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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成22年2月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:大石 裕之 議員
質疑・質問日:03/12/2010
会派名:民主党・無所属クラブ


○大石(裕)委員
 それでは、私から質問をさせていただきます。
 人事委員会と監査委員にそれぞれ1問お伺いいたします。
 今回の議会に、非常勤の特別職の委員の方々の月給を日額制にするということで議案が出ております。そのことに関しまして、私個人としては賛成なんですけれども、委員の方々を含め事務局の立場から、そのことに関して何か御意見等がもしあれば、ちょっとお聞かせ願いたいなとそのように思います。

○黒木人事委員会・監査委員事務局総務室長
 御意見をということでございますけれども、なかなか難しい点がございます。
 行政委員会の委員の報酬につきましては、支給の対象とすべき委員の業務の範囲は定例会などの会議への出席にとどまらず、多岐にわたっております。御指摘されるお話しの趣旨としては、なかなか表に出ないような業務もあるだろうというようなことですとか、それから今後の人材を確保していく上でも今回の日額が悪さをしないかといったようなことだと思います。
 そうしたところにつきましては、今回の報酬審議会の場をお借りして十分審議会の先生方にも説明しております。会議に関する事前準備ですとか、事後の検討、事務局との連絡調整、指示、または自己研さんといった表に出てこない、出席を伴わない活動があるということを説明してまいりました。しかしながら、いろいろまとめていった中で、当局側からの説明などを御報告しますと、行政委員会の委員はその分野において高い専門性や識見を有していることから委員に選任されておるものであって、特別な事情がある場合を除き勤務日以外にも多くの時間を要して調査研究や自己研さんをしなければ委員としての役割を果たせないとまで言えないのではないかとするような意見や、業務遂行上の責任を負う執行機関ではありませんが、いわゆる審議会でございますが、条例等により設置される附属機関の委員の方におかれても委員としての職責を果たす上で、審議会事項による――中身の差はございますけれども――自主的な調査研究や自己研さん、事前準備などが必要とされているところであり、学識経験者も含めて多くの委員の方が会議出席時の日額報酬の範囲の中で自発的にこういった検討もされていくと。また国の行政委員会においても、1日幾らということで、表に見えないような活動については認めていないというような状況にあるということを認識した上で、当局のほうの説明は、こうした日常的な活動も反映させるために、1日8時間程度の勤務の中で会議以外の業務もこなしていただいておる常勤委員の1日当たりの額を非常勤の報酬の日額とすることが適当であると判断したと説明を受けております。
 ちなみに、人事委員会委員、監査委員とも客観的に特定することのできる会議の時間を1日当たりに直してみますと、年間の平均では人事委員会委員が2.2時間、監査委員が2.9時間ということで、8時間を大きく下回っております。この時間のとらえ方にはいろいろお考えもあるかと思いますけれども、報酬単価を8時間というようなところのすき間のところで、御心配されるような、いわゆる御自宅での日常的な活動ですとか、そういったものを十分反映しているというような説明でございます。
 したがいまして、私どもとしましては、こうしたことを踏まえまして、今回の条例改正を受けておりますので、これが認められれば事務局といたしましては、これまで以上に委員との意思疎通に努め、業務に支障が生じることのないよう、委員会の適正な権限執行を補助してまいりたいと考えております。

○大石(裕)委員
 ありがとうございました。
 私も、賛成とはいっても、委員会によってはそぐわない委員会もあるのかなという思いはあったんですけれども、全部の委員会をということで今回議案が出ておりますので、また、今のお話で私も事前の準備とか検討ですよね、そういった部分に関しての報酬という面で考えたらどうなのかなと思うところもあります。
 そういった中で、1番懸念されるとすれば、今後適正な人材を採用しにくくなるような形ですが、もし、そういったことが考えられるとすれば、その辺についてどのようにお考えか。その点をお聞かせいただきたいと思います。

○黒木人事委員会・監査委員事務局総務室長
 後継者の確保というところにつきましては、委員御承知のように議会の同意を得て知事が選任するということでございますので、委員会としましては、結果を受けて委員と連携して業務を進めていくという立場でございますが、1点言わせていただきますと、今回の仕事量に見合った報酬を支払うということは、これまで一定額をもって仕事量の多寡に関わらず抑えられていたという面もございますので、仕事の量がふえたときにはふえたように報酬が支払われるという、日額制にもそういうメリットはあるわけでございますので、そういったところを委員の先生方にも、これからまたそういった対象になってお話を聞いていただく方にも説明をしていくことが必要ではなかろうかとそんなふうに考えております。

○大石(裕)委員
 私としても一度やってみて、また問題があれば声を上げていただいたり、そういった意味でお話もお聞かせいただきながら、柔軟に対応することも必要かなと私は思っております。そういった意味で、まず今回そういうふうになれば、その中で最善を尽くしていただくということで考えておりますので、私の意見を申し述べて質問を終わります。

お問い合わせ

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