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委員会会議録

質問文書

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令和5年10月(閉会中)文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:大石 健司 議員
質疑・質問日:10/23/2023
会派名:自民改革会議


○大石(健)委員
 一問一答方式でお願いします。
 7番委員の質問とかぶるのですが、全く構想にないことをリップサービスで言ってしまうのは川勝知事のお家芸ですね。それが問題だという趣旨の質問です。
 我々自民改革会議の関係議員などで10月16日にヒアリングを行い、皆様方を通じて経営管理部に問い合わせていただいた中で、9月定例会最終日の河原崎聖議員の緊急質問について、知事は何も決まってない現状であると答弁されました。その後スポーツ・文化観光部を通じて経営管理部から頂いた資料によりますと、今年1月25日にそういう話が三島市長から知事にもたらされ、3月20日、8月10日、9月14日と職員が東海財務局や沼津出張所に出向いている。知事自身も4月24日に三島駅北口の当該の土地に足を運び、現地を確認していると。
 その流れの中で、8月末にスポーツ・文化観光部にもその降って湧いた話が下りてきたという説明でした。
 そこまで話していて皆様方は総務委員会で聞いてほしいという雰囲気ですが、そこだけ説明を受けたときに我々委員も何も決まってないわけがないなと思ったからすごく憤慨しているわけです。
 先ほど3番委員が聞かれたように、所管部として完全に外されていることが見えてくるんですが、それについてスポーツ・文化観光部として待ってくれ、詳しく説明してくれ、こんな大事なことを何で教えてくれないんだということはやらなかったんですか。

○村松スポーツ・文化観光部長
 8月30日の話を8月29日に経営管理部長から聞いたわけですが、そのときは資料の中にいろんな活用方法が載っており、スポーツ・文化観光部関係の機能も今後検討の1つになってきますので情報共有させていただきますとの報告を受けておりました。
 今振り返りますと、そのときに今後の仕事の進め方などについてしっかりとコミュニケーションを取ってやっていくべき部分があったと認識しております。

○大石(健)委員
 なぜこれが問題になっているかというと、知事が10月12日に県商工会議所連合会の岸田会長以下31人もの方々の前で夢として構想を語りましたが、それはいいじゃないかという先ほどの8番委員と同じことを言う方もいました。私がこの週末に地元の区長さんたちとお話した時にも、リーダーが夢を語るのはいいじゃないと言う方がいました。ただあまりにも具体的で詰めの段階になっていて土地を物色していて、実際は国の土地を譲っていただく例を挙げて私の言っていることは夢じゃないですよと知事が経済界の方々にしゃべったことが時期尚早も甚だしいんじゃないかということで私どもは色めき立っているわけですよ。
 なので、これは緊急質問でも出されていましたが、河原崎聖議員はあえて不穏当という柔らかい言葉を使ったんですが、私は不適切でもあったし、不謹慎でもあったし、言ってはいけないことだと思います。先ほど7番委員も言ったように民間でこんなことやったら壊れてしまうということです。こういう問題が8月に下りてきた段階ではいつもの大風呂敷広げたなで済みますが、10月12日の知事発言を受けた後のスポーツ・文化観光部の対応はあまりにも受身だし、何もこちらから言ってないことが問題だと思うんです。これだけ具体的になっている1つ1つのことについて確認なりどこまで進んでいるかをしっかりと調査されたんでしょうか。

○村松スポーツ・文化観光部長
 8月29日に経営管理部長から初めてお話を伺いましたが、そのときは文化の機能、観光の機能、そういった情報発信機能、ある意味抽象論的な使い方について検討の1つとして挙げられているとのお話を受けておりました。東アジア文化都市2023のレガシー拠点という言葉は一切なかったものですから、我々にセンターみたいなイメージはございませんでした。そういった意味では今の認識はそのときの認識とは少し違うと感じております。

○大石(健)委員
 分かりました。
 一番の問題は8月29日に急に知事が言い出したことだと思います。そのときにスポーツ・文化観光部には、10月12日の商工会議所の皆さんに言ったことをそのまま言ってない。東アジア文化都市2023がらみで何とかこういうのつくれよという指示は出てなかったことが今の一連の答弁の中で分かりました。
 でも、我々が経営管理部に問い合わせたところによると、1月25日から4回も5回もそういう調査が行われている。でも何するかは決まってなかった。8月29日にはついにスポーツ・文化観光部に話が下りてきた。でもそこには東アジア文化都市2023はついてなかった。10月12日にいきなりそれを知事が喋った。以上のことは確認として正しいですね。
 うなずいていらっしゃいますね。そこのところの一連の流れが県のリーダー、トップとしてふさわしくないんじゃないかと委員の皆さんがそれぞれの言葉にしていると思いますので、私もこれ以上は言いません。
 緊急質問の中で知事は職員レベルでの内部検討は始まっていますとは認めていますが、その職員レベルの中にスポーツ・文化観光部は入っているか最後に聞かせてください。

○渋谷静岡県理事(東アジア文化都市担当)
 知事答弁の文脈は、東アジア文化都市2023の取組を一過性に終わらせることがないよう、レガシー創出に向けた私の思いを語った、そしてこの私の思いは関係部局に伝えていて職員レベルの内部検討は始まっているとなっています。スポーツ・文化観光部では東アジア文化都市2023のレガシーをどう残すかという話については、9月定例会本会議の公明党静岡県議団の代表質問で知事が答弁していますように、レガシーを関係部局で戦略的に残していくという方針で、その方法をどのようにまとめていくかを今検討しております。来年度予算案の策定の中で今後全庁的に検討を進めていく段階ですので、そういう意味では内部検討は東アジア文化都市2023のレガシーに関しては進んでいると考えております。
 ただ、先ほどから申し上げている経営管理部が所管している土地の問題について、スポーツ・文化観光部ではレガシーと結びつけるような条件や環境を頂いていませんので、内部検討していないことになると思います。

○大石(健)委員
 分かりました。これ以上伺っても答えられないと思いますので意見だけ言います。
 知事は河原崎聖議員の質問に対して何度も何も決まっていないのが現状である、私の構想を言っただけだとのことでしたが、我々もいろいろ調べた結果、きっちりと何も決まってないことは何もない、何も決まってないとは何なんだというくらい具体的に土地を国から借りることに関してはほぼ決まっていて、どういうものを造ってどういう使い方をするかが決まってないという意味だったのかなと私は思っています。
 話が下りてきた段階で、今皆さんお困りだと思いますが、そういうことは私は知事は不穏当どころか不謹慎、不適当だったし、我々全会一致で可決した附帯決議の条件である今後また不謹慎、不適当な発言があった場合は職を辞する覚悟でというところに抵触するのではないかなと申し添えて私の質問を終わります。

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