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委員会会議録

質問文書

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令和3年2月定例会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:大石 健司 議員
質疑・質問日:02/18/2021
会派名:無所属


○大石(健)委員
 1件ですけれども、一問一答方式でお願いします。
 原発防災対策事業費の放射線防護対策についてお伺いします。
 今回の施設は私の地元であり、住民も期待しておりまして、補正予算も国の補正がついてすぐ先議していただいたことに対してまず感謝いたします。地元の代議士も頑張ってくれました。
 確認ですが、これは浜岡原発から10キロ圏内の要配慮施設等の放射線防護対策のために昭和61年から国の補助を受けてやっている事業だと思いますけれども、危機管理くらし環境委員会参考資料を見ると、これまでの実績は御前崎市内16か所、牧之原市内7か所、掛川市内1か所、菊川市内3か所となっています。1番委員の地元の菊川市が3か所で、バランス的にも今までの実績としてうまくできているのかといったことがありますが、今までの実績と今後どれくらいの依頼が上がってきているのかを確認したいと思います。

○神村原子力安全対策課長
 浜岡原子力発電所周辺の要配慮施設等の放射線防護対策は、内閣府所管の原子力災害対策事業費補助金を財源として県から市などへの補助事業として平成25年度の補正予算から実施しております。現在実施済みの施設が27、設計中が1施設で、この1施設の設計が6番委員からお話がありました牧之原市の建設工事で今回予算計上しております。
 本事業は、例年国の補正予算を財源として予算化されることもありまして、その都度関係市――10キロ圏内の4市に要望を聞いて、国のヒアリングを受けた後に実施を決定しているものでありますので、長期計画があるわけではありません。毎年やっております。結果として現状、浜岡原子力発電所の立地市である御前崎市での整備はほぼ完了しており、牧之原市をはじめ周辺市においても、10キロ圏内の事業の対象範囲においては残りはもう数少なくなっていると認識しております。
 今後の整備につきましても、来年度以降関係市の要望を踏まえて補助金を所管する内閣府と協議を進めてまいりたいと考えております。

○大石(健)委員
 ありがとうございます。
 平成25年の補正から始まったということで、参考資料の事業概要等の説明の平成30年度決算、令和元年度決算、令和2年度当初の金額がぶれているのは、国が決める金額が変わるのでそのためにずれてしまったということですか。長期計画がないのはそういうことなんでしょうか。

○神村原子力安全対策課長
 御指摘のとおりそのような認識です。
 国はある一定数の予算を確保しており、その中で各原子力の立地地域が必要数に応じて要望しその中で決定するものですから、この年はこの県に集中的にということがあります。本県においても、1施設のときもあれば10施設のときもあり、御指摘のとおり各年度ばらつきがあります。

○大石(健)委員
 最後は要望で終わらせていただきます。
 先ほど、御前崎市はほぼ完了しており、ほかの市からの要望については精査して国が決めることについては納得していますけれども、今牧之原市で造っている相良の施設は老朽化し、また津波が来るためもう使えなくなった地域の大きい公民館の機能を持った施設として申請してそれが通ったもので、今回の件については万々歳でありがとうございますなんですが、同じような施設、10キロ圏内でいろんな公民館や体育館的なもので建て替え時期を迎えているものはかなりあると思ってるんですよね。そうなると、御前崎市では完了しました、ほかは随時ということですが、これから建て替えの時期が迫ってきている中で、このような形の要望等がまた上がってくる可能性があると思いますので、そのときはケース・バイ・ケースですけれども地域性や必要度をちゃんと勘案して御尽力頂きたいなと思っております。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp