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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和5年11月地域公共交通対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:飯田 末夫 議員
質疑・質問日:11/21/2023
会派名:自民改革会議


○飯田委員
 今日はどうもありがとうございました。大変厳しい状況がよく分かりましたけれども、まず伺いたいのは、少し確認ですが、4ページのところで、一般の乗合バスの、これはコロナ前とコロナ禍を分けて考えたほうがいいとは思うんですけれども、コロナ前で言うと、このコロナ前であっても収支が赤字という形で、平均すると390億円ということになっているのですが、この390億円の赤字分はどういう形で補塡されてきたのでしょうか。

○堀内参考人
 これにつきましては、先ほど申し上げましたが、いわゆる高速バスであるとか、貸切バスとかの利益で補塡しているのが現状でございます。基本的に乗合バス事業そのものは赤字体質ですので、黒字になり得ない状況になっております。

○飯田委員
 それで、内部補塡ということですが、例えばそこの中に、それぞれの自治体から損失補塡というようなことはないのですか。

○堀内参考人
 当然、県からも補助金は頂いておりますし、市町からも補助金は頂いております、赤字部分については。ただ、補助金の性質上、補助金をもらっても黒字にはならないものですから、黒字になる補助金は頂けないという制度になっております。補助金だけでは黒字にはならないと認識はしております。赤字になります。

○飯田委員
 分かりました。確認でということでしたけれども、今日午前中に、野村総研からお話もいろいろ伺ったりしたのですが、自分も思うところがあり、自分は浜松市民なのです。遠鉄バスでということになるんですけれども、先頃も県の議案にも出てまいりましたが、例えばICカードを使ってということで、遠鉄のものがJRと共有ができないんですよね。例えばそういうところで、県内で例えばその互換性というのはどうなんでしょうか。

○堀内参考人
 ICカードにつきましては、遠州鉄道が平成9年ぐらいに一番最初に導入しているんですね。そのときには、ハウスカードといって、遠州鉄道しか使えないカードになったのです。その後、TOICAとSuicaなどが増えてきまして、その後に入れた会社は、いわゆるそこに対応しているカードを入れています。東京のPASMOもそうですし、静鉄ジャストラインはICOCAと連携してとか、そういった形で、いわゆるテンカード対応のカードを入れておりますので、遠州鉄道以外の、以外のって言うとおかしいですが、ICカードを導入しているバス事業者さんは、全て共通カードで利用できます。

○飯田委員
 先ほどラストワンマイルの話もありましたけれども、やはり利用者側からしても、JRと共用できないというところが非常に不便であるということで感じたりしているものです。県内の様子ということで伺ったんですけれども、今後、そこのところも一つの課題かなと思います。
 というのも今、県内で多くの会社の皆さんに乗合バスの運行もしていただいていますけれども、その中で連携というところを考えてみたときに、今JRとの連携と言いましたけれども、バス会社同士の連携というのも、今後、一つの課題になるかなと思うものですから、また一つ、こちらのほうも研究をしてみたいと思います。また御協力のほう、お願いできたらと思います。

お問い合わせ

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