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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成22年9月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:大石 裕之 議員
質疑・質問日:09/30/2010
会派名:民主党・無所属クラブ


○大石(裕)委員
 では、私のほうから質問をさせていただきます。
 先に三ケ日青年の家の件からやらせていただきます。この報告書は読ませていただきました。全体として時系列から含めて細かく報告はなされておりますので、報告書としてはよくできているというふうに思いますが、これ先ほど5番委員も若干触れてられてはいらっしゃいましたが、これの責任の所在ですね。今の段階では言えないということなのかもしれませんが、結局どこがどうだったのかということが触れられてはいない。私もサラリーマン経験が長いですけれども、基本的には報告書っていうのはそこから入るんですよね。まず結論があって、だれが悪かったと。その理由がどうで、それは時系列でこうで、だからこうしますっていうのが報告書っていうものなので、そこが全く抜け落ちているということは、報告書としてはいかがなものかと。文書としてはよくできているけれども、報告書として成り立っているのかという問題がありますので、そこのところをちょっとお尋ねしたいと思います。

 それとあと、中身の問題なんですが、31ページの下の部分で地元の漁業組合、マリーナ関係者からも浜名湖の気象等の特性を収集し、季節ごとの特徴や午前・午後による風の変化などを把握するというふうに書かれております。もちろんこれは大事なことでやっていただきたいんですが、私が思うのは、これを読むと地元のそういう漁業者とかそういった関係者からは全般のデータとしての状況というか、全体の特性を把握するだけで、例えば出るか出ないかのところの判断みたいなものに関しての情報とか御意見を伺うというふうには書かれてはないものですから、私はそういったところでも、こういった方々の御協力はやっぱりいただくべきであろうというふうに思っております。
 この上に書いてあるインターネットの気象情報による最新の情報を基本とするが、テレビ・新聞、気象台からの広域情報も幅広く入手するとか、自分たちで定点観測を行うということで書かれております。自分たちで判断するということが基準になっていると思います。もちろん最終的には自分たちで判断してもらわなきゃ困ることではありますが、そこに至るまでの経緯として、そういった方々からの情報は長い経験の中で培われているものであろうかと思いますから、そこの経験の部分ではもう絶対に追いつかないわけですので、そういった方々の予測というか状況の把握を聞かれたほうがよろしいかと思うんですが、その辺はどうなっているのか。この報告書にない部分ですので、若干そこをお聞かせ願いたいと思います。

 それと、今回の補正予算に出ているんですけど、ふじのくに子どもの体力向上推進事業費というものがございます。これに関して、ゼロ歳児から3歳児までを対象とした親子で一緒に行う運動遊びプログラムの普及啓発という事業でございますけれども、これは健康福祉部でもできるのかなというふうに思われがちかなと思います。多分、事業仕分けなんかだとそう言われるかなと想像できるものですから、健康福祉部ではなく教育委員会がやる事業としての目的と、そこら辺の仕分けというか、健康福祉部はこうで、教育委員会がやるのはこうだという目的はどう考えているのか、そこをお尋ねしたいと思います。

 それと、以前ちょっと新聞報道でありましたが、栄養教諭の配置についてお尋ねいたします。
 制度が導入されてから5年が過ぎたということで、大阪府は大分力を入れているようでございまして、今、全国最多の385人の栄養教諭を大阪は持っていらっしゃるということでございます。それに対して静岡県は28人の栄養教諭しかおりません。食生活の乱れが学力低下や体力、発育にも悪影響を及ぼしていると見ており、毎日朝食をとる割合で全国平均よりも高い結果を出したいというのが大阪の考え方というふうに出ておりました。実際に栄養教諭を配置した学校では、給食の食べ残しが非常に減少したというような実績も上がっていると報道されておりました。静岡県はまだ28人ということで、大分少ないのかなというふうに思いましたので、栄養教諭に対して、今どういうような状況で、今後どのように増員されるのかされないのか、考え方をお聞かせ願えればというふうに思います。

