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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成26年12月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:落合 愼悟 議員
質疑・質問日:12/15/2014
会派名:自民改革会議


○落合委員
 けさ7時に藤枝市役所で、年末の交通安全県民運動の出発式がございまして、参加させていただきました。12月は非常に事故が多いということでございます。ぜひ皆さんの力で、できるだけ県内の事故がないようにお願いしたいと思います。
 質問に入ります。一括質問方式でお願いいたします。
 9月定例会の委員会の時に、私から、夜10時ごろから12時ごろに藤枝駅前にぜひ来ていただきたいというお願いをいたしました。来ていただいたようでございまして、本当にうれしく思います。ありがとうございます。
 そこで、迷惑行為等防止条例の運用状況について、昨年10月に施行されて1年でございますが、そのことについて伺いたいと思います。
 迷惑行為等防止条例の運用状況、特に藤枝市内における検挙等の状況を伺いたいと思います。

 また、誘引禁止地域――要は客引きですね――の今後の見直しについて、どのようにお考えなのか、伺いたいと思います。

 2番目の質問に移ります。
 迷惑電話チェッカー実証実験について、藤枝市内の100世帯に無償で2年間取りつけていただきました。迷惑電話チェッカーの機能の概要について伺いたいと思います。

 実証実験で藤枝市を選んだ理由を伺いたいと思います。

 そして、今後モニターを300世帯ぐらいにふやしていきたいということが新聞に載っていますけれども、100世帯の選定基準について伺いたいと思います。

 最後に、装置の購入、維持経費の予算計上の状況について伺いたいと思います。

 3番目の質問に行きます。
 だまされたふり作戦の成果と問題点についてです。
 新聞に載っているんですが、埼玉県警では人手不足により、だまされたふり作戦への協力を断ったということでございます。静岡県では山田県議がだまされたふり作戦に協力して感謝状をいただいたことが新聞に載りました。そのことについて伺いたいと思います。
 本県におけるだまされたふり作戦の状況と成果、だまされたふり作戦を断った事例の有無について教えていただきたいと思います。

 規模の小さい警察署の場合、警察署単独では対応できない状況もあると思います。対応可能な人員が足りないときはどのようにしているのか。以上について伺いたいと思います。

○鈴木生活安全部参事官兼生活安全企画課長
 迷惑行為等防止条例の運用状況等についてお答えいたします。
 初めに、運用状況でございますけれども、この条例の改正日である平成25年10月1日を境に前後1年間を比較したところ、改正前の検挙数128件、123人に対しまして、改正後につきましては147件、137人と19件、14人増加しております。
 そのうち、今回の条例改正により検挙が可能となった、いわゆる風俗営業所以外の客引き――マッサージ店とか、こういうものも含まれますけれども――これらについては、キャバクラのスカウトの勧誘1件、1人を含む8件、8人であります。
 このうち、藤枝警察署管内はどうかという御質問ですけれども、これにつきましては、本年10月24日から12月31日まで、藤枝駅北口繁華街に係る風俗環境浄化対策推進期間ということで、藤枝警察署が独自に設けて取り締まり、パトロール等を強化いたしました。
 期間中に2回、警察本部の保安課との合同での取り締まりを行いまして、2件、2人の客引きを風営法と迷惑防止条例、それぞれ1件ずつ検挙し、現行犯逮捕をしております。

 次に、誘引禁止地域の今後の見直しの関係でございます。
 誘引禁止地域の指定につきましては、主に風俗営業に係る路上での客待ち、あるいはチラシ配りといった誘引行為を地域指定の上で禁止しまして、県民の不安感の除去、安心感の醸成を図ろうとするものであります。現在、静岡市の両替町であるとか、浜松市の千歳町、沼津市の高島町など県下5カ所を禁止地域として指定しているところでございます。
 今後、現在指定している地域以外におきまして、誘引であるとか客待ちが住民の方々の大きな関心として捉えられているケースがあれば、地域自治体はもちろん関係機関等と協議しながら、誘引禁止地域の指定について検討してまいりたいと考えております。
 ただ、この指定にかかわらず、警察といたしましては、県民の不安感をあおっている行為があれば、引き続き積極的な取り締まりを行ってまいりたいと考えております。

○太田刑事部参事官兼生活安全部参事官
 迷惑電話チェッカーの関係であります。
 迷惑電話チェッカーは、これまで特殊詐欺などに使用された電話番号、あるいは受信者側において着信拒否の登録をした電話番号をデータ化して機器内に蓄積します。
 該当する電話番号を受信するとチェッカーのランプが赤色に点灯。着信音は鳴らずに、迷惑電話のおそれがありますというアナウンスが流れて、利用者に注意を促すものでございます。
 今回は、民間企業の協力による実証実験であります。対象地域を絞って集中的に設置し、チェッカーを設置したことによる効果を検証する試みであります。

 藤枝市を選定した理由であります。
 実証実験に参加することとした本年5月現在において、県内の市町別で最もオレオレ詐欺被害件数が多く、警察においてアポ電の認知件数も多かった藤枝市を管轄する藤枝警察署管内を選定することといたしました。

 100世帯の選定基準であります。
 藤枝警察署が管轄する藤枝市に居住の方で、実際に被害に遭った方や高齢者世帯を抽出して、設置の働きかけを行って、企業側の要望も含めまして100世帯に迷惑電話チェッカーを設置いたしました。

 装置の購入、維持経費の予算計上についてでございます。
 迷惑電話チェッカーの装置及び使用料金は、2年間という期間でありますが、事業者から無償で提供を受けております。またナンバーディスプレイ料金は各世帯に負担していただいておりますので、予算上の措置は講じておりません。

 次に、だまされたふり作戦についてでございます。
 まず、だまされたふり作戦の状況と成果について説明いたします。
 本年11月末までに県下で実施しただまされたふり作戦の総数は80件で、7件、9人を検挙しております。このうち2件では、その後の捜査により、犯行を首謀していた暴力団幹部組員らを検挙しております。
 次に、だまされたふり作戦を断った事例は、本県ではありません。

 規模の小さい警察署の場合や対応可能な人員が足りないときの措置についてですが、警察署だけで体制を構築できないときには、捜査第二課や機動捜査隊など警察本部所属にも応援を求め、体制を確立して実施しております。

○落合委員
 ありがとうございます。
 藤枝市の安全を守っていただいていると本当に感じます。
 1点だけ伺いたいのは、この迷惑行為等防止条例ですが、今県内に誘引禁止区域が5カ所あります。藤枝市が昨年10月に誘引禁止区域の指定に手を挙げた際に、それについては待ってもらいたいと言われたと藤枝市の幹部から聞いたんですが、その辺だけちょっと伺いたいなと思います。手を挙げたのか、挙げなかったのか。実際、どうだったんでしょうか。

○鈴木生活安全部参事官兼生活安全企画課長
 当時の詳細については承知しておりませんけれども、担当の係の話で藤枝市とやりとりがあったことは聞いております。そこで待ってくれという話になったかどうかについては、そのときには一応5カ所を指定するということで藤枝市は指定されなかったということで聞いております。

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