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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成27年2月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:遠藤 行洋 議員
質疑・質問日:03/03/2015
会派名:ふじのくに県議団


○遠藤(行)委員
 それでは、私は分割質問方式でお願いいたします。
 まずは、委員会提出資料の7ページの新プロジェクトの推進でございます。
 今、7番委員から主にエネルギー分野、新素材、新技術について質問がありました。私は3行目の、企業局の経営資源である良質な水やマンパワーを積極的に活用し水の活用、ここについてお伺いします。
 この表を見ると水プロジェクト、水の活用のところに柿田川の水、それから富士山麓の湧水などの活用を検討とあります。私は今回、本会議で一般質問をさせていただいた最初の項目で、富士山・境川大湧水公園構想の実現について伺いました。
 実際に、一般質問の3日前に川勝知事を現場にお呼びいたしまして現場を見ていただきました。柿田川は既に実際に整備されて公園化もされております。そのちょっと北側なんですが、境川、清住緑地というところがありまして、まさに境川というぐらいですから三島市と清水町の境を流れているわけですよね。そこに清住緑地というのがあって、さらに丸池というのがあります。ここは養魚場があったところなんですけど、今も物すごい水が湧き出しているんですね。川勝知事もそれを見て、この湧き水はすごい、物すごい、これを利用しない手はないということをおっしゃってくれました。
 柿田川というのは、我々東部の人間からすると、一応キャッチフレーズが「東洋一の湧水」で湧水量だと東洋一と言っているんですよ。その東洋一の湧水量を誇る柿田川と同等だというところがすぐ近くにある。柿田川と清住緑地のどっちが東洋一かわからないですが、東洋一、二は静岡県の東部地区にあると思ってくださいよ。そのぐらいの湧水があるんです。
 実際、私は一般質問で今回水事業についての質問も書いたんですが、質問調整のときにこれは企業局にまたがるから削除をしてくれと言われたんで削除したんです。そのかわり、きょうここで質問をさせていただくんです。
 あそこを1回見ていただきたいと思うんですけれども、今も物すごい水が湧いているんです。やっぱりあんな水をそのまんま放置しておく手はないと、やっぱり水事業としてあれを活用していただきたいんです。
 知事は、あの湧水池を見てこれはやっぱり大湧水公園にしたいと、さらに言うと道の駅とか村の駅があるように水の駅があってもいいんじゃないかと。ですからあそこを水の駅として整備する。もちろん三島市が保有している土地もあれば清水町が保有している土地もあるんですけれども、県有地もあるわけです。ですから、今回質問をしたことを契機に、あそこに私は再質問のときにも言ったんですが、県営公園として整備してあそこを企業局として整備、管理運営する方法もあるんではないかと。あれだけの水があるんですからあの水を静岡県の水として売っていくことも1つの手じゃないかなと思います。
 きのう、採算性があるかどうかという話をしたんです。絶対、採算性はあると思うんですよ、間違いなく。ぜひこれは本当に企業局として積極的に前向きに検討していただきたいと思うんですけれども、ぜひそのプロジェクトについて所見を伺いたいと思うんです。

○篠原企業局長
 今のお話で、実は昨年といいますか、年度がかわってからも水の活用ということは川勝知事からいろいろ言われています。いろいろ検討して、柿田川の水のペットボトルの販売とかも検討していたんですが、その中で実は6月にグラウンドワーク三島と接触したのは県の組織では私のところが最初に対応しました。
 そのときに交通基盤部もくらし・環境部の職員も連れていって、今の公園のところの具体的な事業化について私とグラウンドワーク三島の渡辺さんと話をさせていただいて、その中でいろいろこういう作戦がいいかなとかみたいな、そういう計画づくりを進めようという話になりました。企業局としても何らかの形で参画をしたいんですけれども、やっぱり企業局の場合は採算性、ビジネス、その辺が重要になるものですからその辺は引き続きいろいろ検討して、もうかると言いますかそれなりに経済的にできるような状況のものがあればやっていこうということで考えておりますので、また何かあれば御指摘いただければと思います。以上です。

○遠藤(行)委員
 そうだったんですね。ありがとうございます。
 ぜひ、あそこを県として積極的に進めていただきたいと思います。歴史的にも非常にあそこは深い歴史があるところでございますので、川勝知事も浜松城、駿府城、それからあそこにもし家康公が元和2年に亡くならなければ、あそこに泉頭城というお城をつくる予定だったんですよ。ですから、家康公顕彰400年の年でもありますので、東・中・西それぞれに家康のゆかりのお城があったらどんなに夢があるだろうなということで、私もこれからそういった夢のある事業実現に向けて頑張っていきたいと思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。要望とさせていただきます。

 もう1つ質問ですが、委員会提出資料8ページ、工業用水道事業のあり方検討会は質問に出ましたのでそれはいいにします。
 湖西工水の料金改定についてユーザーとの協議を継続中ということですけれども、これは今実際どんな状況になっているのか、その辺を伺いたいのが1点。

 それから、包括外部委託などの経営努力による収益、収支の改善の取り組みもいつも出ているところだと思うんですけれども、この辺の状況はどんな状況になっているのか、この2点をお伺いします。

○竹内経営課長
 湖西工水の料金見直しの協議の状況でございます。
 ユーザー企業は全部で19社、23事業所ございますが、そのうち17社につきましてはやむを得ないということで返事をいただいておりまして、目下2社、3事業所が反対という立場をとっているということで引き続き理解を得る努力をしていきたいと思っています。

 それから、包括外部委託についての検討状況でございますけれども、今年度、我々のほうで今委託をしております会社――委託の内容としましては平日の夜、祝日、休日あるいは土曜日の日中、夜と委託をしておりますが――その委託をしている業者に、もし平日の昼間も委託をしたらどれくらいでできるんですかということで、まさに包括外部委託をやったとしたら概算で幾らになるかという数字を出していただきました。
 現在、我々が非常勤職員対応で維持管理をやっている部分と比べたところ、やはりどの浄水場においても人件費として我々が今やっているほうが安いという結果が出ました。引き続き他県の先行事例も調査しながら研究をして、よい事例があれば取り入れたいと思っております。
 それから、収支の改善で1点、湖西工水につきまして豊川用水から取水をしている関係で、豊川用水の工事につきまして過去の工事に対して負担金、それから支払い利息を払っているわけですけれども、愛知県の企業庁と連携をしまして過去の高い利率の借金を繰上償還するということが今度できるようになりまして、利息にしますと740万円ほどの軽減が図られることになったということでございます。以上であります。

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