本会議会議録


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令和3年2月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:落合 愼悟 議員
質疑・質問日:03/08/2021
会派名:自民改革会議


○落合委員
 一問一答方式で1問だけ質問いたします。
 “ふじのくに”のフロンティアを拓く取組の評価方針案を見させていただいてひどいことになってるなと感じました。先ほど6番委員が質問いたしまして、ちょっと重複する部分がありますが教えていただきたいと思います。
 コロナ禍における推進区域への影響の調査を昨年6月と9月に行っています。そして9月調査では重複を除いて34区域のうち24区域で大きな影響があると載っております。令和4年に完了予定が令和9年まで延長を認める、そのまま補助制度も延長するとなっております。内容を見ると全74区域で大丈夫かなと思います。
 牧之原市の推進区域は――これは住宅ですよね。――解除となりました。造成までやっている中でやめてしまったとのことですよね。本当にそのまま進めていいのかなっていうくらいひどい状況に置かれている気がします。
 それで伺いたいのが進出企業ですね。これから入ってくる企業にアンケートを実施されています。そのアンケート内容を教えていただきたいのですが、資金がないからやめたいよっていうのか、事業的にもう無理だということも多分あったんじゃないかなと思うんですが、その辺についてまず伺いたいと思います。

○好田フロンティア推進室長
 企業へのアンケート内容、結果について説明いたします。
 確かにコロナの関係でいろいろと影響があり経営計画の見直しが必要だということで、進出を検討している企業が少し時間が欲しいということもございます。
 また、コロナの影響があっても市町の取組としては工業団地等々をやめるとかそういう方向ではなく、検討する時間が欲しいといった状況の中でこういうアンケートを取って今後も進める方向に今置かれているところでございます。

○落合委員
 ありがとうございます。
 実際のところよく分からないですけど、完了した地域においても18区域のうち2区域で進出計画の見直しなども出ていますよね。ここにはアンケート出してなかったのかな。出してないですね。となるとこれは本当に実際もう少し調査が必要じゃないのかなと思います。
 例えば自動車も電気自動車に徐々に変わり始めましたね。そのためにエンジンが要らなくなる。いろんなものが変わってしまう。事業計画を変えていかないといけない自動車産業が大きく今動き始めています。そういうことだけではなくていろんな面が出てくると思うんですね。調査した中で本当にこれどうなのかなとぜひ考えていただきたいと思います。
 例えばそれで牧之原市がやめました。補助金をもらっていたならやめるとなった場合、返さないといけないのか、返さなくてもいいのかその辺まず伺います。

○好田フロンティア推進室長
 牧之原市の推進区域につきましては、補助金は活用しておりません。

○落合委員
 牧之原市はそうであってもほかのところで、事業を途中でもうこれで終わりだよとした場合でも補助金については返さなくてもいいですか。

○好田フロンティア推進室長
 現在、そういった地区はないんですけども、補助金を活用して解除となった場合には、そういったことも含めて検討が必要なのかなと考えております。

○落合委員
 ありがとうございます。
 今後この支援をやっていくとうたってありますよね。企業に対する誘致の呼びかけなどをやられるとありますが、これは工業地域についてそうなんです。
 住宅地域に対して事業者がもう開発は無理だよというところも出てきています。そうなるとまたそれを探さなといけないことも今実際現れてきていますよね。こうなってくると簡単ではないと思うんですが、その辺は大丈夫ですか。

○好田フロンティア推進室長
 企業誘致の関係や開発業者の誘致につきましては、それぞれ市町と協力しながら事業が実現するように支援して行っております。
 現在のところ、一度決めてから住宅団地について撤退したというのはございませんので、今後しっかりした業者を開発業者として誘致していきたいと考えています。

○落合委員
 ありがとうございます。
 とにかく知事直轄組織の全部が担当でございますので、経済産業部とか危機管理部とかいろいろな部局にしっかり応援してもらって、失敗しないようにぜひ支援をお願いしたいと思います。
 以上で質問を終わります。

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