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委員会会議録

質問文書

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平成28年決算特別委員会文教警察分科会 質疑・質問
質疑・質問者:植田 徹 議員
質疑・質問日:10/25/2016
会派名:自民改革会議


○宮城委員長
 休憩前に引き続いて分科会を再開します。
 質疑を継続します。
 では、発言願います。

○植田委員
 端的に、一問お尋ねしたいと思います。
 平成27年度主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書にも警察職員の海外研修という欄がありますけども、私先日たまたまネットで世界における日本警察というページをクリックしてみました。何とすばらしいことに、世界中で上位に位置する日本警察という欄がありましたけれども、中でも殺人事件の検挙率が100%に近い96%だと書いてありました。しかし全ての犯罪件数からいった検挙率は、昭和50年代を境にだんだん低下してきて現在30%にまで低下してきているとありました。
 最近は、犯罪が多種多様化している中で特に諸外国におけるサイバー攻撃――先ほど6番、7番委員からも発言がありましたけれども――ネットを使ったいろいろな犯罪あるいはテロ、そういう諸外国の脅威に対しまして職員が外国に行くことが私は物すごく大事なことだと思っております。
 その点について、静岡県警は職員を派遣をされたということでありますけど、この派遣の状況を教えていただきたい。
 それと、この派遣をした後に幾らかの費用もかかるわけですけれども、その結果の効果をいかにして我々静岡県民に還元されているのかお尋ねします。

○森本警務課長
 警察職員の海外派遣についてお答えいたします。
 まず、海外派遣の状況につきましては警察職員の語学力の向上を図るとともに、国際感覚を身につけさせるものでありまして、平成27年度におきましてはインドネシアへ1人、台湾へ1人の合計2人を派遣しております。
 それから、どのようにして組織に還元しているかという点ですけれども海外派遣事業におきましては諸外国の警察制度や国際犯罪情勢などの研修を行っておりまして、職員が直接見聞してきた事柄について帰国後に部内研修会などにおいて講演させるですとか、あるいは海外見聞録と題しまして部内機関誌に掲載するなど警察職員全体の国際的感覚向上に役立っております。また経験を生かしまして国際犯罪の捜査、あるいは通訳に当たるといったように本制度の成果を業務に反映させているところでございます。

○植田委員
 ありがとうございます。
 かつての、昭和50年代半ばごろの1ドル360円時代ですらそういう派遣行為を行ってきた。今は円高が進んでおりまして、もう1ドル100円という時代に入っている中であります。ぜひ積極的に派遣をしていただきたい。
 これはネット上に書かれていたことですけど、読み上げますと日本の治安、安全保障への脅威が国際化、多元化、ハイテク化していることに鑑み公安警察のミッションや人事体系を大胆に改革する必要がある。情報機関との連携、人事交流、留学などを通じて国際情勢認識と人脈にたけた人材を大幅に充足する必要があると。
 これを踏まえまして、我が静岡県警でも全くそのとおりだと思います。ぜひ今後も積極的に派遣していただきたいとお願いしまして終わります。以上です。

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電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

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