております。

 それともう1つ、15ページのスポットCMですけれども、一番初めのプロジェクト「TOUKAI―0」は富士テレネットです。2番目の「家庭内備蓄の推進」については朝日メディアブレーンです。「振り込め詐欺被害の防止」はエイエイピー。「富士山静岡空港へ出かけよう!」はSBSプロモーション。それで、「自殺予防CM」がビーエーシー。それぞれ広告代理店です。

○橋本企画調整局参事
 昨年の11月の8、9日と開催いたしましたスカイ・レジャー・ジャパン&エアポートフェスタにつきましては、天候の悪い中、5万3000人の方にお見えになっていただきました。
 このイベントの最大の目的といたしましては、6月4日の開港以後、駐車場が十分足りるのかどうか、アクセスの渋滞がどのようなものであるのかどうか。このときにはターミナルの混雑については把握できませんでしたけれども、その後の一連の開港事業、記念事業を含めまして、6月4日に向けたさまざまなシミュレーションをやっていたということでございます。
 当日は駐車場も非常に混みまして、天候の悪い中、お見えになった方には大変御迷惑をおかけしたわけですが、その後の地元感謝デー、それから6月4日の開港日以後につきましては、駐車場及びアクセス、さらにはターミナル内の混雑も含めて、順調にいったということでございます。以上です。

○松井空港利用推進室長
 富士山静岡空港のシンボルマーク及びロゴタイプの使用条件あるいは使用実績等についての御質問かと思います。
 シンボルマークとロゴタイプについては、その使用の形態として、いわゆる広報的に活用していただく場合と、あと有償の販売物等へ御利用いただく場合があろうかと思います。
 広報物等への掲載――チラシとかパンフレットとかさまざまなパターンがございますが、これについては富士山静岡空港に対する理解促進と利用拡大を図っていただけると認定されれば、使用を認めておるところでございます。平成20年度については41件申請していただきまして、21年度につきましてちょっとデータが古くて恐縮なんですが、5月いっぱいで23件と、手元の資料が5月のものしかなくて恐縮ですが、そんな数字になってございます。
 それから、有償販売物等への掲載につきましては、もう少し基準を設けておりまして、事業の目的が富士山静岡空港の理解促進及び地域経済の活性化に資すると認められない場合はだめですよと。それから、静岡県のイメージを著しく傷つけるおそれがある場合、あるいは法令等及び公序良俗等に反するときについては認められないというような基準を設けてございます。
 実績につきましては、20年度につきましては残念ながら2社2事業でございますが、21年度につきましては、これも5月時点の数字ですが、10社34事業というふうになってございます。具体的な事例でございますが、富士山静岡空港の売店へ行かれると、いろいろお土産があろうかと思います。そこに富士山静岡空港のシンボルマークとロゴタイプを使って、富士山静岡空港へ行ってきましたとか、何かそういうふうな商品がかなり出回っておるかと思います。そんな状況でございます。
 それから、ロイヤリティーはいただいておりません。

○大石(裕)委員
 ありがとうございました。
 先に広報のほうのお話をさせていただきますが、代理店も教えていただきましたけれども、私何年か前にも言ったことがあるんですが、制作をするのと電波と最低限セットはセットでいいんですが、全部セットにする必要はないんじゃないかと思うんですね。地域の代理店、ローカルの代理店も、今ここに制作に入っている以外の代理店も山ほどいるんですけれども、そういった意味でいろんなところがたくさん細かくかかわってもらうというようなことをしていただいたほうがいいのかなと思っております。
 特に静岡県の場合、大きいイベントなんかは、電通、博報堂みたいな大きいところがやることも多いというような話も聞きますけれども、もちろんこういう案だよ、こういう切り口でどうですかという中でいいものを選ぶと思うんですけれども、そういった中で制作をしてもらうところを決めて、あとは電波は電波で何社かに分けてなるべく広くやってもらうような方向性でできないものかなというふうに思っています。無理やりたくさん広げるという意味じゃないんですけれども、そういった形でいろんな企業の人たちにかかわってもらうというほうがいろんな底上げになるんじゃないかなという思いがございまして、そんな方向性ができないものか、ちょっとまた簡単に御答弁いただきたいと思います。