 それと、農業教育についてちょっとお聞きしたいんですけれども、福島県の喜多方市が小学校の農業教育特区ということで、非常におもしろい取り組みをされていて、私も資料を取り寄せたりしていろいろ読ませていただいたんですが、小学校で農業科というのをやられていると。副読本なんかもつくって、非常に一生懸命地域の方々がやってらっしゃる。それは何でかと言うと、先生方は農業を教えられませんから、地域の方々、特にお年寄りとかそういった方々が、確か2年交代ぐらいで教えてくれているということです。お年寄りの方々も非常に楽しみにして一生懸命やってくれている。また子供たちも農業はおもしろくないものだと思っていたのが、意外とおもしろいな、楽しいなと思って、またそういうお年寄りに対しての尊敬の念が非常に大きく育っているということです。そして地域と学校、お年寄りと子供たちという連携が非常にできてきて、すごく温かみのあるいい地域になってきたということで、喜多方市では、最初3校から始めたんですけど、来年からは市内の全小学校でやるというような状況になっているんです。これはできる地域とできない地域というのが、環境によってもちろんあるんですが、今静岡県ではこういった農業教育というもの、農業をある意味利用した子供たちに対する教育というか、そういったものをどのように今取り組んでいらっしゃるのか、お尋ねをしたいというふうに思います。

 それとあと確認なんですが、昨日話がありましたUSBメモリーですね。これは許可を得ていなかったUSBメモリーが入ったバッグが盗難に遭って、また個人情報が出たというようなことになっておりますが、前回の委員会で私も質問させていただきました。教育総合ネットワークシステム、これを構築すればそういうことはなくなるんだというような御答弁だったと思いますが、また今回こういったこともありましたので、再度確認の意味で、ネットワークシステムが構築されればこういったことがなくなるということを確認させてください。

 あと1点。先生方、教師は人格者であってほしいという部分で、先ほどからいろいろ不祥事とかの話も出ております。そういった中で、先生方の人格っていうのが子供たちにとって最初にやっぱり一番の教育になるんだというふうに私は思っております。そこがまず基本、ベースだというふうに思っておりますが、ただ先生という職業だと、なかなか先生に採用された後は、いろんな意味で難しい部分があって、徹底もできないという状況があるのかなと。代表質問でもやらせてもらいました社会人教育という部分よりも、先生の人格的な部分を向上させるという人間教育というところですかね。その教育者がまた教育するということですから、それはずっと代々にわたってつながっていくものだと思いますので、そういった部分に関して何か取り組まれているのか。
 これはもう何をやったらどうなるんだというものでもないこともわかるんですけれども、ただそれはやらないわけにもいかないだろうと、やる必要は十分にあるんではないかと思っております。先生方は日々のことだけでいっぱいいっぱいになっちゃってるところもあります。何か形として、そういうことをしないとどうにもならないような状況もあろうかとも思いますので、そういったところの取り組みをどうされていらっしゃるのか、お尋ねしたいと思います。以上です。

○寺田教育次長
 責任の所在でございます。責任の所在というと具体的には過失責任とかそういう話になろうかと思いますけれども、これにつきましては、警察の捜査結果とか、国土交通省の調査結果、やはり専門はそちらになりますので、そちらを待ちたいと思っております。この報告書の作成のねらいは、そういう責任追及ということよりも、今後いかに安全を確保していくかというところでございますので、こういう形になっております。御理解をいただきたいと存じます。

 それから2点目ですけども、31ページの実施するかしないかの判断について地元の意見もということでございますけれども、実は私たちもそういうことは必要だなというふうに考えております。
 例えば、焼津青少年の家の場合は海洋指導員に漁協のOBを雇用し、気象のアドバイスをいただいたり意見をいただいているというようなことも実施しております。報告書には書きませんでしたけども、それも含めて今後マニュアルの作成を通じて検討していきたいと思います。以上です。

○松井スポーツ振興課長
 ゼロ歳から3歳までの親子で一緒に行う運動遊びプログラムの普及啓発事業ということですが、本課としましては、成人の週1回以上のスポーツ実施率というものを50%以上にしようという目標を持って、県民の健康と明るい生活を支えるためにスポーツの振興というのを図っておりますけれども、特に近年、体力の低下、それから運動嫌いの子供たちがふえているということがあります。
 その中で子供スポーツの指導者会議というものを開きながら検討していった結果、やはり生涯にわたってスポーツに親しむ子供たちを育てるためには遊びを通じて体力の向上、それから基礎づくりをしていかなければいけないという話をさせていただきました。その中で、小さいときからスポーツとの出会いによってスポーツ好きの子供を育てるということが一つの目標です。ゼロ歳から3歳につきましては、親子で運動の遊びを通じて体力の向上につなげるということ、運動好きの子供を育てるということで、今回このプログラムについて策定をさせていただきました。以上です。

○水元事務局参事兼学校人事課長
 先に、栄養教諭の件について御説明申し上げます。委員御指摘のとおり、本県では28名の栄養教諭がおります。そのうち制度ができてから国のほうから定数的に新たに加わった者、いわゆる加配された者が6人でございます。じゃあほかの22人はということになりますと、それは単独の場合もありますけれど、いわゆる共同調理場、そういうところで働いている栄養職員の方を任用がえして栄養教諭にしました。栄養教諭となりますと、御承知のとおり、実際の食育の推進等に対する具体的な指導、学校に出向いたりいろんな形でできるということで、そういう対応としております。
 大阪府では大変大きな人数となっておりますが、県によってそれほど加配の状況は変わらないと思いますので、その辺については任用がえの事情があるというふうに考えております。ただし栄養職員の業務そのもの、共同調理場、単独調理場での業務もありますし、栄養教諭として出向いたりいろんな意味でのそういう指導もあるもんですから、その辺のところを配慮しつつ任用がえについても考えております。
 今後いずれにせよ、食育の重要性等々、あるいは栄養教諭の業務の重要性はもう明らかであるというふうに思っておりますから、少なくとも平成25年度までには、すべてのそれぞれの市町に栄養教諭を置くということで、そこら辺の見通しの中で、配置計画を検討してまいりたいというふうに考えております。

 それから、USBメモリーの紛失、そういう不祥事にかかわることは私の所管かと思いますので、わかる範囲で答えさせていただきます。昨日も、大井川高等学校でああいう形の個人情報の流出というようなことがありました。ネットワークシステムの基本設計と言いますと、これまでいろんな個人情報に関することで、例えば成績を改ざんしてしまったり、それから成績表のデータや名簿をフロッピーやそういうところに入れてということがありましたが、セキュリティーによって、そういうふうなデータの落としや、あるいはもう期日がくれば自分の科目の点数だろうとしても急に直せないというようなシステムをつくれば、いわゆる改ざんや持ち出しというようなことは、原理的にはなくなるというふうに思います。ただしそういう意識をすべての教職員に徹底させる中で、今回のように自分でバックアップ等をとっておいて、あるいは自分で打ち込んで、それを家まで持っていってしまうというようなことになると、もちろんそれは管理職の了解を得ることが必要なんですが、いわゆるコンピューターの機能として制御できる部分と、それから職員の意識としてやらなければならない部分というふうなものがあると思います。その辺については、システム的に最大限防衛機能を働かせるということと、それからもう一つは職員の意識として末端まで浸透させる――例えばきのうの小テストのような点数であっても、もうすべてのことについて情報に関する正しい理解と認識をしっかり植えつけていくということが大切かというふうに思っております。以上です。

○吉澤教育政策課長
 ただいまの大石委員のUSBに関する質問についてであります。
 前回の6月議会の際にも御質問いただき、回答させていただきました。今年度末をもって職員一人に1台パソコンが整備されます。このパソコンについては、教育総合ネットワークシステムという中で8,000台が全部つながるような状態になりますので、この8,000台のパソコンについては、もしパソコンの中に入っているデータをUSBに落とした場合、県が支給したパソコンでないとそのUSBは見れないような形になっております。暗号化をされてUSBに残るということですので、もし職員が自分の家へデータを持って帰ろうと思ってUSBに入れて持ち帰っても、暗号化されているものですから家のパソコンでは見られないようになるということになっております。では家で仕事をするときにはどうするんだということになると思いますが、今言った8,000台は全部つながるのと同時にインターネットでもつながりますので、どうしても問題作成が途中だというのであれば、自宅のパソコンにそれは送ってやることはできます。ただこれは今、人事課長からもお話がありましたように、そういうようなハード面でのセキュリティーはアップさせていきたいというように考えてはおりますが、一番大事なのはその道具を使う教員一人一人の意識でありますので、その意識については、現在、学校情報セキュリティーポリシーというのがありますが、この基準についてももう少し強めたものをつくりたいというふうに考えております。

