本会議会議録
質問文書
令和2年決算特別委員会総務分科会 質疑・質問
質疑・質問者: | 落合 愼悟 議員 | |
質疑・質問日: | 11/04/2020 | |
会派名: | 自民改革会議 |
○落合委員
一問一答方式で2問質問したいと思います。
今7番委員が質問しましたクレジットカードの件を伺います。
クレジットカード会社に手数料を払っていると思うんですね。何%払うのか、金額によって払うのか、それとも件数によって払うのか、その辺はどのような契約をされていますか。
○山本出納局次長兼会計課長
クレジット納税に係る手数料についてお答えします。
こちらにつきましては、納付額によって額はそれぞれ決まっているので一概には言えませんけれど、それぞれの金額に対して最低1%手数料を払うことになっています。
○落合委員
ありがとうございます。
通常のものは3%くらいで、交渉次第で安くなると。クレジットカードを今推奨していますので、ぜひこれからクレジットカード会社と交渉していただけたら少しでも税金が減らないで済むと思いますのでお願いしたいと思います。
2問目に行きます。
財務諸表の県債の関係です。
臨時財政対策債は20年前から始まったと思うんですけれど、今現在1兆2571億円かな、すごい金額になっています。固定負債で63億円、流動負債で304億円、国はこれ交付税で措置して必ず返してくれるのかねえ。ほかの自治体みんなそうなんですね、どんどん今増えています。その辺が私としても非常にどういう処理をするのかなと思うんですが。
臨時財政対策債の県債残高が今41.8%になっている中で、監査委員から改革が必要だろうと意見が出されていますね。令和元年度主要な施策及び予算の執行実績についての説明書には、国に対し提言をと書いてあります。どのような提言や改革をしようとしているのか教えてください。
○平塚財政課長
臨時財政対策債についてお答えいたします。
今3番委員御指摘のとおり臨時財政対策債は約20年前、正確には平成13年度から臨時で始まったんですけれども時限制度で3年ごとに延長を繰り返して恒久的な制度になりつつあるのが実態であります。
また、本来地方交付税で措置されるものですが国の財源がないため、国と地方で折半し起債して対応しているものになります。
この臨時財政対策債についてはもちろん廃止が望ましいと毎年のように国に提言、要望しております。具体的には県独自の要望で総務省には提言書をお渡ししていますし、全国的な課題でもありますので全国知事会、関東知事会、中部圏知事会と足並みをそろえて臨時財政対策債の廃止、それから償還財源の別枠での措置を毎年のように要望しているところです。
少しずつ改善してきているんですけれども、国の財源も今非常に厳しくなってきて心配な状況であります。今後も引き続き廃止の要望は継続していきたいと思っております。
○落合委員
ありがとうございます。
国が決めた状況ですのでなかなか難しいでしょうけれど、県として本当に何とか自立できるように、どんどん増えていったらもう大変なことになりますので、収入を考えていくことが大事じゃないかなと思います。使うだけじゃなくていかに財源を確保していくのか、国を当てにするのではなくてそういうこともぜひお願いしたいと思います。
何回か言ってますけれど、県で今資金運用をやってますよね。資金運用も損するときは何百億円と損しているんですよね、県もね。増えているときは何十億円、そういう中でやっています。もう少ししっかりもうかるような資金運用、言ったらリートをという話なんですよね。リートというのは不動産投資、家賃収入ですから三菱地所あたりだったら絶対間違いない、必ず収益になります。そういうことも考えて、ぜひ収入を確保してこういう借金をしない運営をお願いしたいと思います。
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