 それと、県政への関心の目標の数字ですけれども、5%上乗せしたということですから、その数字が的確かどうかも何ともわからないところもありますが、いずれにしても、先ほどから議論があったように、若い人たちなんかの関心度が低いということも確かですから、我々の仕事でもあると思いますので、そんなことは一生懸命我々もやらせていただきますので、66%と言わずにもっともっと上げていただきたいということで要望とさせていただきます。

 そして、空港の関係のほうなんですが、この開港記念事業なんですけれども、今の答弁ですと具体的に何が教訓になったかということは余り聞こえなかった感じがします。
 実は私もこのイベントのときに、オープニングセレモニーに呼ばれてましたので、私も1時間半前ぐらいには家を出た。私の家から空港まで10分もかからないんですけどね。行ったら、ちょっと前で渋滞になって、それで結局オープニングセレモニーの時間になっちゃいまして、私は行けなかったんですけど、申しわけなかったんですが、その後30分ぐらい待ってたんですけれども、なかなか動かないなと。あと午後の予定もあったし、ここからでもあと2時間から3時間かかるなと思って、結局2時間半ぐらいですかね、2時間から2時間半ぐらいたっても行きつかなかったもんですから、結局参加できなかったんですけれども。
 そういった状況なんですが、これ5万3000人の方が来場されました。これは5万人を予定されてたと思います。ですから、そういった意味ではそこは予定どおりだったんですけれども、予定どおりではあってもなぜ予定どおりにいかなかったのかということがやっぱり問題だと思うんですね。イベントをやるときに、そこが大きな問題だと思います。ですから、次のときは何が教訓になったのかがわからないということでは、ちょっとどうなのかなと私も思うところもありますので、その辺の総括として、もう一度具体的にこの辺を改良しましたというところがあれば――必ずあると思うんですけれども――そこら辺も教えていただきたいというふうに思います。

 あとシンボルマークとロゴタイプの件なんですが、今使用料はとってないということでございました。
 私は逆に5,000円とか1万円とか、安い形ぐらいでも取ってもいいのかなと思ってます。それは静岡空港という意味、静岡県がある付加価値をつけたいということですから、逆に安売りはしてほしくないという思いはあります。
 そこで、最低限の登録料みたいな形でもいいと。たしか東国原知事のあのマークは一律5,000円かな、取ってると思うんですけれども、そういう形でもいいと思うんですが、そういった形で逆に条件をもっとね。確かにイメージを悪くしたり、公序良俗という意味では,しっかりそこは見てもらいたいですが、それ以外に地域経済にどれだけ寄与するかみたいなことなんていうのは、あんまり私は関係ないんじゃないかなと。ある意味で静岡空港というものを広げてもらうだけでもそれに乗っかれるという意味で言うと、県内も県外も含めて、どこ行っても静岡空港のマークがあるというのは、私は広告戦略としてはある話だと思いますので、そういったところには逆に乗ってほしいなというふうに思っております。
 ですから、逆に考え方としては、ハードルは非常に低くして、ただ付加価値、逆に県として安売りはしてほしくないという思いがありますので、そういった考え方で、シンボルマーク等がいろんなところにある、ほかのものに乗っかれるんだという形で進めていただきたいなと思いますが、それに関してもちょっと御意見をいただきたいと思います。

○宇佐美広報室長
 CMについてできるだけ多くの方に機会をということなんですけれども、今回のCM等については、できるだけ多くの方にということで、公募型という形でやっております。ただテレビにつきましては、4局すべて募集への参加をお願いするという形で入っておりますので、内容等によると思うんですけれども、できるだけ公募で、インターネット等で見ていただければ応募できると。
 ただ、県のほうに登録していただかなきゃならないということがございますので、その点も含めて、また今後PR等もしていきたいと思います。以上です。