 もう1点、大石委員から教職員の資質の向上ということでお話がありました。
 教員の研修については、今回の本会議の中でも話を教育長のほうから答弁させていただいたところでありますが、現在、県教育委員会といたしましては、県の総合計画と連動するような形で連携をして、静岡県教育振興基本計画を策定しております。その目的は何かと言いますと、最終的な目標は有徳の人づくりであります。これは県の総合計画の中でもありますように有徳の人をつくるんだというのが、本県の学校教育または全県の教育の目標になっていると思います。この有徳の人をつくるに当たって、またその振興基本計画をつくるに当たって、教員の研修計画である静岡県の研修指針について、新たに今見直しをかけているところでありまして、その中には内発的な改善も含めた研修を入れていきたい、また研修のあり方についても一人一人のニーズに応じて、自主的、主体的に研修に参加できるような希望研修を多くしたり、また教育センターとの研修を活用した学校内での校内研修をしたりというようなことを現在検討しているところであります。以上です。

○中澤事務局参事兼学校教育課長
 農業を利用した教育をどのように進めていくかという御質問でございますが、県全体について把握した資料がございませんけれども、例えば平成21年度に全国農村青少年教育振興会というところが、全国で抽出調査をしました。そのときに静岡県では、16校の小学校を抽出して調べたところ14校が農業体験学習をしていると答えたということです。静岡県のそれぞれの小学校で米づくりだとか、あるいはそばをつくったり、あるいは豆をつくったりというような農業体験をしていたり、またそういうところが難しい地域においては、バケツの稲づくりをしてみたり、あるいは花壇のほうの栽培活動に力を入れたりというようなことをやりながら進めているところでございます。

○輿水人権教育推進室長
 教師の人格の向上というお話ですが、県のほうでも人権教育の推進、人権尊重の学校づくりについて進めております。その中で、教職員の人権感覚育成というのも重要な柱の一つとして掲げております。教職員の人権尊重の態度は、児童生徒にとって重要な学習環境となります。教職員の言動というのは非常に重要なものです。そこで各種研修会、管理職研修会または10年研修、初任研修等でも人権の講座を設けております。またすべての教員にわたる指導資料の中に、自分の人権感覚を見直すという項を設けて、校内研修で生かしてもらうように取り組んでおります。以上です。

○大石(裕)委員
 ありがとうございました。
 まずは、カッターボートの件ですが、今は捜査を待ってということでございました。それはそれで、理解するといえば理解するんですが、私も責任追及しろという話をしたいわけじゃなくて、責任がどこにあるかという基本がないと全体の再構築なり、どこがどう悪かった、じゃあこうしようという組み立てが、本当は明確にできないと思うんですね。ただまあ仕方のないということもわからんではないので、それ以上はやめておきますが、ただそういったことは、逆に言えばにこういう報告書がつくれるということは、ある意味どこが悪かったかというのはある程度もう本当はわかっているはずだと思うんですよね。もしそれがないんだったら、一体何なんだということにもなってきちゃうわけですから。そこら辺は、本当だったら明確にしていただいたほうが報告書としてはもっともっと、県民が見てもより納得できるものになろうかというふうに思います。司法の判断の部分と、教育委員会が考える責任っていう部分もまたあろうかとも思いますし、そういったところで、それが少しずつ違うことがあっても仕方がないと思います。そこがなくて、ただ現状だけ調べて報告しましたということだけだと、報告書としていま一つかなという気がしておりますので、そこに関してもし何かあれば一言言っていただければ。なければ結構ですけども。

 そして次に、栄養教諭の件は、本当に食育という面に関しても、やっぱり子供たちにとって朝食をとるだけでも学力が違うとかいろんなことが言われてます。数をふやせというよりも、そういった指導なりをより充実していただけるように、ぜひお願いをしたいなと思います。

 それと、ふじのくに子どもの体力向上推進事業費、これ内容はわかったんですが、中身を見ると、普及とは啓発用DVDの作成、配布、ホームページの作成、マスメディア等を活用した広報ということだけがここには載っているわけなんですけども、実際やろうとしているのは、小さいころからスポーツになれ親しむ中でスポーツ好きの子供たちを育てていきたいということだと思うんですが、もう少し具体的な部分をちょっと説明していただければと思います。これだけだとDVDつくったりホームページつくったり広報したりして、それだけでやりますよみたいに見えるので、より具体的なところを一つ二つ御説明いただければというふうに思います。

 あと農業教育の件なんですが、これはいろんな地域でいろんな農業教育やっているのは承知してますし、私の地域でももちろんやっています。実際私も小さいころに経験もあります。ただ喜多方市では、それよりもうちょっと踏み込んで農業というものをとらえてやっているわけですね。これは特区ですから当然そうなんですけれども、そういった農業というもののとらえ方っていうものが、これからより求められていくんじゃないかなと私は感じております。
 先ほどから出てますが、先生もいらいらしている、子供たちもいらいらしているみたいなところも、ぜひ農業になれ親しんでもらえれば少しは違うのかなと思ったりもするところもありますし、そういった意味でとらえ方を若干変える必要があるのかなと思います。今現在だと、1年を通して米をつくる、稲刈りまでやる、そして自分たちで最後に食すとかっていうところまで一通りの体験はできているんですが、非常に狭い感じがして、こういったものは地域とともに農業っていうものがあって、その中の一つの小さい存在なんだよということからスタート地点があるものですから、そういった広い意味での農業教育というものに関して、ぜひ取り組んでいただきたいなというふうに思いますので、これは要望とさせていただきます。以上です。

○寺田教育次長
 報告書の関係で、作成の経緯につきましては、聞き取りの中で確認できたことをとにかく事実として記載しておるということでございます。そういう意味合いでつくっております。それから想定されることはとにかく何でも出してみようということで、ある意味ではダブっているところもありますが、我々は我々の持っている情報をすべて出そうというところでつくっておりますので、確かにじゃあ責任はどうだというと、そこまでの記載はございませんが、その点につきましては御理解いただきたいと思います。以上です。

○松井スポーツ振興課長
 プログラムの具体的な内容ということでしたが、具体的にはDVDで動画をつくっております。その内容につきましては、実際に親子でどういう運動をすればいいかということで、例えば逆上がりができるように、親子で向かい合って、親が子供の手を持っておなかのほうを駆け上がっていって1回転する。そういうような動きが最終的には逆上がりにつながるということでDVD等にも入っております。同様にホームページにも作成されているというふうなことです。そういう内容を広報を通じまして、県民にぜひ知らせたいというふうに考えております。
 DVDは各市町や子育て支援センター並びに県内の保育所等に配布させていただきまして、それをぜひ活動の中でやっていただきたいということを呼びかけていきたいと思います。子供ですので、長い目で見なければいけませんけれども、例えば親子で運動をする、遊ぶ時間が長くなったであるとか、親子の触れ合いができたであるとか、それが運動の経験につながったというような調査を今後ともしていきたいと思っております。以上です。

○大石(裕)委員
 ありがとうございました。
 今の説明を聞くと、済みません、これがスポーツとどう関係してくるのか、いまいちよくわからなかったというのが正直なところなんですけど。子供の体力増進とか親子との触れ合いとかっていうことに関しては非常によくわかるんですけど、そこからスポーツにつながるところの線がちょっと薄いなという感じを私は受けたんですけれども。健康福祉部がやってもいいかなという感じを非常に私は受けるんですけれども、これ一つとってどうのこうのってこれ以上は言いませんが、しっかりと目的がここはこうだからという、それぞれがそれぞれ違う切り口で、意味のあるものをやっていただきたいと思うので、重なるようなことは、逆にこういうのをやったらどうだという提案をほかの部に投げかけるということでもいいのかなと思います。そういっためり張りをつけて、しっかり仕分けをした形でやっていただくことが無駄遣いにならずにいいのかなというふうに思いますので、ぜひ今後はそういった形でお願いできればということで終わります。

○山田委員長
 ここでしばらく休憩をいたします。
 再開は14時55分といたします。

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