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委員会会議録

質問文書

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平成24年2月定例会厚生委員会 質疑・質問
質疑・質問者:遠藤 行洋 議員
質疑・質問日:03/07/2012
会派名:みんなの党・無所属クラブ


○遠藤(行)委員
 お疲れさまでございます。私は4点、簡潔に伺います。
 初めに、委員会資料の1、49ページでございます。東部地域における発達障害者支援、これは本会議で部長答弁もございました。通園施設に関して民間と協力するということですが、どのような協力体制を組んでいくのか、また専門医について具体的なお話がございませんでしたが、専門医についての現状と展望について御所見を伺います。

 続いて、同じく委員会資料1番の55ページ、自殺対策の取り組みでございます。今も何点か出ましたが、私はこの中での普及啓発について伺います。12月の議会でもこの委員会で部長代理の御答弁をいただきましたが、現在、15秒のスポットCMが流れております。このスポットCMについての効果と平成24年度に具体的にこれからどのような普及啓発活動をしていくのか、その辺についての御所見を伺いたいと思います

 続いて、67ページ、健康増進への新たな取り組みの中で静岡県総合健康センター――三島市にございますが――の活用とあります。具体的にどのような活用をしていくんでしょうか、御所見を伺います。

 そして、議案説明書の68ページ、新規事業のふじのくに地域食育フェアでございますが、去年、三島市で全国食育フェアが行われました。私はこの委員会でも質問させていただきましたけれども、やはり一過性のものにしないために、どのように去年の全国食育フェアを今後につなげていくのか。以上4点、御所見を伺いたいと思います。よろしくお願いします。

○深津障害福祉課長
 東部地域の発達障害者支援についてでございます。東部地域の通所施設について、民間との協力体制ということなんですけども、児童福祉法あるいは障害者自立支援法もそうなんですけども、それぞれの市町が主体となって4月1日以降も実施されるということです。
 通所施設を市町が直営で行うというのは、非常に難しい面がございます。そういうことで、今後児童が通う通所サービスを行う場合には、民間の事業所がその指定管理を行って、そこにやっていただくというのが、非常に機動性もあって対応がより可能なのではないかなということがございますので、その地域あるいはその周辺にある社会福祉法人も含めまして、いわゆる民間の事業所さんにもお願いするような形で行政と協力し合いながら、そういうニーズに対応していくということでございます。
 もう1点、専門医についてでございます。専門医につきましては、これは医師会等で、自分の医療機関で発達障害を診療しますという標榜をしているところが県内で15カ所ほどあるということで、現在認識しております。
 標榜はしてなくてもやっていただいている病院もあるもんですから、必ずしもその数は正確ではないとは思われますけども、非常に少ないというのが現状になっております。
 そして、中部、西部に比べて、東部はやはりその点も非常におくれている状況であります。医師の確保につきましては、浜松医科大のほうに現在お願いしております、寄附講座を修了された医師の方も東部のほうに回っていただければというような期待もしております。
 できるだけ発達障害者支援センターにおきましても、地域の小児科など開業医を対象に、発達障害についていろいろ研修等を毎年行っておりますので、そういう点についても充実させて、まず医療機関でも発達障害にある程度対応できるような体制づくりを進めていければというふうに考えております。

○松井精神保健福祉室長
 今、御質問のありました現在テレビで放送されているCMの件ですけれども、これにつきましては、平成22年度に作成した睡眠キャンペーンのCMということで、娘さんが登場してお父さんに「眠れてる」という声をかけることで、睡眠が不足した場合のうつを意識させるという効果をねらったCMで、これは9月の自殺対策の週間と、あと3月が自殺対策の強化月間になってるもんですから、この2つの時期に県として流しております。この効果につきましてですけれども、目に見える数字としてあらわれているものとしては、先ほどもちょっと御紹介させていただいたんですけれども、この睡眠についての県民アンケート調査で、睡眠キャンペーンの認知度が平成21年度の22.7%から本年度の40.3%に認知度が上昇している、数字的に見ますとそういった効果が出てるということが言えると思います。
 それから、来年度の広報についての御質問ですけれども、さらにゲートキーパーについての広報もやっていきたいと思っております。
 現在、国のほうで作成の段階でいろいろ話題を呼んだ、だれでもゲートキーパーということで、今、強化月間で広報を展開しておりますけれども、それと連動するような形で県も睡眠キャンペーンだけでなくて、そういったゲートキーパーについての啓発広報にも取り組んでいきたいと考えております。以上です。

○伊東健康増進課長
 私のほうからは、委員会資料の中の健康増進への新たな取り組みにおける総合健康センターの活用、そして地域食育フェアを一過性にしないためについての2点をお答えさせていただきます。
 健康増進への新たな取り組みとしまして、今後、健康長寿プログラムと介護予防プログラムを開発してまいります。これを総合健康センターの施設を使い、指定管理者のほうで、そこで健康長寿プログラムを使った形での教室を実践していただくというような活用を考えております。

 2点目の地域食育フェアを一過性のものにしないということで、昨年の6月議会で委員にお答えをさせていただいたんですが、6月の食育推進全国大会での食育への関心の高まりを県内に広めていきたいというようなことで、今回のふじのくに地域食育フェアを予定し、予算案とさせていただいたところです。平成24年度におきましては、静岡市内――中部での開催、そして平成25年度以降におきましては、25年度は西部地区、26年度は東部地区――これは伊豆も含めて考えているところでございますが、平成25年度以降につきましては、予算の確約まではいただいてはおりませんが、そういったことで、本県の食育推進計画というものが、ゼロ歳から取り組む食育というようなことでの特徴がございましたので、そういったものを根づかせていくというような形で展開をしていきたいというふうに考えております。
 フェアの中では、地域の特色を生かした形で、先ほどのゼロ歳から始まるふじのくにの食育をアピールするよう形でシンポジウムとか、あとはせっかく連携協働の体制を三島の大会でつくりましたので、民間企業、教育機関など連携によるものも地域にも広めていきたいというように考えております。以上です。

○遠藤(行)委員
 どうもありがとうございました。要望を2点させていただきます。
 まず、発達障害者の支援でございますけれども、これは三島の市議会議員らが中心となって要望してきたものでございますけども、正直言って今回ちょっとがっかり感が強いです。もっと大規模なものを想像していたようでございまして、やはり障害を持つ子供の親御さんにとってみたら、特に通所、通園施設に関してのもの、それから専門医に関してのもの、これに対して本当に期待どおりの対応はしていただけなかったということでありますので、東部地域の発達障害に対しての支援をさらにこれから積極的に進めていただきたいと思います。

 それともう1つ、三島にあります総合健康センターなんですが、私はこの総合健康センターに行くのは、カラオケ大会あるいはコンサート、それから各種会合、こういったものでしか行った覚えがありません。健康に関しての行事やイベントで全く使われてないのが現状です。
 三島市民にとっては、この総合健康センターは、第二公民館的な感じでとらえておりまして、いよいよホールがあいてなかったら、じゃあ総合健康センターに聞いてみようかという形でとらえているのが現状でございます。総合健康センターですから、ぜひ健康に関しての施設として有効活用していただけるように、私は切に望みたいと思います。
 今、あり方検討委員会で検討しているということでございますけれども、カラオケ大会のメーン会場にならないように、やはり健康を中心とした活用を充実させていただきたいというふうに思います。
 最後に、いろいろと皆さんに教えていただきまして、本当にありがとうございました。心から感謝申し上げて、私の要望とさせていただきます。どうもありがとうございました。

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