○橋本企画調整局参事
 具体的な教訓ということで、先ほど少し欠けておりまして大変申しわけございません。
 当日の反省点としましては、要するに空港に皆さん自家用車でかなりの方がお見えになりまして、公共交通機関への誘導というのがもう少し徹底されていなかった。さらには、臨時駐車場を設けましたけれども、その臨時駐車場へのアクセス道路もやっぱり混んでしまったということで、シャトルバスがスムーズに行くことができなかったと。そういったことで、公共交通機関の徹底さらには各駅から空港へのシャトルバスの多頻度の運行、それから臨時駐車場を整備して、そこからの多頻度のシャトルバスの運行と、こういったことを教訓といたしまして、開港日当日には数多くの臨時駐車場――吉田公園とかさらには島田ルート側、さらに牧之原・金谷ルートにも臨時駐車場を設けまして、できるだけ車の集中を避けたと、そういったことで開港日については無事にいくことができたということでございます。

○松井空港利用推進室長
 シンボルマーク、ロゴタイプについてでございますが、委員御指摘のとおり、このシンボルマーク等の活用というのは、富士山静岡空港の認知度向上、それからその利用拡大を図るためのツールでございます。ですから、なるべくたくさんの方々に使っていただくのが本旨かと思います。
 したがって、私どもとしてみましては、ただ単に使いたいよというのを受け身の姿勢ではなくて、特に広報の面につきましては、各市町それから先ほど話が出ました富士山静岡空港利用促進協議会、こちらには県内の経済団体とか企業とかいろいろ加盟していただいておりますので、そうしたところへこのシンボルマークとロゴタイプのデータをお送りしまして、ぜひ活用してくださいという形で努めておるところでございます。
 その促進協議会に加盟している団体については、特に申請行為は要らないですよという形にしてございますので、先ほど言いました申請件数には入ってございません。ですので、実際使っていただいておる件数というのは、申請件数以上のものがございます。
 それから、販売物については、ロイヤリティーを払ってもぜひ使いたいよという企業が出てくれば大変うれしいなと思っておりますが、現在のところ、このシンボルマークを使うことによって、その商品価値がかなりアップするというところにまで、残念ながら至っておりません。全国で通用するような立派なキャラクター、そういったところまでこれが育っていただければ大変うれしいなと思っておりますので、販売物等へのロイヤリティーの徴収については、今後の課題とさせていただきたいと思います。以上でございます。

○大石(裕)委員
 ありがとうございました。
 今のロゴタイプに関しては、ロイヤリティーというか、登録料でいいのかなと私は思ってますけれども、本当に働きかけをこちらからたくさんしていただきたいと、そのように思いますので、ぜひよろしくお願いします。それは要望で。

 先ほどのスカイ・レジャー・ジャパン&エアポートフェスタ、これ計画段階で相当無理があったような話も私正直聞いてます。
 イベントが終わってからの次の日だったかな、私はある広告代理店というか、イベント会社の社長とたまたま会って話をしたときに、このイベントの話になった。それで実は計画段階でいろいろ入札の資料をもらいますね。入札の資料を見て、こういうことでこれだけ手配しなきゃいけないというふうなことで、いざ幾らという見積もりをやろうと思ったんだけど、この目標人数でこの計画ではバスの台数が無理があると。彼が言ったのはバスの台数が全然足りないと。5万人を2日間でピストン輸送できるバスの台数じゃないというのを彼は言ってましたけれども、それが事実かどうかわかりませんが、とてもじゃないけど自分たちの会社として責任を持ってやれない、だから入札に参加しなかったんですよという話を私は聞きました。
 ですから、私は計画段階でちょっと無理があったんじゃないかなという思いがしてまして、ぜひ専門家のそういった意見も聞いていただきたいなと。その上で計画を立てて、安い形でやれれば一番いいもんですから、そういったことを徹底してやっていただきたいという要望でございます。

 あと先ほどちょっと言い忘れましたが、デザイナーとコピーライターの経費400万円。この400万円って何にかかってるんだろうという感じはするんですが、逆に言うとこういうのこそパッケージで、電波料と制作料とのパッケージで、ここは余り金をかけずにぜひおつき合いでやってくれというぐらいな話もできるのかなと、私は思いますが、そういうことも頭に入れてやっていただければということで、要望で終わります。

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