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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和6年2月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:佐野 愛子 議員
質疑・質問日:03/08/2024
会派名:ふじのくに県民クラブ


○佐野委員

 分割質問方式でお願いします。

 先ほど8番委員が質問しましたが、産業委員会提出資料6ページの議案第21号について細かいことですが確認させてください。

 働き方改革の一環としての条例改正かと思いますが、議案説明書を見ると企業局の来年度予算の人件費の中に在宅勤務等手当が3,000円計上されています。それは月額なのか日額なのかなど在宅勤務手当の支払基準を伺います。

○岩井経営課長

 在宅勤務手当の関係ですが、具体的な取決めについては先ほど申し上げた管理規定の中で管理者が定めることになっており、これは知事部局と横並びということで3,000円としております。

○佐野委員

 月額3,000円ということですが、細かいことで恐縮ですが、そういった場合は交通費は差し引かれたりするのでしょうか。

 また、もう1つ質問として議案説明資料を見ると知事部局は在宅勤務等手当についてはどの部もあまり計上していないんですね。企業局は丁寧に全て計上しているのですが、何か理由はあるのでしょうか。

○岩井経営課長

 通勤手当の関係ですが、出勤日数の減少に応じて調整する仕組みになっておりますので、これについては知事部局と横並びの形で制度運用していくことになります。

 それから、知事部局は在宅勤務等手当等の条例改正を人事委員会勧告に伴う給与の改定と合わせて12月議会で行っております。

 企業局は、施行が令和6年4月1日ということで、在宅勤務等手当の条例改正を2月議会に提出しております。人事委員会勧告に伴う給与の改定については企業局は条例ではなく給与規定で管理者が定めるため、12月議会に提出する必要がなく、がんセンター局と合わせて今回の2月議会に条例を提出させていただきました。

○佐野委員

 分かりました。

 それだけ管理者が企業局長であって権限があるということですので、もしかして知事部局より厚い手当をすれば企業局のステータスも上がると思いますので、収入の度合いによって企業局職員の士気が上がるようなこともできるのではないかと思います。

 働き方改革はいろいろあると思いますが、企業局の独自性を出すのもいいのかなという感想を持ちました。ぜひとも頑張ってください。

 次に、説明資料10ページで牧之原萩間工業用地をオーダーメード方式でスズキ株式会社が使うとのことですが、その使い道は工場なのか研究開発として次世代モビリティーの開発――空飛ぶ自動車をスズキ株式会社もやっていて、今あそこに試走コースもありますが――のようなものに使うのか、そういった中身等はつかんでいるのでしょうか。工場だと通勤する人も増えるし地域の開発等も変わってくると思いますが、もし情報があったら教えてください。

○福石地域整備課長

 企業局が聞いている情報ですと、次世代モビリティーの研究開発拠点にしたいとのことで、製造というよりは研究所の建物が建つと伺っております。

○佐野委員

 大変広い敷地ですので、直接地元に関係あるとしたら通勤の道路整備になると思いますので、地域の皆さんと情報共有しながら進めていただきたいと思います。

 蛇足ではありますが、今盛土条例でいろいろ県の盛土に関する規制と国の法律のことも課題となっています。

 牧之原萩間工業用地造成も谷を埋めて山を削る大きな工事になると思いますが、これは公共事業ということで盛土条例等に対する影響等はないのでしょうか。

○福石地域整備課長

 盛土条例に対する企業局の対応についてお答えします。

 県企業局が造成主体となる場合につきましては、盛土規制法や県盛土条例による許可手続が不要となっておりますが、法令中には土壌調査や水質調査など企業局の事業にも適用される規定があります。

 また、企業局が実施する工業用地造成は主に都市計画法や森林法の開発行為に該当し、各許可権者と調整を行いながら進めることになります。

 したがいまして、事業化した地区におきましては個別法の技術基準を遵守するとともに、今申し上げました盛土規制法、盛土条例の趣旨にのっとった対応も必要になるということで、そこは十分注意しながら進めてまいります。

○佐野委員

 公共事業で対象外になりながらも、しっかりと基準を守らなければならないと理解しました。

 県の名前を付けての開発事業になりますので市民のお手本になるような、また実際に工事をやってみて課題等がありましたらそれを進言するような実施部隊だと思います。ぜひともいい見本となるような形で進めていただければと思います。

 次に、説明資料10ページの3新たな工業用地の開発に向けた取組として湖西市内山地区と藤枝市内谷地区がありますが、こちらは地元から要請があって企業も名乗りを上げたオーダーメード方式で進んでいるということでよろしいでしょうか。

○福石地域整備課長

 現時点でこの方式でやろうと決まっているわけではありません。進出企業も決まっているわけではありませんが、市と話をしている感触の中では企業局が造成した用地を市が一括で買い取り、市が企業誘致を進めるセミオーダーメード方式が一番なじむのではないのかという考え方で進めております。ただ現在各市とも協議を進めているところですので、その中で造成方式を確定していきたいと考えております。

○佐野委員

 分かりました。マッチングが一番大事だと思いますので、ニーズに合ったものを造らないとお互いにとってそごが生じますよね。ですのでもう少し詰めていただいて、オーダーメード方式というか要望に合ったものを造ったほうがいいのではないかと思います。

 令和4年から調査をしているとのことですので、また企業局の売りになるような形になってスムーズに進むことを期待したいと思います。

 藤枝市高田地区に造っていただいた工業団地は、本当にきれいに整備していただき、市道も広くなり地域の活性化に寄与していると思います。地域にとっても大きな期待となる造成地ですので、スムーズに進むことを期待しています。

 企業局として様々な投資をしないと収入も入ってこないので、長期的な視野を持つことも大事ですけれども、職員の皆さんの士気を上げたり、また皆さんが培ったさまざまなアイデアを県全体に披露するなどいろいろなところでこれからも頑張っていただきたいと思います。ありがとうございました。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp