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委員会会議録

質問文書

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平成22年2月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:植田 徹 議員
質疑・質問日:02/24/2010
会派名:自由民主党県議団


○植田委員
 5番委員とも少し関連をしますけども、我が静岡県はものづくりの県として、企業の収益がよくて、頭角をあらわしてきた県だということで新聞にも書いてありました。ものづくりに対しての県補助をもっと充実してほしい、切実な中小の企業の方々の御意見が出ております。
 世界的に経済不況が起こっている中で、県の企業にしても、早急に企業収益が上がるとは見込めない。こういう状況の中で、今年度新しく予算節減努力評価制度という制度が導入されて、4億円ほど節減できたよという報道もされてるわけですけれども、具体的にどういうものなんでしょうか、教えてください。

○犬丸財政室長
 予算節減努力評価制度でございますけれども、昨年の10月から、まず今年度試行するということで、各部局に募集をいたしまして、従来であれば、ややもすると予算は使い切るという意識があったかもしれませんけれども、そういうことではなくて、予算も年度途中であっても節減をしていくと。その節減の努力を県としても評価をして、一部については翌年度の予算に回すということで、節減努力のインセンティブを付与するという形で、知事の指示も受けまして、新たに制度を始めたということでございます。
 今回、各部局から募集した結果、計4億円ほどの応募がございまして、それを審査した結果、最優秀賞としましては、県民部環境局の取り組みでございまして、こちらは富士山周辺道路の清掃活動をするという事業でございますが、当初1回実施するという予定で予算を組んでおりましたが、実施の段階で、テレビ局とタイアップをしてやるということになりまして、1回の予算でありましたが2回実施をして、かつ予算を余らせたということでございます。また、テレビ局とのタイアップでございますので、取り組みの状況を無料でテレビで宣伝していただいたということで、かなりの効果が出たと認識をしております。
 実際の予算の節減額自体は41万7000円ということで、大きな節減額ではないわけでございますが、こういった小さい取り組みを各部局に広げていくことで、大きな効果がやがて生まれてくるというふうに考えております。
 また、このほか同じく県民部ですけれども、国民文化祭の開催に当たって、同一日に行う事業を一括して入札をして、結果、予算の節減が図れたといったような事例もございます。

○植田委員
 この予算節減努力評価制度ということは、今年度試験的に、実験的にやられたということですけども、財政の中期見通しで、今後さらに県税収入が減るということもわかっている状態の中で、平成22年度同じ手法でやっていく必要があると思います。いかがでしょうか。

○犬丸財政室長
 委員御指摘のとおり、来年度以降も、多額の財源不足も見込まれますので、この予算節減努力評価制度につきましても、継続をしていきたいと思います。
 今回、特に初年度で、10月からの開始でしたので、なかなか急にできないという部分もありましたので、来年度については、初めからこの制度も意識して、各部局で執行の工夫をしていただくように、総務部としても働きかけをしていきたいというふうに思っております。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp