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委員会会議録

質問文書

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令和3年11月4日脱炭素社会推進特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:伊丹 雅治 議員
質疑・質問日:11/04/2021
会派名:自民改革会議


○伊丹委員
 お話の中で農業の対策も重要だということでありました。それでもう少しその農業の対策の部分に踏み込んでといいますか、具体的な部分を教えていただければと思います。

○日比野剛氏
 国でいうと農林水産省、その研究機関も含めて本当にゼロのための研究は、ある程度はやっていたんですけれども、本気ではやってきてなかったのかなというのがあります。
 だから本当にメタンを排出しない家畜とか、ふん尿処理とか、そういったものがどこまでできるのかは正直突き詰められていないので、そこはいよいよさすがに本腰が入ってきたので、これからなのかなと思います。だから今すぐ牛を食べるのはいけないとか、そういう話に行く必要はないので、そこは様子を見てなのかなと思います。
 そうは言いつつやはりできることは、絶対に無駄な農作物を作らないことになってくると思います。それでその辺りは食ロスにつながってくるんだと思いますけれども、やっぱり必要最低限のものがうまく回るような食のサプライチェーンが必要となってきます。
 農業はその生産時点でのメタン、N2Oの排出だけではなくて、貨物輸送においても非常に大きなエネルギーを生じておりますので、その辺りを含めてやっぱり無駄にしないところを心がけていく、そこに手をつけていくことが現時点では必要だなと思います。あとその先をどうするかは、やはり様子を見てとならざるを得ないのかなと思います。

○伊丹委員
 有機農業の推進とかも1つの手なのかなと思いますが、大分それも遅れているという状況で、ありがとうございました。
あともう1点、再エネの発電の余ったものを活用するのがポイントだとおっしゃっていましたけれども、その将来性というか明るい未来があるのかどうか、その辺を教えていただきたいです。

○日比野剛氏
 明るい未来というか、こればかりは本当にまだ技術開発段階なので明るいことはないんですけれども、できなければやばいというくらい重要なものでありまして、やはり再生可能エネルギーが8割、9割という世界になってきますと本当に、これはイメージ図ですが、本当に余るときは余るし、余らないときは余らない。余るほうはまだいいですけれども、本当に冬場に足りないなんていう状態が起こったら人間の生命に関わってきますので、再生可能エネルギーが供給できてないところに対して、いかにそういう生命の危機が生じないようにしていくのかが問われてきます。本当にここは、この10年、国全体、日本国全体として一番研究なり実証なりをやっていかないといけないポイントなので、絶対に実現させなければいけない点だと思います。

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