• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成29年6月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:植田 徹 議員
質疑・質問日:07/25/2017
会派名:自民改革会議


○深澤委員長
 それでは休憩前に引き続いて、委員会を再開いたします。
 質疑等を継続します。
 では、発言願います。

○植田委員
 3点、分割質問方式で質問をさせていただきます。
 まず私、岳南地域に居住しておりますけれども、平成14年に事業着手した新々富士川橋が昨年平成28年1月30日、あの河川敷の寒い中で起工式を行いました。やっと事業着手という段に入りまして、ことしに入りまして下部工2つ、それから昨年の事業費で今年度橋台並びに下部工という事業が進んでいるかと思います。
 けれども今議会の報告事項第11号によりますと、事故繰越計算書の報告について、この道路橋りょう新設改良工事は新々富士川橋のことだと思うんですけれども、この事故の概要はどういうことなのか。遅々と進まない中にあっても十数年、ぼやぼやしていると20年たってしまう中でまたかという思いで私は見ておりますけれども、この事故の概要と今の状況等説明をしていただきたいと1点目お願いします。

○青木道路整備課長
 本件につきましては事故とは言いますが、静岡県と用地の地権者が平成27年6月21日に締結した用地補償契約において地権者が移転する建物の再築工事がおくれ、用地取得の年度内の完了が困難となった事例であります。
 再築工事がおくれた理由につきましては、地権者が契約した建築会社が民事再生法の適用申請を行ったことから、建築工事を進めることができなくなり、地権者はこの建築会社との契約を破棄し別の業者と契約したものの、この間不測の時間約3カ月を要したことによります。
 これに伴い、平成28年度に支払う予定であった売買代金及び補償金の一部である7569万4000円が、平成29年度に事故繰り越しとなったものでございます。現在地権者の住居建築は完了し、引っ越しも済んでおり、建物が撤去されることし8月に用地を取得の上、繰り越した事業費を執行する予定でございます。

○植田委員
 ありがとうございます。有名な方ですから名前は言いませんけれども、判こを押していただいて順調に進んでいると思っておりましたけれど、そういう事情でしたかということです。
 これは我々静岡県側の人たちだけでなくて、毎年山梨県の峡南地区の市町のトップが見えて、セレモニー的にこの新々富士川橋早期実現期成同盟会、毎年毎年、行っております。またことしもみえるかと思いますけれども、いろいろな皆さんがそれぞれの事業がおくれていることについて質問をしますけれど、この20年来待っている新々富士川橋を何としても一刻も早く実現をしていただきたい、このようにぜひ皆さんも鋭意努力をしていただきたいと思います。

 次の質問に入ります。
 静岡新聞の朝刊をたまたま見ました。知事が7月4日の定例記者会見で7月5日にクルーズ船誘致へ連絡協と、こういう中で大きく県内5港、7月10日に設立、これは誘致連絡協が7月10日に設立。ですから10日は過ぎていますから誘致連絡協議会が設立されたと思いますけれども、この5港が清水、熱海、下田、大井川、御前崎なんですよ。
 私は岳南地域に住んでいまして、富士山の表玄関の田子の浦港がないんですよ。どういうことかまず1点、質問させていただきます。

○木村港湾企画課長
 ふじのくにクルーズ船誘致連絡協議会につきましては、クルーズ船の効果による地域の活性化と県内港湾へのさらなる寄港の増加を図るために連絡協議会を立ち上げたものでございます。
 田子の浦港につきましては、これまで県から誘致組織の設置に向けて働きかけを行ってまいりましたが、いまだ組織が設立されていない状況でございます。富士市は市が中心となって民間主体の組織の設立に向けて検討していると伺っており、協議会においてはオブザーバーで参加している状況でございます。
 今後正式な誘致協議会が立ち上げられました後には、ふじのくにクルーズ船誘致連絡協議会に参加するものと聞いております。

○植田委員
 ありがとうございます。ということは県は設立協議会を早くということで各市町に要請した経緯があって、富士市がおくれているということだと思います。田子の浦港管理事務所の所長を初め、職員が一生懸命やってくれるんですが、地元がそういうわけではどうしようもないなという思いであります。
 また、田子の浦港は誘致戦略という事業については入っているんですよ。ですからこの中で戦略をちょっと読むと、主な5港いわゆる清水港、田子の浦港、御前崎港、熱海港、下田港、この5港は県で進めて当然、田子の浦港も入って、この5港をモデル港として戦略を検討することとすると。その戦略をもとに各港それぞれ地元の誘致組織において具体的な取り組みを計画するとともに、ほかの港湾へも発展、展開するものとすると。
 ですから県としてはこの5港、田子の浦港を含んだ5港をモデル港としてどんどん発信していると言っているから、先ほどに戻りますけれど、富士市が飛ばされたことで私は地元の議員としてまた富士市の尻をたたかなければならないと思っております。県の皆さんにおかれましても富士市がそういう状態ですけれど、我々議員また一生懸命頑張りますから、今後とも富士山の表玄関、すなわち静岡県を海外に世界的にアピールする絶好のチャンスであります。ぜひ、さらなる御尽力をお願いしたいと思います。

 次に、12月23日に富士山世界遺産センターが私の住んでいる富士市――私は富士宮市に一番近いところの富士市に住んでおりますけれども――にそれこそ今か今かと首を長くして待っているわけですけれども、この富士山世界遺産センターができるに当たりましてJR身延線の富士宮駅が高架化、これはもう都市計画道路がありまして、道路整備がずっと行われて高架事業はもう終わったと、終了したふうに見えますけれども、都市計画道路野中棒杭線、この道路が依然として一部分が完了していないんですよね。
 そのためにあそこの道路が慢性的に混雑していると。果たして12月23日までに指を数えると間に合うのかなと。12月23日に向けて多くの方々が訪れるとなると予断を許さない状態だということで、この交差点の改良工事の今後の見通し。完成した暁にはどういう効果が生まれるかについても言及していただきたいと思いますが、御回答をお願いします。

○勝又街路整備課長
 都市計画道路野中棒杭の整備についてお答えします。
 本路線は富士宮市の市街地、富士山本宮浅間大社の横を通る南北交通を担う重要な路線でございます。当事業区間は東西に走るJR身延線の狭隘な野中踏切と交差しまして、さらに近接する県道富士富士宮線、旧139号との交差点が未改良であったことから慢性的な渋滞が発生し、都市活動の疎外要因になってございました。このため鉄道の立体交差化事業を行いまして、平成24年4月に線路の高架化による踏切の除去を実施いたしました。その結果、踏切南側の北進方向、北へ向かう渋滞長が高架前のピーク時では375メートルあったものが160メートルに減少しまして一定の事業効果があらわれております。
 ただ交差点に家屋がございまして、それの用地交渉に時間を要していました。未着手となっていましたがここの地権者の御理解も得られたことから、富士山世界遺産センターの12月の開館に間に合うよう本年秋までの完成を目標に現在整備を進めているところでございます。
 この交差点の改良工事によりまして、完成後ほぼ渋滞はなくなるものと思われます。また歩行だまりもできますので、富士山本宮浅間大社を結ぶ大型商業施設も近隣にございます。富士山世界遺産センターも開館しますので、この辺の周遊のにぎわいも生まれるのかなと、そのような効果を期待してございます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp