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委員会会議録

質問文書

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令和4年2月定例会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:落合 愼悟 議員
質疑・質問日:03/09/2022
会派名:自民改革会議


○落合委員
 一問一答方式で、1問だけ質問します。
 危機管理くらし環境委員会説明資料38ページ、耐震改修施策の推進について今後5年間で「TOUKAI−0」の総仕上げを行うと載っています。住宅の耐震化率は令和7年末で95%、平成30年で89.3%ですが、95%ということは5%残してもいいと捉えていいですか。

○鈴木建築安全推進課長
 現実的なところを考えると100%完全な状態はなかなか難しく、おおむね解消ということで95%を持ってきております。

○落合委員
 私が本会議で質問したときも同じで、津波も犠牲者を2割残してるんですよね。他県はみんなゼロを目指している。本当は100%を目指す形でやっていかないと、何かしら抜けちゃってるんじゃないかなって思うんですね。

 続いて、その件で質問いたします。
 耐震改修の目標を5,000戸にしていますよね。毎年1,000戸ずつですよね。この助成金は定額で1戸当たり60万円。そして高齢者世帯割増しは上限が1戸当たり20万円、在宅避難促進割増しが15万円で最大95万円ですよね。

○鈴木建築安全推進課長
 木造補強に対する助成は、国と県と市町それぞれが負担しております。これは国のスキームに従ってですが、今一番多いのは100万円です。50万円を国が出し、30万円が県、20万円が市町です。それに高齢者の上乗せとして県が10万円、市町が10万円の20万円。それから在宅避難促進割増しでプラス15万円を県が負担する制度になっています。

○落合委員
 そうすると、1年間で1,000戸に対する県の負担は予算額で言うと幾らになりますか。

○鈴木建築安全推進課長
 全部が全部一律に30万円ではなくて、高齢者割増しがあるものがそのうち何%だとか、あるいは在宅避難促進割増しがこのくらいあるということで積算しておりますので、内訳はこの場ではお答えできませんけれども、そういった足し算をして予算を算出しております。

○落合委員
 住宅関連で令和4年度は4億9299万8000円当初予算を組んでますね。この中には除却型建て替え工事282戸や木造住宅の無料の耐震診断2,004戸も入ってるわけですね。今年度よりも約8000万円ぐらい予算が減って、全体で来年度予算が6億6370万円で今年度予算は7億4600万円ですね。
 金額的に大丈夫なのかなと心配したものですから、それに対して答えていただきたいと思います。

○鈴木建築安全推進課長
 木造の耐震補強につきましては5年間で5,000件という中で、今年度はそのスタートの年ということで1,100件とちょっと多めの積算をしておりました。それに対して今年度の実績はコロナの影響等で最終的には650件ぐらいに落ちてしまい、来年度はそういった現状を見据えた数を想定しているところです。そのため、来年度は若干下がった額となっています。

○落合委員
 その予算4億9299万8000円の中に、テレビCMとかダイレクトメールなどの広報啓発活動も入ってるわけですよ。それを今回新規に入れているものですから、どれくらいPR費の予算を見てありますか。

○鈴木建築安全推進課長
 約2000万円を広報に充てております。

○落合委員
 分かりました。ありがとうございます。
 100%を目指していくに当たって、できるだけPRをお願いしたいなと思うんですよ。今年度の実績ははどれくらいになるか教えてください。

○鈴木建築安全推進課長
 今年度は650件ぐらいになりそうです。高齢者が多いので戸別訪問で説明したいところだったのですが、先ほど言いましたようにコロナの影響で、こういう結果となりました。

○落合委員
 本当に地震が起きたときに倒れないようにしてもらわないと困るから、できるだけ市町にPRをお願いしたいと思います。

 この「TOUKAI−0」総合支援事業の中には、通学路のブロック塀の上限が今まであったけれども、今度上限がなくなりますよね。どれくらいその枠に入れなかったのですか。

○鈴木建築安全推進課長
 今どのぐらいの比率かはお答えできないのですが、住宅というよりも工場とか学校といった広い敷地のところは、上限額を撤廃することに恩恵があるのではないかと思います。

○落合委員
 ありがとうございます。
 もう1点、今度瓦屋根の風対策も新規事業で入っていますよね。50棟を見込んでいるようですが、実際どれくらい県内に風で瓦屋根が飛ぶ予測をしているのですか。

○鈴木建築安全推進課長
 予測数字は持っておりません。

○落合委員
 分かりました。
 要望があったから予算化されたと思います。対策が必要な瓦屋根はまだ結構あると思いますし、千葉も相当被害がありましたので瓦屋根の風に対する予防に補助してあげて、補助率が23%をできるだけ上げてもらえるように、努力していただけたらありがたいと思います。以上で質問を終わります。

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静岡県議会事務局議事課

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