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委員会会議録

質問文書

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令和4年6月定例会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:加藤 元章 議員
質疑・質問日:06/28/2022
会派名:自民改革会議


○加藤委員
 一問一答方式でお願いします。
 まず、危機管理くらし環境委員会説明資料の15ページ、移住・定住の促進についてお伺いします。
 本県にとって非常に大きなテーマでありまして、移住・就業支援金の支給とその具体的な内容が書いてありますが、この事業についての評価及び効果についてどのように捉えているかお伺いします。

○千葉企画政策課長
 この事業は東京一極集中の是正と地方の中小企業の担い手不足解消を目的として、国、県、市町の協調事業として令和元年度から実施しています。全国的な移住機運の高まりを受け、移住希望者にとって利用しやすい制度となるよう条件緩和や拡充が行われており、令和3年3月からはテレワーカー等が対象に追加されております。
 評価としては、令和3年度に全国43道府県で実施されており、1,184件の支給実績がございます。このうち本県はおおよそ1割に当たる115件の支給があり、件数は全国1位となっております。2位が群馬県の79件、3位が栃木県の74件と北関東エリアが続いており、テレワーク移住の促進に非常に効果があると考えております。

○加藤委員
 全国的な展開事業ですので、本県への移住・定住のインセンティブになる事業ではないと思いますが、そうは言いつつも移住・定住を促していきたいので、移住希望者や移住された方、定住された方がどういうニーズを持っているのかしっかり把握して適切に税金を使うことが大事だと思います。
 この点についてマーケティングなど何らかの調査等をされているのかお伺いします。

○千葉企画政策課長
 移住された方のニーズ等の調査ですけれども、昨年度、移住者と移住検討者を対象に本県がアンケート調査を行いました。平成30年度に実施して以来4年ぶりとなります。こういった形でアンケート調査を継続し、ニーズを把握して移住施策に反映していきたいと考えております。

○加藤委員
 実施されているとのことですので、具体的にこういうことがあれば静岡県に移り住みたいなどのネタやニーズが多分あるはずだと思うんですが、今回のこの事業も含めて移住・定住関連でいろいろとやっていると思いますけれども、そことの整合性をどのように見ているのか、もしくは足りないところがあるのか、認識をお伺いしたいと思います。

○千葉企画政策課長
 調査では、住居先として空き家が人気がありましたので、空き家の活用について建築住宅局と連携して実施するよう今年度から取組を進めております。

○加藤委員
 空き家が人気というのは一戸建てが人気ということですか。

○千葉企画政策課長
 一戸建ての空き家です。

○加藤委員
 そうしますと、例えばこういう事業、もしくはこういうニーズを満たしたらもっと静岡県に来てくれるのではないかという顕在化した政策的なポテンシャルはほかにないですか。

○千葉企画政策課長
 今年度5月末に本県への移住をさらに促進するためにワーキンググループを設置いたしました。その中で一層の移住促進に向けた取組を検討していきたいと考えております。

○加藤委員
 次に移りますけれども、説明資料42ページの園庭・校庭の芝生化促進に向けた新たな取組について教えていただきたいと思います。
 平成24年度から園庭、校庭の芝生化を促進しているとのことで、ロボット芝刈機が紹介されておりますが、そもそもこの事業はどういう考え方で行われてきているのかお伺いしたいと思います。

○諸田環境ふれあい課長
 この事業につきましては、芝生文化を創造する芝生文化創造プロジェクトに基づいて進めており、次世代を担う子供たちに自然との触れ合いの場やスポーツの場、さらに景観の形成などの観点から年間を通じて緑と芝生の創出を推進する狙いで進めております。

○加藤委員
 芝生化は随分前から大きなテーマだったと思うんですけれども、全県だと対象がかなり広いですが、教育委員会なども含めて考えたときにどのように推進体制といいますか、アプローチされてきているのかお聞かせください。

○諸田環境ふれあい課長
 全庁の関係課や協議も含めた緑化に関する連絡会議を開催しており、その中で情報交換を行っております。実際に進める上では、市町の様々な情報を持つ公益財団法人静岡県グリーンバンクと連携し、磐田市にある農林技術研究所の県芝草研究所の取組情報と併せて、どこにやりたい人がいるかを確認しながら進めております。

○加藤委員
 平成24年から令和3年度までの取組結果として芝生化した園庭・公園数は69か所とお聞きしたのですが、この数字はどう判断したらよろしいんですか。

○諸田環境ふれあい課長
 総合計画では令和7年までに96か所の園庭、校庭の芝生化を進めるとしています。これは国の園庭・校庭芝生化の平均約9%を達成するために目指すものです。現在69か所であり年間10か所ぐらいずつ進んでおりますので、このまま順調にいけば目標達成できると思っております。

○加藤委員
 沼津市ではこの事業に関連して芝生化したところは0か所であり1か所もないとのことですが、学校側もしくは市町の教育委員会が希望すればできるのですか。

○諸田環境ふれあい課長
 管理者の方々がやっていきたいという希望があれば、公益財団法人静岡県グリーンバンクや県芝草研究所と相談しどういった形で導入していくのがいいかよく考えた上で取り組みますので、まず希望を言っていただければと思います。

○加藤委員
 そうした中で、説明資料にはロボット芝刈機を3か所で導入するとありますけれども、芝生化は後のメンテナンスがすごく大変だからロボット芝刈機を導入することになっているのか、はたまた後のメンテナンスが大変だとみんな分かっているので進まないのか、どうなんですか。

○諸田環境ふれあい課長
 芝生化後の管理は大変だと皆さんは知っており、それを軽減していくためにロボット芝刈機の導入の取組をしております。
 また、維持管理につきましては公益財団法人静岡県グリーンバンクで芝生化維持に関する事業も使いながら進めていきたいと考えております。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp